また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

HOME > nomoshinさんのHP > 日記

日記

シルバーステージ nomoshin Standard

カテゴリー「山岳図書」の日記リスト 全体に公開

2019年 04月 12日 16:28山岳図書レビュー(書籍)

「雪原の足あと」 最近読んだ山の本

★「雪原の足あと」坂本直行/著(茗渓堂、1965年4月) 当初は今朝から1泊2日で中央アルプスに出かけようと計画していたのですが、なんだか雪崩が怖くなって中止にしました。その代わりに晴耕雨読ではありませんが、坂本直行著の画文集「雪原の足あと」をじっくりと楽しみました。 アイヌの「又吉」の
  7 
2018年 08月 30日 14:40山岳図書レビュー(書籍)

「私たちのエベレスト」 最近読んだ山の本

★「私たちのエベレスト」日本女子登山隊/著(読売新聞社、1975年11月) 田部井淳子さんに関連する図書の読書を継続中。これは、女性として世界で初めてエベレスト登頂に成功した日本女子登山隊の公式記録ともいうべき図書で、遠征隊のほぼすべての内容が網羅されています。登山隊のスポンサーだった読売新聞
  14 
2018年 08月 14日 13:23山岳図書レビュー(書籍)

「さわやかに山へ」 最近読んだ山の本

★「さわやかに山へ」田部井淳子/著(東京新聞出版局、1997年6月) 田部井淳子さんに関連する図書の読書を継続中。写真が相当数収録されています。章立てとしては次の通り: (1)今までのこと、これからのこと…まえがきにかえて (2)スイスアルプス…ワクワクの出会いと感動 (3)ネパールヒマ
  13 
2018年 08月 03日 17:12山岳図書レビュー(書籍)

「女たちの山」 最近読んだ山の本

★「女たちの山 シシャパンマに挑んだ女子隊9人の決算」落合誓子/著(山渓ノンフィクション・ブックス、山と溪谷社、1982年12月) 先に読み終わった北村節子さん著の「ピッケルと口紅」でちょっと(ネガティブに)紹介されていた図書です。正直、後味の悪い本ですので積極的にお薦めすることはしません。後
  15 
2018年 07月 24日 11:37山岳図書

「ピッケルと口紅」 最近読んだ山の本

副題「女たちの地球山旅」。東京新聞出版局から1997年3月に発行されたもの。本書の宣伝的な紹介文:「世界初の女性エベレスト登頂者にして、世界七大陸最高峰踏破者・田部井淳子の周りに、そうそうたる女性クライマーが集まった。そこへ山好きのお嬢様記者が乱入。ハラハラドキドキの女達の山行記。」 お嬢様記者とい
  23   3 
2018年 07月 04日 09:45山岳図書レビュー(書籍)

「エプロンはずして夢の山」 最近読んだ山の本

故・田部井淳子さんに関する図書を古い物から読んでいこうという企画の第5弾。1996年6月に東京新聞出版局から発行されたものです。「あとがき」によれば、1995年9月から1996年1月まで、東京新聞(ならびに系列の中日新聞、北陸中日新聞)に連載された「この道」をまとめたものとのことです。  カラ
  21 
2018年 06月 22日 10:58山岳図書レビュー(書籍)

「山の頂の向こうに」 最近読んだ山の本

故・田部井淳子さんに関する図書を古い物から読んでいこうという企画の第4弾。1995年6月に佼成出版社から発行されたものです。プロローグに続き、全36編のエッセイが5つの章立てに構成、掲載されています。最終ページにある「初出誌一覧」をみると、36編のうちの28編は、雑誌などに掲載されたものであることが
  15 
2018年 06月 07日 08:21山岳図書レビュー(書籍)

「七大陸最高峰に立って」 最近読んだ山の本

故・田部井淳子さんに関する図書を古い物から読んでいこうという企画の第3弾。田部井さんの著書としては2作目で、1作目の「エベレスト・ママさん」から15年ぶりとなる1992年11月に小学館から発行されたものです。  タイトルの通り「七大陸最高峰」に登った時のお話ですが、全部で7章ではなく。8章から
  27 
2018年 06月 01日 12:58山岳図書レビュー(書籍)

「エベレスト・ママさん 山登り半生記」 最近読んだ山の本

故・田部井淳子さんに関する図書を読んでいこうという企画の第2弾。私がまず手にしたのは新潮文庫に収録されているもの(下記(2))ですが、初版含め全部で4つのバージョンがあります: ----- (1)「エベレスト・ママさん 山登り半生記」山と渓谷社、1978年12月30日. (2)「エベレスト・マ
  17 
2018年 05月 04日 13:12山岳図書レビュー(書籍)

「アンナプルナ 女の戦い7577m」 最近読んだ山の本

故・田部井淳子さんに関する図書を古い物から読んでいこうという企画の第1弾。昭和48年(1973年)2月20日に中日新聞東京本社・東京新聞出版局から出版されたもので、1970年5月19日に女子登山隊として初めてヒマラヤの高峰・アンナプルナ靴愿伉困棒功した記録を残すために編纂されたものです。女子登攀ク
  21   10 
2018年 05月 01日 10:05山岳図書レビュー(書籍)

「てっぺん 我が妻・田部井淳子の生き方」 最近読んだ山の本

2016年10月20日に逝去された田部井(旧姓・石橋)淳子さんのご主人・田部井政伸氏の著書で2017年7月1日に宝島社から出版。  淳子さんが女性として初めて世界最高峰(エヴェレスト)に登頂してからは、田部井さんのご主人と呼ばれることになってしまったが、もともとは先鋭的なクライマー。ヨーロッパ
  18   2 
2018年 04月 20日 21:55山岳図書レビュー(書籍)

「アティカス、冒険と人生をくれた犬」 最近読んだ山の本

原題「Following Atticus」は2011年に出版され、日本語版が2017年12月に集英社から出版された図書。地元の図書館でたまたま見つけました。  アメリカ合衆国北東部(ニューハンプシャー州)・ホワイト山地の“4000フッター(1200m峰、全部で48座)”を5年間で450峰(冬季は2
  5 
2018年 04月 10日 10:10山岳図書レビュー(書籍)

「再発! それでもわたしは山に登る」 最近読んだ山の本

2013年9月に出版された「それでもわたしは山に登る」の続編的なタイトルで、2016年12月に同じく文藝春秋社から出版された田部井淳子さんの遺稿本。  2014年10月に再発したガンと付き合いながらも講演に全国を回り、歌を唄い、山に登り、そして、高校生ら若い世代や女性たちに山を登る楽しみを伝授
  32   4 
2018年 04月 06日 20:04山岳図書レビュー(書籍)

「それでもわたしは山に登る」 最近読んだ山の本

田部井淳子さんが執筆し、2013年9月に文藝春秋社から出版された「それでもわたしは山に登る」を読みました。  とても読みやすい本で一気に読み終わった印象です。2つの章から構成されていて、第1章は「山から学んだこと」というタイトルでかつての(多くは厳しい)山行の中での経験をベースにした貴重な教訓
  30 
2017年 11月 19日 10:04山岳図書レビュー(書籍)

「ヒマラヤ冒険物語」 最近読んだ山の本

★「ヒマラヤ冒険物語」クリス・ボニントン/著、田口二郎訳(岩波書店・同時代ライブラリー110、1992年4月)  岩波書店から1987年に出版された「現代の冒険 上;山・極地・河」(ちなみに残りは、下;海・空・洞窟・宇宙)の中の「山」部分を改題し、「同時代ライブラリー」シリーズに組み入れたもの
  10 
2017年 11月 08日 08:20山岳図書レビュー(書籍)

「ツキノワグマ」 最近読んだ山の本

★「ツキノワグマ」宮崎学/著(偕成社、2006年10月) 最近読んだ「森の探偵」の著者・宮崎学氏が2006年10月に出版していた本。児童図書として出版されているようで、漢字にはルビが振られています(図書館のラベルでは「小5」とあるので小学5年生向き?)。著者の本拠地である中央アルプス伊那谷(中
  33   2 
2017年 11月 07日 09:53山岳図書レビュー(書籍)

「エベレスト50年の挑戦」 最近読んだ山の本

★「エベレスト50年の挑戦」ジャムリン・テンジン・ノルゲイ/著、ブロートン・コバーン/著、海津正彦/訳、増島みどり/プロデュース(廣済堂出版、2003年6月) ヒラリーとともに人類初のエヴェレスト登頂者となったテンジン・ノルゲイの3番目の妻(ダクー)との間の2番目の息子であるジャムリン・テンジ
  9 
2017年 10月 20日 09:17山岳図書レビュー(書籍)

「森の探偵」 最近読んだ山の本

★「森の探偵」宮崎学、小原真史/文・構成(亜紀書房、2017年5月) 副題は「無人カメラがとらえた日本の自然」。自然界の報道写真家・宮崎学氏(1949年生まれ、長野県伊那谷出身)とその作品を紹介・解説した成書。キュレーターの小原(こはら)氏が宮崎氏にインタビュー取材して執筆した形式となっていま
  13 
2017年 10月 17日 09:01山岳図書レビュー(書籍)

「わが山エヴェレスト テンジン自伝」 最近読んだ山の本

★「わが山エヴェレスト テンジン自伝」テンジン/述、マルコム・バーンズ/筆、吉永定雄/訳(白水社、1979年8月) エヴェレスト初登頂者の一人、テンジン・ノルゲイの2冊目の自伝(テンジンは文盲のため、1冊目と同様に口述ベース)であり、エヴェレスト登頂後の人生について語っている。 ヒマ
  8 
2017年 09月 29日 14:18山岳図書レビュー(書籍)

「テンジン エベレスト登頂とシェルパ英雄伝」 最近読んだ山の本

★「テンジン エベレスト登頂とシェルパ英雄伝」ジュディ&タシ・テンジン/著、丸田浩/訳、広川弓子/訳(晶文社、2003年4月) エベレスト初登頂者の一人、テンジン・ノルゲイの孫とその奥さん(オーストラリア人)が書いた本の邦訳。原題は「TENZING AND THE SHERPAS OF E
  15 
2017年 08月 22日 14:02山岳図書レビュー(書籍)

「ヒラリー自伝」 最近読んだ山の本

★「ヒラリー自伝」エドモンド・ヒラリー、吉沢一郎/訳(草思社、1977年10月) 素晴らしく、そして、読み応えのある良書でした。エドマンド・ヒラリーと言えば、世界最高峰・エヴェレスト初登頂者であることは有名ですし、その麓にシェルパを含む現地の子供たちのために学校や病院を作っていたことは知っ
  12 
2017年 06月 27日 18:11山岳図書レビュー(書籍)

「シェルパ」 最近読んだ山の本

★「シェルパ ヒマラヤの栄光と死」根深誠著(山と渓谷社、1998年9月) 根深氏の力作。同氏の著作はこれまでに2冊読んでいました(「風の瞑想ヒマラヤ(1989年6月)」「ヒマラヤのドン・キホーテ(2010年11月)」)。この本も読みごたえがあります。長期にわたって現地取材を重ね、ようやく上梓し
  13 
2017年 06月 16日 19:06山岳図書レビュー(書籍)

「生き残る技術」 最近読んだ山の本

★「生き残る技術」小西浩文著(講談社+α新書、2019年12月) 副題に、「無酸素登頂トップクライマーの限界を超える極意」とあります。8000m峰14座の無酸素登頂を目指している小西浩文氏(1962年石川県生まれ)がおそらく企業人向け講演会で話された内容をベースにして執筆されたビジネス書。どう
  10 
2017年 06月 14日 18:34山岳図書レビュー(書籍)

「ヒマラヤ探検史」 最近読んだ山の本

★「ヒマラヤ探検史」フィリップ・パーカー編/ピーター・ヒラリー序文/藤原多伽夫訳(東洋書林、2015年2月) 2015年2月に東洋書林という聞きなれない出版社から発刊された「ヒマラヤ探検史」を読み終わりました。副題に「地勢・文化から現代登山まで」とあり、原著は英国で2013年に出版されていてフ
  10 
2017年 04月 28日 22:55山岳図書レビュー(書籍)

「死者は還らず」 しばらく前に読んだ山の本

★「死者は還らず 山岳遭難の現実」丸山直樹著(山と渓谷社、1998年3月) 9編から構成され、8つの遭難案件を検証・考察しています。9編のうち、6編は「岳人」に掲載され、2編は「山と渓谷」に掲載されたものをベースに、加筆修正して単行本化したものとのこと。また、最後の1編は「遺族」というタイトル
  12 
2017年 04月 27日 17:50山岳図書レビュー(書籍)

「私のエベレスト峰」 最近読んだ山の本

★「私のエベレスト峰」柳沢勝輔著(しなのき書房、2008年7月) 著者は1936年3月20日生まれで、信州大学山岳部OB。59歳でヒマラヤへ(ヤラピーク峰)、63歳の時にハンテグリ峰で7000m峰登頂。2006年10月にチョー・オユーで8000m峰登頂(70歳)、その山頂から見たエベレストに魅
  10 
2017年 04月 26日 08:54山岳図書レビュー(書籍)

「山稜の読書家」 しばらく前に読んだ山の本

★「山稜の読書家」島田巽著(茗渓堂、1985年9月) 質、量、ともに重たく、図書室から何度も貸し出してやっと読了したもの。著者は慶大出身で朝日新聞で図書の編集なども担当された方。山岳系のみならずさまざまな雑誌などで書評や追悼文を記載したりしており、それらを整理してまとめた本。エベレスト初登頂前
  10 
2017年 04月 25日 08:17山岳図書レビュー(書籍)

「富士山に千回登りました」 しばらく前に読んだ山の本

★「富士山に千回登りました」實川欣伸著(日本経済新聞出版社、2011年7月) 著者は1943年7月3日生まれ。1985年8月15日に家族5人で最初の富士登山。2回目は1987年、3回目は1990年7月7日でこの年に5回、1991年5回、1992年22回。2005年に定年を迎え、回数が一気に増え
  11   2 
2017年 04月 24日 08:47山岳図書レビュー(書籍)

「単騎遠征」 最近読んだ山の本

★「単騎遠征」福島安正著(筑摩書房・世界ノンフィクション全集3、1960年6月) 明治25(1892)年2月11日にベルリンを出発し、翌明治26年6月12日にウラジオストクに到着するまで488日間、約1万5千kmのヨーロッパ大陸(ウラル山脈以西)およびアジア大陸(ウラル山脈以東)の横断記。タイ
  8   2 
2017年 04月 23日 08:06山岳図書レビュー(書籍)

「わがエヴェレスト」 最近読んだ山の本

★「わがエヴェレスト」エドマンド・ヒラリー著(松方三郎・島田巽/訳)(筑摩書房・世界ノンフィクション全集3、1960年6月) 原題は“High Adventure”で1955年に出版されたものの邦訳版。原著は12章から構成されているそうですが、第1〜6章は省略されており、「一九五三年のエヴェレ
  15   2 
2017年 04月 08日 08:38山岳図書レビュー(書籍)

「登山不適格者」 しばらく前に読んだ山の本

★「登山不適格者」岩崎元郎著(日本放送出版協会・生活人新書072、2003年6月) 中高年登山者が増える中で、あきれるような場面に出くわしている著者が、警鐘を鳴らしているもの。NHKで「中高年のための登山学」を担当した縁で、NHK出版から発刊された模様。経験のある登山者からみれば、ほとんどは当
  19 
2017年 04月 07日 07:25山岳図書レビュー(書籍)

「生還」 しばらく前に読んだ山の本

★「生還」羽根田治著(山と渓谷社、2000年11月) 遭難しながらも生還した一般登山者の事例研究集。7つの事例が取り上げられていますが、それらとは別にまえがきにも2つの事例が含まれているので、合計9つの事例を分析しています。かつて雑誌「山と渓谷」に掲載されたものを単行本化したものらしい。じっと
  15 
2017年 04月 06日 20:23山岳図書レビュー(書籍)

「おかあさんは今、山登りに夢中」「お母さんの歩いた山道」 しばらく前に読んだ山の本

★「おかあさんは今、山登りに夢中」斉藤清子著(山と渓谷社、1985年6月) 30代半ばになってから山登りに目覚めた静岡県の主婦の書き物。内容は、これから山をはじめようとしている主婦に向けてアドバイス的なことがらをとりとめもなくつらつらと書き綴ったもの。家事や子育てをしながらの工夫などのほか、教育論
  8 
2017年 03月 23日 21:00山岳図書レビュー(書籍)

「植村直己と山で一泊」 最近読んだ山の本

★「植村直己と山で一泊」ビーパル編集部(小学館・小学館ライブラリー703、1993年8月) 副題に「登山靴を脱いだ冒険家、最後の世間話」とあります。練馬区立小竹図書館の書架にあるのをたまたま見つけた図書。2017年3月18-20日の三連休(春分の日)の山行に携行し、青春18きっぷの車中で読み耽
  17 
2017年 03月 21日 23:09山岳図書レビュー(書籍)

「山を遊びつくせ」 しばらく前に読んだ山の本

★「山を遊びつくせ」柏瀬祐之著(白水社、1982年6月) Amazonで購入した古本(224円+送料257円)。「岩と雪」「岳人」「山と渓谷」などの雑誌に掲載された小文をまとめたもの。作者ならではの視点で鋭く、深く、考察している論文集の性格。アルピニズム終焉後のあり方を議論したとてもまじめなも
  11 
2017年 03月 16日 12:14山岳図書レビュー(書籍)

「七十歳はまだ青春」 しばらく前に読んだ山の本

★「七十歳はまだ青春」脇坂順一著(山と渓谷社、1984年1月) いやはや凄い人がいたものです。著者はお医者さん(1913年3月福岡市生まれ、九大医学部出身で久留米大学医学部教授)。古希のお祝いがマッターホルンで、しかも第十登。1961年8月(48歳)のメンヒから始まった山行歴が、1983年8月
  14 
2017年 03月 09日 23:19山岳図書レビュー(書籍)

「山宿スケッチ帖」 しばらく前に読んだ山の本

★「山宿スケッチ帖」岡部一彦著(白山書房、1993年3月) 著者は画家ですが、学生時代は岩稜を含めて山に通っていたそうです。この本は、通販会社が出版している雑誌に連載されていた文章を、白水社の社長と遠藤甲太氏が単行本に編集し直したもの。いわゆる「秘境」の宿を紹介するもので、四季に対応した4つの
  10 
2017年 03月 07日 23:40山岳図書レビュー(書籍)

「忘れえぬ山の人びと」 しばらく前に読んだ山の本

★「忘れえぬ山の人びと」望月達夫著(茗渓堂、1986年8月) 著者・望月達夫氏の山仲間19名に関する既発表文章(追悼文など)を中心に、書下ろしも追加して単行本にしたもの。東京商大(一橋大)および日本山岳会の関係者が多数含まれています。また、訳書関連で英国人2人も含まれています。人物名(敬称略)
  11 
2017年 03月 03日 20:54山岳図書レビュー(書籍)

「僕の単独行」 しばらく前に読んだ山の本

★「僕の単独行」原伸也著(山と渓谷社、エーデルワイスブックスぁ1993年6月) 新書版。最初手に取った感じでは、うさんくさい、自主出版向きの個人山行集かと思ったが、自慢話は自慢話でも共感の持てる、つまり、自分とスタイルが似ている人だということが分かり、すらすらと一気に読んでしまった。1953
  12 
2017年 02月 28日 18:31山岳図書レビュー(書籍)

「僕はやっぱり山と人が好き」しばらく前に読んだ山の本

★「僕はやっぱり山と人が好き」沢野ひとし著(角川書店、角川文庫、1995年7月) 1987年11月に山と渓谷社から出版された同名の単行本を、約10年後(正確には8年弱後)に角川文庫として発行したもの。著者・沢野ひとし氏と18人の山関係者との対談で構成されています。それぞれの節の最後には、「後記
  6 
2017年 02月 27日 12:42山岳図書レビュー(書籍)

「秘話ある山河」・「日本の秘境」 しばらく前に読んだ山の本

★「秘話ある山河」岡田喜秋著(平凡社、平凡社ライブラリー、1998年11月) 著者の岡田喜秋氏(大正15年=昭和元年=1926年生まれ、東北大経済学部社会地理学専攻)は、JTBの雑誌「旅」の編集長を1959年から12年間務めた方です。同誌に発表した紀行文をメインに、一冊の本にまとめたのが本書。
  14   2 
2017年 02月 25日 13:50山岳図書レビュー(書籍)

「二人のアキラ、美枝子の山」・「ふたりのアキラ」 しばらく前に読んだ山の本

★「二人のアキラ、美枝子の山」平塚晶人著(文藝春秋、2004年7月) ★「ふたりのアキラ」平塚晶人著(山と溪谷社、ヤマケイ文庫、2014年4月) 松濤明(1922生)と奥山章(1926生)という二人のアキラと、芳田(→奥山→山田)美枝子(1930生)さんとの関係をテーマに、登山家でもある著者
  8 
2017年 02月 24日 19:14山岳図書レビュー(書籍)

「穂高に死す」 しばらく前に読んだ山の本

★「穂高に死す」安川茂雄著(山と渓谷社、ヤマケイ文庫、2015年7月) 穂高周辺で遭難死した人たちの話が、全11編で構成されています。ヤマケイ文庫に収録されていますが、そもそもは三笠書房から1965年7月に出版された同名の図書を底本としているとのことですので、古いもの(明治38年、昭和3年、昭
  12 
2017年 02月 22日 17:56山岳図書レビュー(書籍)

「源流の呼ぶ声」 しばらく前に読んだ山の本

★「源流の呼ぶ声」西野喜与衛著(白山書房、1994年5月) 1982年に岳(ヌプリ)書房から出版された「源流は呼んでいる」を前々回(2017年2月19日の日記)で取り上げました。本書はそれをベースに、その10年余り後に、(岳書房が倒産したことから)白山書房から出版されたものです。底本の第3
  7 
2017年 02月 20日 18:18山岳図書レビュー(書籍)

「黎明の北アルプス」 しばらく前に読んだ山の本

★「黎明の北アルプス」三井嘉雄著(岳(ヌプリ)書房、1983年7月) 一つ前の日記で取り上げた「源流は呼んでいる」の出版社が「岳」と書いて「ヌプリ」と読ませるところだったので、同じ出版社の図書を探して読んでみたというわけです。本書は、大町山岳博物館の刊行物「山と博物館」と山岳文芸誌「アルプ」に
  12   2 
2017年 02月 19日 14:18山岳図書レビュー(書籍)

「源流は呼んでいる」 しばらく前に読んだ山の本

「源流は呼んでいる 山と、イワナ、ヤマメと仲間たち」西野喜与衛著(岳(ヌプリ)書房、1982年6月) これは素晴らしい本。良い本に出会えて幸せな気分に浸りました。作者の西野さんは慶大卒なので、槇有恒→加藤喜一郎と続く先輩を持っていますね。巻末の著者紹介によれば、京王百貨店の人事部能力開発課課長
  13 
2017年 02月 18日 21:49山岳図書レビュー(書籍)

「知的登山のススメ」 しばらく前に読んだ山の本

★「知的登山のススメ」浅野孝一著(山と渓谷社、YAMA BOOKS (23)、1992年9月) 気軽に読める新書版でした。古い山の本の解説も多く、特に地誌について詳しいところは参考図書として貴重な位置づけでしょう。ハウツーもの(実は私は大の苦手)ですが、著書の人柄のおかげなのでしょうか、読後感
  12 
2017年 02月 17日 18:39山岳図書レビュー(書籍)

「NO LIMIT」 しばらく前に読んだ山の本

★「NO LIMIT 自分を超える方法」栗城史多著(サンクチュアリ出版、2010年11月) 著者は1982年生まれのインターネット世代。高峰(無酸素、単独)からのインターネット生中継で世界の人と挑戦を共有しようというコンセプトで活動しているとのこと。装丁も今時風で、山野井さんの本を読んだ直後だ
  9 
2017年 02月 16日 17:23山岳図書レビュー(書籍)

「アルピニズムと死」 しばらく前に読んだ山の本

★「アルピニズムと死 僕が登り続けてこられた理由」山野井泰史著(山と渓谷社、ヤマケイ新書、2014年11月) 山野井泰史さんが自ら執筆した半生記です。山野井さんに関する図書としては、これより前に出版された「垂直の記憶 岩と雪の7章」(山野井泰史著、山と渓谷社、2004年4月、ヤマケイ文庫版は2
  14   3 
2017年 02月 15日 12:36山岳図書レビュー(書籍)

「チョモランマ単独行」 しばらく前に読んだ山の本

★「チョモランマ単独行」ラインホルト・メスナー著(山と渓谷社、1985年4月) メスナーの単独登頂のストーリーだけでなく、エベレストの登頂に関する歴史的な情報が十分に含まれています。マロリーとアーヴィンのことはもちろんですが、単独行でエベレスト登頂を目指し、最後は遭難死したモーリス・ウィルソン
  10 
2017年 02月 14日 12:20山岳図書レビュー(書籍)

「エベレストに消えた息子よ」 しばらく前に読んだ山の本

★「エベレストに消えた息子よ 加藤保男‐栄光と悲劇の生涯」 加藤ハナ著(山渓ノンフィクション・ブックス、山と渓谷社、1984年1月) タイトルのイメージから、当初は母の目線がややもするとうっとおしく感じられる内容かな、と邪推していましたが、読み進んでみると本当に立派なお母さんであることが良く
  15   2 
2017年 02月 13日 23:44山岳図書レビュー(書籍)

「さ・え・ら伝記ライブラリー」 しばらく前に読んだ山の本

今回レポートするのは、 「さ・え・ら書房」から出版された「さ・え・ら伝記ライブラリー」のシリーズから、山岳や秘境・辺境の冒険ものです。伝記ですので、ここでは登場する人の名前を挙げる程度にとどめます。歴史上の有名人の方々が登場していますが、これらの図書を読むまで、存じ上げない方も多く含まれていましたの
  9 
2017年 02月 12日 16:02山岳図書レビュー(書籍)

「栂海新道を拓く」

★「栂海新道を拓く 夢の縦走路にかけた青春」小野健著(山と渓谷社、2010年10月)  著者の小野健氏には、栂海新道を歩いた時に、たまたま栂海山荘にいらっしゃって、直接お会いしたことがあります。すでにその当時から有名な方でしたので、一緒に写真をとらせて頂きました(3枚目の写真)。これが2010
  17 
2017年 02月 11日 08:07山岳図書レビュー(書籍)

「エヴェレストへの長い道」 しばらく前に読んだ山の本

(まえがき)2年弱前まで、ヤマレコの日記欄に「最近読んだ山の本」を付記して、読了メモを記載していたのですが、その後、ずーっとさぼっておりました。「晴○雨読」は継続しており、ごく簡単なメモは残していましたので、それをベースに、「しばらく前に・・・」と付記を変更して、復活させたいと思います。 ★「
  10   2 
2015年 05月 08日 18:05山岳図書レビュー(書籍)

「風の瞑想ヒマラヤ」 最近読んだ山の本

 根深誠さんの「風の瞑想ヒマラヤ」を読み終わりました。この本は、1989年6月に立風書房から単行本として出版されました。その後10年近くが経過した1997年12月に中央公論社の中公文庫に収録されています。但し、両者は同一ではなく、前者は3つの章で構成されていましたが、その第1章が文庫本には含まれてい
  8 
2015年 04月 05日 22:32山岳図書レビュー(書籍)

「五十歳からのヒマラヤ」最近読んだ山の本

 「五十歳からのヒマラヤ」(石川富康著、山と渓谷社、1996年6月)を読み終わりました。副題に「四つの八千メートル峰登頂」とあります。巻末の著者紹介によると、石川氏は、1936年11月生まれで、(有)穂高スポーツの代表取締役とのこと。これを見て、この本が還暦記念の出版であることが読み取れます。
  8 
2015年 03月 28日 09:03山岳図書レビュー(書籍)

「ヒマラヤのドン・キホーテ」 最近読んだ山の本

 「ヒマラヤのドン・キホーテ」(根深誠著、中央公論新社、2010年11月)を読み終わりました。副題に「ネパール人になった日本人・宮原巍の挑戦」とあります通り、がネパールに住み着いて、トランス・ヒマラヤン・ツアー社を設立し、「ホテル・エヴェレスト・ビュー」や「ホテル・ヒマラヤ・カトマンズ」を建設した宮
  3 
2015年 03月 14日 13:21山岳図書レビュー(書籍)

「悠久の時を旅する」 最近読んだ山の本

「悠久の時を旅する」(星野道夫著、クレヴィス、2012年12月)を読み終わりました。1996年に取材中にヒグマに襲われて43歳で亡くなった写真家の業績をコンパクトに纏めた写真&随筆集です。同氏のことを手っ取り早く知るには、好適な一冊だと思います。生誕60周年を記念して出版されたものでしょう。
  9 
2015年 03月 12日 20:37山岳図書レビュー(書籍)

「還暦のエベレスト」 最近読んだ山の本

「還暦のエベレスト」(1995年11月/山と渓谷社、2011年9月/中公文庫)を読み終わりました。 タイトルにも惹かれました(自分が還暦に近づきつつあるので)が、著者の宮原巍氏(1934年生)が「ホテル・エヴェレスト・ヴュー」を建設したオーナーであり、現在はネパールの国籍もお持ちだということで
  8   2 
2015年 03月 03日 19:38山岳図書レビュー(書籍)

「ぼくは冒険案内人」 最近読んだ山の本

「ぼくは冒険案内人」(近藤謙司著、山と渓谷社)を読み終わりました。2014年12月発行でして、山と渓谷誌2015年2月号にも「おすすめの本」コーナーで紹介されていました。その書評(貫田宗男氏)には、「文体が傍で話しているかのような口語なのが、きどらない著者の人柄を表しているようだ。」とあります。
  8 
2015年 03月 01日 08:52山岳図書レビュー(書籍)

「冬のデナリ」 最近読んだ山の本

「冬のデナリ」(西前四郎著、福音館日曜日文庫、1996年11月)を読み終わりました。山岳書ですが、他の本とは違ったいくつかの特徴がある図書です。まず、本人が「ジロー」という名前に代わって登場しています。客観的にならないとこの本を書くことができなかったと、あとがきで触れています。次に、児童書に分類され
  16   2 
2015年 02月 14日 13:03山岳図書レビュー(書籍)

「無償の征服者」 最近読んだ山の本

リオネル・テレイ(Lionel Terray)著「無償の征服者」(1966、二見書房、THE MOUNTAINSシリーズNo.7)を読み終わりました。副題に「アルプスからヒマラヤへ」とありますが、原題は「LES CONQUERANTS DE L'INUTILE Des Alpes a l' Anna
  8   2 
2015年 01月 22日 18:29山岳図書レビュー(書籍)

「ジャヌーへのたたかい」 最近読んだ山の本

 「ジャヌーへのたたかい」(ジャン・フランコ&リオネル・テレイ著、近藤等訳)を読み終わりました。筑摩書房から出版されている「現代世界ノンフィクション全集 21」(1966年8月)およびそのリニューアル版の「世界ノンフィクション ヴェリタ(Verita)21」(1978年4月)に収録されています。「ジ
  7   3 
2015年 01月 20日 14:46山岳図書レビュー(書籍)

「空白の五マイル」 最近読んだ山の本

 「チベットの七年」を読んだ結果、彼の地に興味が湧いたので、「空白の五マイル」(角幡唯介著、集英社、2010年11月)を読んでみました。ツアンポー峡谷を舞台にしており、実は、この前に、「ツアンポー峡谷の謎」(F.キングドン・ウォード著、金子民雄訳、岩波文庫、2000年5月)を手にしたのですが、長編の
  11 
2015年 01月 11日 16:05山岳図書レビュー(書籍)

「チベットの七年」 最近読んだ山の本

「白い蜘蛛」の作者、ハインリッヒ・ハラーの「チベットの七年」を読みました。いくつかの版があるようなのですが、1955年に新潮社から近藤等訳で出版されたものをまず手にしました。角川文庫に収録された「セブン・イヤーズ・インチベット」(1997年発行、福田宏年訳)も手にしました。後者の方には、ダライラマに
  17 
2014年 12月 14日 23:27山岳図書レビュー(書籍)

「冬のアイガー北壁初登攀」 最近読んだ山の本

 「冬のアイガー北壁初登攀」(トニー・ヒーベラー著、横川文雄訳、ベースボール・マガジン社発行、1964年1月)を読み終わりました。著者を含む4人のドイツ人パーティが、アイガー北壁の冬季初登攀に成功する物語です。登攀時期は1961年3月6-12日で、これがアイガー北壁の第18登。これ以前はすべて夏(7
  10 
2014年 12月 11日 19:39山岳図書レビュー(書籍)

「白い蜘蛛」 最近読んだ山の本

 「白い蜘蛛Die Weisse Spinne」(Heinrich Harrer/ハインリッヒ・ハラー著)をようやく読み終わりました。時間がかかったのには分けがあります。まず、この本の一部である「アイガー北壁の初登攀(Die Erstbesteigung der Eiger-Nordwand)」をそ
  12   4 
2014年 11月 16日 10:02山岳図書レビュー(書籍)

「エヴェレスト」 最近読んだ山の本

 現代世界ノンフィクション全集21(筑摩書房、1966年8月発行)に収録されている「エヴェレスト」(ウィルフレッド・ノイス著、浦松佐美太郎訳)を読み終わりました。原著は、「SOUTH COL. One Man's Adventure on the Ascent of Everest 1953」(Wi
  2   2 
2014年 11月 09日 16:34山岳図書レビュー(書籍)

「八千米の上と下」 最近読んだ山の本

「八千米の上と下」(ヘルマン・ブール著)は、かねてより気になっていた文献。1963年に朋文堂から出版されたらしい図書は手に入らず、それよりも前の1959年(昭和34年)12月に出版されている世界山岳全集第9巻に収録されていたものを読みました。訳者の横川文雄氏の解説によると、ブールの死後、クルト・ディ
  11 
2014年 11月 03日 09:33山岳図書レビュー(書籍)

「ナンガ・パルバート単独行」 最近読んだ山の本

 ヤマケイ文庫に収録されている「ナンガ・パルバート単独行」を読み終わりました。山と渓谷社から最初に出版されたのは、1981年10月とのことです。著者のラインホルト・メスナー氏については、紹介するまでもないと思いますが、8000m峰14座をすべて登った最初の人です。訳者の横川文雄氏は2000年4月に永
  8 
2014年 10月 28日 08:47山岳図書レビュー(書籍)

「星と嵐」 最近読んだ山の本

 ガストン・レビュファの名著「星と嵐」を読み終わりました。 名著だけあって、15ヶ国語ほどに翻訳されて出版されているそうで、日本語訳は、近藤等氏です。和訳もこれまでいくつかの版が出版されているようですし、ヤマケイ文庫にも収録されているようですが、今回私が手にしたのは、集英社から1992年に出版された
  12   4 
2014年 10月 17日 20:20山岳図書レビュー(書籍)

「処女峰アンナプルナ」 最近読んだ山の本

山岳図書の古典名著、モーリスエルゾーグ著「処女峰アンナプルナ」を読み終わりました。もしかしたら、学生時代に読んだことがあったかも知れないのですが、読み終わった今でも、どうだったのかは思い出せないです(情けない・・・)。 お話は、1950年、フランス隊が人類初の8000m峰登頂に成功し、ヒマラヤ
  11   2 
2014年 10月 08日 19:08山岳図書レビュー(書籍)

「渓のおきな一代記」 最近読んだ山の本

 2010年10月にみすず書房から発行された「渓のおきな一代記」を読み終わりました。著者は瀬畑雄三氏で、1940年生、つまり古希(70歳)で出版された本ということになります。瀬畑氏は日光テンカラ釣りの継承者として知られている釣師です。ちなみにテンカラとは、毛鉤(毛針)を使った釣りで、西洋で言うフライ
  15 
2014年 09月 27日 09:43山岳図書レビュー(書籍)

「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」 最近読んだ山の本

 2014年3月に山と渓谷社から復刻された「黒部の山賊」を読み終わりました。フルタイトルは「定本 黒部の山賊 アルプスの怪」です。三俣蓮華小屋(現三俣山荘)の主であった伊藤正一氏の著書です。  お話の舞台・黒部源流域には、2年続けて夏合宿(2013年・8泊9日、2014年・7泊8日)で訪れていまし
  16   2 
2014年 09月 17日 12:02山岳図書レビュー(書籍)

「ヒト、山に登る」 最近読んだ山の本

 柏瀬祐之氏の著書「ヒト、山に登る」を読み終わりました。同氏のことは、1980年頃から出版された日本登山大系(全10巻)の編著者として存じ上げたのが最初でして、かれこれ2年ほど前に「午後三時の山」という味わいのある単行本を楽しませて頂いていたところでした。 http://www.yamareco.
  16 
2014年 09月 09日 23:33山岳図書レビュー(書籍)

「山小屋の主人を訪ねて」最近読んだ山の本

 高桑信一氏シリーズの(当座の)締めくくりとして、東京新聞出版局から2014年3月に発行された「山小屋の主人を訪ねて」を読み終わりました。  東京新聞出版局ですから、月刊雑誌「岳人」系ですが、収録されている全27話の中で、読んだことがあったのは、一番最後の「三俣山荘・小屋閉め同行記」でして、「岳人
  22 
2014年 09月 08日 07:39山岳図書レビュー(書籍)

「タープの張り方 火の熾し方」 最近読んだ山の本

 高桑信一氏シリーズとして、山と渓谷社から2014年4月に発行された「タープの張り方 火の熾し方」を読んでみました。タイトルからするとハウツー本のようですが、副題に「私の道具と野外生活術」とあります通り、著者の道具自慢や独自の小技などを紹介している読み物でして、気軽に楽しく読むことができます。  
  16 
2014年 08月 15日 13:04山岳図書レビュー(書籍)

「山と渓に遊んで」 最近読んだ山の本

 最近、続けざまに高桑信一氏の著作物を読んでいますが、今回は「山と渓に遊んで」(みすず書房、2013年10月発行)です。もともとは月刊「みすず」に計30回(2010.4〜2013.3月号)の連載がベースだとのこと。  さて、読後感はと言うと、正直に言ってしまうと、私にはあまり良い印象を与えませ
  11 
2014年 08月 09日 15:25山岳図書レビュー(書籍)

「山小屋からの贈りもの」 最近読んだ山の本

 高桑信一著「山小屋からの贈りもの」(つり人社、2013年5月発行)を読み終わりました。副題に「飯豊連峰 門内小屋」とあります。  山関連の人脈により、飯豊連峰の門内小屋(新潟県胎内市が管理する避難小屋ですが、夏季には管理人が入る)の管理人として、小屋番をするお話です。時期は、2012年7月5
  25 
2014年 08月 07日 23:28山岳図書レビュー(書籍)

「あの樹に会いに行く」 最近読んだ山の本

 細川剛著「あの樹に会いに行く」を読み終わりました。山と渓谷社から2004年4月に出版された本です。  そもそもは、みずず書房から2005年8月に出版された達人の山旅シリーズ2「森と水の恵み」(高桑信一編)に、細川剛氏の作品が含まれていて、興味を持ったのがきっかけでした。北東北・八甲田山群にあ
  17   2 
2014年 07月 25日 22:12山岳図書レビュー(書籍)

「希望の里暮らし」 最近読んだ山の本

 高桑信一著「希望の里暮らし」を読み終わりました。同氏の「山の仕事、山の暮らし」の続編のような内容で、こちらもつり人社から出版されています(「山の仕事、山の暮らし」は最近、ヤマケイ文庫にも収録されました)。  もともとは月刊つり人別冊「渓流」などに2003〜2010年に掲載されたものだそうです。前
  14 
2014年 07月 20日 19:01山岳図書レビュー(書籍)

「森と水の恵み」 最近読んだ山の本

 前作に続き、みすず書房から2005年8月出版された達人の山旅シリーズを読みました。シリーズ2「森と水の恵み」で編者は高桑信一氏です。ご自身を含む16人の作品で構成されており、最後の池田知沙子さん(出版時にすでに故人)のもの(「みんなちさこの思うがままさ」から転載)を除くとすべて書下ろしだそうです。
  12 
2014年 07月 07日 22:01山岳図書レビュー(書籍)

「山と私の対話」 最近読んだ山の本

 山や自然にもっと近づきたいと漠然とした思いを持っている人たちが刺激を受けるのにうってつけの図書かと思います。みすず書房から2005年8月に出版されていますが、「達人の山旅シリーズ1」の位置づけで、同時期に「シリーズ2」も出版されています。  第1章「機ゥ愁蹈ライマーとして」、第2章「供ゥ◆璽
  16 
2014年 07月 06日 23:27山岳図書レビュー(書籍)

「目がさめたら沢の音」 最近読んだ山の本

 なかなか面白い、そして読後感の良い本でした。タイトルも良い感じです。サブタイトルには、「“沢惚けたち”による、ささやかな沢の記録」とあります。つり人社から出版されていることからも分かるように、山や沢登りというよりも、(渓流)釣りの話が主です。  全部で18編から構成されていて、すべて初出は別冊つ
  16 
2014年 07月 02日 23:49山岳図書レビュー(書籍)

「道なき渓への招待 沢登り大全」 最近読んだ山の本

高桑信一氏の本の中では、正直、もっともがっかりするものでした。論文調だったり、上から目線だったり、という印象です。(ネットでの評判も同様に悪いものが目につきました。) もともとは雑誌「岳人」の1996年1月号から24回連載されたものをベースとし、それに書下ろしを2編加えて構成したようです。そう
  14 
2014年 07月 01日 22:48山岳図書レビュー(書籍)

「古道巡礼」 最近読んだ山の本

 最近はまっている高桑信一氏の図書で、2005年1月に東京新聞出版局から発行されています。  率直な感想として、なかなか良い本です。中身は、全部で14編で構成されています。ベースは、雑誌「岳人」2001年2月号〜2004年11月号に3ヶ月に1回のペースで連載したものだそうです。実際に自分で歩い
  16 
2014年 06月 30日 12:00山岳図書レビュー(書籍)

「山の仕事、山の暮らし」 最近読んだ山の本

 山を仕事や生活の場として暮らしている人たちを取材したお話が19編。著者の高桑信一氏によれば、本当は、叶津川上流に小屋掛けしてゼンマイ採りをされていた長谷部夫妻を加えて、20編にしたかったそうですが、それはかなわなかったようです。  2002年12月につり人社から発行されていますが、最近(20
  20 
2014年 05月 25日 07:12山岳図書レビュー(書籍)

「渓をわたる風」 最近読んだ山の本

前書に続き、高桑信一氏の著書を読みました。平凡社から2004年6月に発行された図書です。 短編17話で構成されていて、それぞれは、雑誌「渓流」「つり人」「岳人」「山と渓谷」に掲載されたものがベースになっているとのことです。紀行文の舞台は、下田・川内、奥利根、白神、黒部、会津・只見、虎毛、海谷と
  9   3 
2014年 05月 11日 13:16山岳図書レビュー(書籍)

「一期一会の渓」 最近読んだ山の本

 高桑信一氏の著書「一期一会の渓」を読み終わりました。副題に「魚止滝を越え頂稜へ」とあります。1997年6月につり人社から発行された図書です。著者は1949年生まれなので、47-48歳の時の著作ということになろうかと思いますが、最近もヤマケイ文庫からのリバイバルや山と渓谷社から「タープの張り方・・・
  12 
2014年 05月 01日 19:44山岳図書レビュー(書籍)

「みんなちさこの思うがままさ」 最近読んだ山の本

最近読んだ山の本 シリーズとしての日記を半年以上もさぼっていました。前回 http://www.yamareco.com/modules/diary/13672-detail-59768 で紹介した「黄色いテント」以後は、次のような書籍を読んでいました: ----- スキー的思考 山の手帖
  21 
2013年 10月 16日 20:52山岳図書

最近読んだ山の本 「黄色いテント」

 高山蝶の研究で著名な山岳写真家・田淵行男氏の随筆集。あとがきによれば、従来は写真集が主だったので、この本が出版された時点で、29冊目にして初めて文章の多い書物になったとのこと。  本書を読むと、戦前・戦後の物資の乏しいころの登山用具(タイトルのテント以外についても)などを知ることができる。一方、
  12 
2013年 09月 24日 19:36山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「梅里雪山」

 良い本に出会いました。小林尚礼著「梅里雪山」(山と渓谷社、2006年2月)です。副題に「十七人の友を探して」とあり、本の内容的には主題を表しています。というのも、1991(←誤記訂正済:2013/9/25)年1月に起こった日中合同学術登山隊(第二次)の大量遭難事故のその後がテーマです。1月3日夜の
  16   2 
2013年 09月 16日 23:25山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「俺は沢ヤだ!」

 成瀬陽一著「俺は沢ヤだ!」(東京新聞出版社、2009年3月)を読み終わりました。中々痛快で楽しい本でした。国内のみならず、台湾の沢も舞台になっています。  著者は1962年生まれ。南アルプス深南部の寒村・大嵐でフリースクール(不登校の子供たちなどのための学校)を手伝ったりした経験もあり、出版
  15   4 
2013年 08月 29日 18:33山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「生きるために登ってきた」

 志水哲也著「生きるために登ってきた」を読み終わりました。みすず書房から2011年5月24日に発行されていますが、当時開催されていた志水氏の写真展「白神」(会場:富士フィルムフォトサロン@東京ミッドタウン)を見に行った際に、著者ご本人から購入したので、その場で署名してもらい、日付が5月22日になって
  16 
2013年 08月 21日 22:20山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「辻まことの思い出」

 宇佐見栄治著「辻まことの思い出」を読み終わりました。2001年9月にみすず書房から発行された本ですが、底本として湯川書房から同名の本がこれよりもほぼ四半世紀前に発行されているということがあとがきで解説されています(ちなみに辻まことの没年は1975年)。湯川書房版から差分としては、追記と補注を充実さ
  9 
2013年 07月 30日 22:00山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「夢幻の山旅」

 1994年9月に中央公論社から出版された「夢幻の山旅」を読み終わりました。後付けには、「『中央公論文芸特集』1990年春季号〜1994年夏季号に連載」との注釈がありました。著者は西本正明さんという方です。  本書は、辻まことを対象にした伝記小説でして、辻潤と伊藤野枝の間に生まれ、山を放浪し、
  8 
2013年 07月 23日 09:01山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「青春は遥かなる稜線に」

 「青春は遥かなる稜線に」を読みました。「青春」には「あこがれ」、「稜線」には「やま」とルビがふってあります。著者は木戸賢一さんという方で、昭和23年(1948年)新潟県三条市のお生まれ。本書はちょうど還暦のとき(2008年)にいわゆる自費出版で発行されたものと思います(定価2,300円)。そういっ
  10 
2013年 07月 06日 17:51山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「現代日本名山圖會」

 2003年に実業之日本社から出版された「現代日本名山圖會」を読み終わりました。著者は山岳写真家として著名な三宅修氏です。  人によりけりかも知れませんが、私はとっても楽しく読ませて頂きました。なんといっても著者自身が楽しんでいることが手に取るようにわかるからです。この本は、江戸時代の画家・谷
  9 
2013年 06月 17日 20:54山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「日本の「分水嶺」をゆく」

 前々から、一度読まなくてはと気になっていた図書「日本の「分水嶺」をゆく」(2009年11月、新樹社)を読み終わりました。副題に「単独初踏破の全記録」「本州縦断二七九七キロ」とあります。著者は細川舜司さんとおっしゃり、著者紹介によれば、1942年(昭和17年)鳥取県倉吉市生まれで、大阪市立大学では探
  17 
2013年 06月 05日 12:09山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「分水嶺ひとりある記」

 「分水嶺ひとりある記」を読み終わりました。著者は福田忠さんとおっしゃる1929年(昭和4年)生まれの方です。ちょうど私の母と同い年です。  中央分水嶺を辿り、地図上で足跡を朱線でつなぐ楽しみを私も持っていますので、この本は読まなきゃとずっと気になっていました。分水嶺モノとしては、私が知ってい
  13   2 
2013年 06月 04日 12:47山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「足よ手よ、僕はまた登る」

 松田宏也著「足よ手よ、僕はまた登る」(山渓ノンフィクションブックス、山と渓谷社、1984年4月)を読み終わりました。副題「再起への五〇〇日」とあり、先日ご報告した「ミニヤコンカ奇跡の生還」の続編に位置づけられます。  闘病生活(両手指両足を切断)、とくに神奈川県丹沢山麓のリハビリセンターでの
  23 
2013年 05月 26日 16:16山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「ハイグレード山スキー 最新ルート集」

「ハイグレード山スキー 最新ルート集」(岳人編集部編集、2007年1月東京新聞出版局)を読み終わりました。雑誌「岳人」で特集してきたものをベースに単行本として再編集したものらしいです。ガイドブックですが読み物として楽しんでしまいました。  「はじめに」がなかなか良い感じ。スキーの世界を館にたと
  11   4 
2013年 05月 25日 11:25山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「ミニヤコンカ奇跡の生還」

「ミニヤコンカ奇跡の生還」(松田宏也著)を読み終わりました。1983年に発行された山渓ノンフィクションブックスに収録されたものですが、Yama‐kei classicsシリーズ(2000年)やヤマケイ文庫(2010年)としても発行されているようです。 1982年に市川山岳会の遠征隊として中国チ
  17   2 
2013年 05月 22日 08:52山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「快楽登山のすすめ」

 原真(はらまこと)著「快楽登山のすすめ」を読み終わりました。本書を読むまで、原氏については、名前はなんとなく聞いたことがあるという程度で、どんな方なのかも知らない状況でした。1936年名古屋生まれということは8歳とか9歳のころに終戦を迎えた世代ということになるかと思います。北大(山岳部)に入学する
  21   5 
2013年 05月 13日 00:36山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「ひとつとなりの山」

光文社新書に収録されている「ひとつとなりの山」を読み終わりました。著者は1940年生まれのドイツ文学者の池内紀氏です。この本を読むきっかけは、同著者の「見知らぬオトカム」についての読後感をこの日記に記載したところ、bergheilさんからコメントを頂戴し、池内氏の著作をいくつかご紹介頂いたからです。
  12 
2013年 05月 12日 09:13山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山形50名山」

山形新聞社から平成3年(1991年)に発行された「山形50名山」を読み終わりました。この本を読むきっかけになったのは、横山厚夫著「ある日の山 ある日の峠」の中に登場する杢蔵山の項で、著者がこの「山形50名山」に登場する杢蔵山の写真に魅せられた、と述べていたからです。 私自身がこの「山形50名山
  10   1 
2013年 04月 21日 10:48山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「ある日の山 ある日の峠」

白山書房から1998年3月に発行された「ある日の山 ある日の峠」を読み終わりました。 著者の横山厚夫氏は、愛読書「静かなる山」を川崎精雄氏、望月氏、山田哲郎氏、中西章氏と5名で書かれた方です。1933年生ということで、この5名の方々の中では一番お若いことになっています。 この本は、26編の小紀行
  8   1 
2013年 04月 15日 17:56山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「見知らぬオトカム」

 池内紀著の「見知らぬオトカム」を読み終わりました。副題に「辻まことの肖像」とあります。  著者は、1940年兵庫県生まれのドイツ文学者だそうです。副題からわかるように著者が辻まことの大ファンであったことが想像に難くありません。この本は、16編から構成されていますが、もともと月刊誌「みすず」に
  7   2 
2013年 04月 06日 12:30山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「新・山の本 おすすめ50選」

 著者の福島功夫氏は1950年生で、先日読んだ「新編・単独行」(ヤマケイ文庫)では解説を担当されていました。この本は、1994-2003年に発行された山岳図書から50冊を選んだもの。多くは雑誌「岳人」誌の書評欄に掲載された文章をベースに単行本にまとめたものだとのことです。  私なんぞは山岳図書
  12   1 
2013年 03月 31日 19:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「新編 単独行」

 2010年11月にヤマケイ文庫に収録された「新編 単独行」(加藤文太郎著)を読み終わりました。先日、加藤文太郎をモデルにした「単独行者(アラインゲンガー)」(谷甲州著)を読んでいたのがきっかけです。自分としては高校生のころに(新編ではない)「単独行」を読んだことがあるとずっと思っていたのですが、ほ
  10 
2013年 03月 11日 22:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「単独行者」

谷甲州著の「単独行者」(山と渓谷社刊、2010年9月30日)を読み終わりました。副題は「アラインゲンガー 新・加藤文太郎伝」です。序に始まり、第一話〜第九話、そして余話で終わります。序〜第六話は、雑誌「山と渓谷」2008年4月号〜2009年12月号に掲載されたものがベースであり、第七話以降は書き下ろ
  19   2 
2013年 01月 24日 12:58山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「なんで山登るねん」3巻(・、続、続々)

高田直樹さんの「なんで山登るねん」を読み終わりました。というか、読み直しましたというニュアンスもあります。今回手にしたのは、河出書房新社から出版されている河出文庫に収録されているもので、「続」「続々」を含めて三冊です。 そもそもは雑誌「山と渓谷」に連載されていたのがベースで、1995年くらいに
  18 
2012年 12月 25日 15:01山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「登山史の森へ」

遠藤甲太氏の「登山史の森へ」(2002年6月、平凡社)を読み終わりました。もともとは、立田實という登山家のことを知りたくて、「失われた記録 ―立田實の生涯」(1986年、いなほ書房)を読みたいと思っていたのですが、これは豆本とやらで希少なもので手に入りにくいとのこと。これが「登山史の森へ」に収録され
  7 
2012年 12月 09日 17:46山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山と渓谷 田部重治選集」

一年ほど前(2011年12月)にヤマケイ文庫から出版された「山と渓谷 田部重治選集」(近藤信行編)を読み終わりました。原著者の田部重治氏は1884(明治17)年、富山県生まれ。旧姓南日。八人兄弟姉妹の三男。小さいころから病弱で、激しい運動は医者から止められていたため、24歳の夏(帝大英文科在学中)、
  15   4 
2012年 11月 23日 13:39山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「日本の名随筆10 山」

作品社から発行された「日本の名随筆」シリーズの第10巻、「山」を読み終わりました。口絵には辻まこと氏のカラー画、次に、吉野満彦氏の「山靴の音」の詩が巻頭言のように登場した後、30編の随筆が収められています。 トップバッターは尾崎喜八氏の「一日の王」は先日読み終わった「山の絵本」に収録されていて
  6 
2012年 11月 08日 00:45山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「午後三時の山」

柏瀬祐之さんの「午後三時の山」を読み終わりました。そのタイトルに前々から惹かれていましたが、何故か手に取るのが遅くなってしまいました。白山書房から出版されたハードカバー本を図書館から借りて読んでいる最中に、神田古本まつりで中公文庫から出版されている文庫本を見つけてしまいおもわずゲット。ですので、2つ
  14   2 
2012年 11月 03日 20:12山岳図書レビュー(書籍)

神田古本まつり

2012年10月27日(土)〜11月3日(土・祝) で開催されていた神田古本まつりに行ってきました。もちろんお目当ては山の本です。 今回の収穫は、次の通りです: 1. ガイドブック系  「会津百名山 ガイダンス」 歴史春秋社  「山形50名山」 山形新聞社 2. 紀行文・随筆系
  10 
2012年 10月 24日 11:32山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の絵本」

尾崎喜八著「山の絵本」(岩波文庫、1993年5月)をやっとこさ、読み終わりました。昭和5〜10年頃に雑誌や新聞に発表された紀行文や散文をまとめたものとのことです。解説は串田孫一氏が担当しています。 最初の「たてしなの歌」はどこかで一度読んだことがあると思った通り、「忘れえぬ山」に収録されていま
  10   2 
2012年 10月 02日 15:03山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「たった一人の山」

ウィンパー著「アルプス登攀記」の訳者である浦松佐美太郎氏の著書「たった一人の山」を読み終わりました。私が読んだのは、平凡社ライブラリー(文庫本)に収録されているもので、1998年3月に発行されています。ちなみに表紙図版は大谷一良氏が担当。 山岳文学不朽の名著、と紹介されているのが頷ける気品の高
  8   2 
2012年 09月 23日 23:33山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山小舎を造ろうヨ」

西丸震哉氏の山小屋シリーズ(?)第二弾「山小舎を造ろうヨ」(中公文庫版、1992年3月)を読み終わりました。もともとは、1987年10月に同じ中央公論社から発刊されたものがベースで、文庫本になるときに、「ドラム缶風呂を小舎の外に作ろう」が追補されたようです。副題として「少し人生を考え直したい人に」が
  12   5 
2012年 09月 21日 23:29山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山小屋造った…ネコも来た!」

西丸震哉さんの「山小屋造った…ネコも来た!」(文春文庫版、1985年1月)を読み終わりました。西丸さんの作品は学生時代にずいぶん読んだ覚えがあるのですが、これは比較的新しい作品のようで、読んでいないものでした。山小屋を造る話は1/3程度でして、その他は自然破壊とかエネルギー・食糧問題、ひいては40歳
  20   4 
2012年 09月 10日 17:44山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「泉を聴く」

中公文庫に収録されている「泉を聴く」(西岡一雄著、1979年10月刊)を読み終わりました。著者は明治19年生(1886年-1964年)で、R.C.C.創設会員の一人だそうです。また、日本最初の登山用具専門店「好日山荘」を関西に興したことでも知られている方のようです。 本書は、大正末期から昭和初
  8   2 
2012年 08月 30日 13:14山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「みんな山が大好きだった」

山際淳司著「みんな山が大好きだった」(中公文庫、1995年7月)を読み終わりました。もともとは「山男たちの死に方―雪煙の彼方に何があるか」(KKベストセラーズ刊、1983年9月)という別のタイトルで発行されていたものを、中公文庫に収録するにあたって、改題したそうです。この改題については、奥さまでいら
  13 
2012年 08月 26日 17:11山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「雪・岩・アルプス」

中公文庫収録の「雪・岩・アルプス」(藤木九三著)を読み終わりました。時期は大正末期から昭和初期ですので、古典に属するのかと思います。 前半はヨーロッパアルプスの山岳紀行が6編で、マッターホルンでは、秩父宮殿下に同行します。後半は国内の北アルプスが舞台で同じく6編。こちらでも小槍登攀では秩父宮殿
  4   2 
2012年 08月 22日 18:42山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山歩き山暮らし」

中公文庫に収録されている西丸震哉氏の「山歩き山暮らし」(1980年9月発行)を読み返しました。 西丸震哉さんの著書は学生時代にその多くを読んだことがあるはずなのですが、ほとんどは忘れていました。気軽に読めるし、言わんとしていることにいたく共感できるので、楽しく読めました。 登山(山行)だ
  10 
2012年 07月 19日 13:00山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「洟をたらした神」

吉野せい著「洟をたらした神」(文春文庫、1984年発行)を読み終わりました。山の本ではありません。きっかけとなったのは、辻まことさんの「すぎゆくアダモ」が未知谷社から2011年に出版されていまして、琴海倫(ことみりん)という方が後半で解説している中に「吉野せい」さんが登場したことにあります。
  6 
2012年 07月 12日 12:49山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「八ヶ岳挽歌」

山口耀久氏の「八ヶ岳挽歌」を読み終わりました。2001年12月に平凡社から出版されたもので、前回レポートした「定本 北八ッ彷徨」から5ヵ月後に発行された続編的なものになります。 内容は、書下し作品である最後の「八ヶ岳挽歌」を除くと、ほとんどが雑誌「アルプ」、そして、一部が獨標登高会の会報「獨標
  4   2 
2012年 07月 07日 17:34山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「定本 北八ッ彷徨」

山口耀久氏の「定本 北八ッ彷徨」を読み終わりました。 2001年に平凡社から出版された「定本」の方ですが、「旧版」(創文社アルプ選書)をベースに、誤りや不備な点を書きあらためるとともに、文字遣いについても全面的に見直したことが、あとがきに記されています。 付録には、著者の写真(1960年
  5 
2012年 06月 24日 15:16山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「すぎゆくアダモ」

未知谷社から2011年3月に発行された「すぎゆくアダモ」を読み終わりました。辻まこと氏の画文作品ですが、同氏は1975年に逝去されていますので、コピーライトは「(C)2011、BABA NAO」と記載されていました。辻氏の娘さん「直生」さんのことだと推察されます。 作品としての「すぎゆくアダモ
  4 
2012年 06月 24日 12:28山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山で一泊」

辻まこと氏の画文集で読み残していた「山で一泊」(創文社、1975年7月発行)を読み終わりました。 後から出版された別のタイトルの本(文庫本化されたものなど)にも収録されていて読んだことがあるものもかなり含まれていましたが、何度読んでも、独特の世界観でなんとなくほっとします。 「横手山越え
  3 
2012年 06月 23日 16:41山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「わが岩壁」

中公文庫から1980年7月に発行された「わが岩壁」を読み終わりました。筆者は1923年生の古川純一氏で、ベルニナ山岳会で活躍したのち、JCC(日本クライマーズクラブ)を創立した方のようです。恥ずかしながら、同氏のお名前の読み方が「じゅんいち」ではなく「よしかず」が正しいことを、この本の著者紹介で知っ
  6   4 
2012年 06月 23日 16:19山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「畦地梅太郎全版画集」

講談社から昭和54年(1979年)7月に発行された「畦地梅太郎全版画集」を鑑賞しました。 原色(カラー)図版が166点、単色(白黒)図版が179点、合計345点の作品に加え、畦地梅太郎氏の近影(写真)2点、が掲載されています。写真2点は、いずれも仕事場でのものです。また、これらのほかに、本文活
  1 
2012年 06月 22日 11:24山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の版画家 畦地梅太郎」

別冊太陽「山の版画家 畦地梅太郎」(平凡社、2003年7月)を読み終わりました。タイトルの通り、愛媛県出身の版画家・畦地梅太郎氏のほぼすべてを手軽に知ることができる一冊だと思われます。 戦中・戦後の混乱期にありながら、版画家を目指す道のりや、「山」から「山男」そして「家族」に至る図柄の変遷など
  4 
2012年 06月 14日 13:18山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の繪本」

山の版画家・畦地梅太郎氏の幻の画文集「山の繪本」(1955年、日本愛書會)を読みました。本物は入手が困難なはずで、別冊太陽の「山の版画家 畦地梅太郎」(2003年7月20日)に復刻版が巻末小冊子として付録されていたものです。そもそもこの復刻版は、町田市立国際版画美術館が所蔵しているものをベースに作成
  5 
2012年 06月 12日 06:05山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「伊予の山河」

 山の版画家・畦地梅太郎著の画文集「伊予の山河」(平凡社ライブラリー467、2003年5月10日発行)を読み終わりました。  愛媛県(伊予)を故郷にもつ同氏が、愛媛新聞に1960年6月30日〜8月25日まで50回に渡り連載していたものを単行本にしたものです。ですので、一編一編は、コンパクトですし、
  3 
2012年 05月 26日 18:36山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の出べそ」

山岳版画家畦地梅太郎氏の「山の出べそ」を読み終わりました。平凡社ライブラリーに収録されているもので、2003年4月に発行されたものですが、初版は2003年2月10日に創文社から出版とのこと。「山の眼玉」「山の足音」に次ぐ三冊目の画文集になるそうです。 表紙に使われている版画「親子よろこぶ」は個
  6 
2012年 05月 24日 18:51山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の足音」

畦地梅太郎氏の画文集「山の足音」(アルプ選書、1960年5月15日、朋文堂刊)を読み終わりました。 雑誌などに連載されたものなどを集めたものとのことですが、大きくは「山の果実」「峠から峠へ」「信濃路の回想」「北アルプスの記」の4部に分かれています。 「山の果実」に収録されている17話につ
  6 
2012年 05月 23日 23:39山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の眼玉」

先日、「山の目玉」(畦地梅太郎作・画文集、1986年7月30日、美術出版社刊)についてレポートしましたが、同じ作品が平凡社ライブラリーNo.313として1999年12月15日に発行されており、そちらも図書館から借りてみました。タイトルが初版(1957年7月、朋文堂刊)と同じ「山の眼玉」に戻っています
  7 
2012年 05月 19日 11:25山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の目玉」

山の版画家として知られている畦地梅太郎氏の画文集「山の目玉」を読み終わりました。私が読んだのは、1986年(昭和61年)7月30日に美術出版社から発行されたものですが、もともとは朋文堂から1957年(昭32年)に出版されているものですが、タイトルが「山の眼玉」から「山の目玉」に改題されています。その
  8 
2012年 05月 06日 10:39山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「谷川岳に逝ける人びと」

安川茂雄著・遠藤甲太編の「谷川岳に逝ける人びと」(平凡社刊、Heibonsha Library、2005年1月発行)を読み終わりました。 著者と編者と2人のお名前が挙がっているのは、次のような背景があるためのようです。1996年に三笠書房から発行された安川茂雄著の「谷川岳の霧と星」という原題の
  4 
2012年 04月 25日 23:30山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「落ちこぼれてエベレスト」

野口健さんの「落ちこぼれてエベレスト」(集英社文庫、2003年1月)を読み終わりました。ふらっと立ち寄った古本屋でみつけて105円で購入した本です。 内容を忠実に表すなら、タイトルは「落ちこぼれてエベレスト」よりも「落ちこぼれて七大陸最高峰史上最年少」の方が適切かと思います。 血筋も育ち
  11   1 
2012年 04月 17日 18:10山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「知られざる山々」

羽田寿志著「知られざる山々」(白山書房刊)を読み終わりました。副題に「山形・新潟・福島の道無き山」とあります通り、藪山の記録集です。 まえがきには中々良いことが書かれていました。ガイドブックで十分な情報を得てから出かけて行ったのでは山歩きの楽しみが減じてしまうというようなことが主張されていたか
  9 
2012年 04月 14日 10:58山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「生きぬくことは冒険だよ」

1992年4月に集英社から出版された「生きぬくことは冒険だよ」(長谷川恒男著、長谷川昌美・小田豊二編 )を読み終わりました。 1991年10月、ウルタルII峰(カラコルム)で雪崩に逝ったアルピニストの遺稿をベースに、ナンガパルバット単独登攀時の交信記録や講演録、雑誌Play Boyのインタビュ
  5   1 
2012年 04月 09日 17:41山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「北壁からのメッセージ」

前回に続いて、長谷川恒男氏の作品を読んでみました。今回は、「北壁からのメッセージ」でして、中公文庫に収録されています(1998年7月発行)が、もともとは民衆社というところから1984年5月に出版されたようです。 扉にはアルプス三大北壁(マッターフォルン、アイガー、グランドジョラス)の写真も掲載
  3 
2012年 04月 03日 23:52山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「岩壁よ、おはよう」

中公文庫に収録されている長谷川恒男著「岩壁よ、おはよう」を読み終わりました。著者については説明するまでもないでしょうが、今どきですので、ウィキペディアで調べますと、次のように説明されていました: ------------- 長谷川 恒男(はせがわ つねお、1947年(昭和22)12月8日 - 1
  5 
2012年 03月 31日 17:13山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「穂高を愛して二十年」

小山義治著「穂高を愛して二十年」を読み終わりました。この本は1961年に新潮社から出版された後、1982年に中公文庫(中央公論社)に収録されたようです。私が読んだのは文庫です。 著者は戦後間もない昭和22-23年(1947-48年)に、北穂高岳山頂に山小屋を造った方です。1920年生まれなので
  10   2 
2012年 03月 27日 20:41山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山のパンセ」

串田孫一著「山のパンセ」を読み終わりました。この書物は、1957年に「山のパンセ」(実業之日本社)、1962年に「山のパンセ II」(実業之日本社)、1963年に「山のパンセ III」(実業之日本社)と出版された後、1966年に一部の作品を入れ替えて、「新版 山のパンセ」(上・下二巻、実業之日本社)
  15   3 
2012年 03月 10日 16:29山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「ひとり歩けば」

未知谷社というところから2011年12月に発行された「ひとり歩けば」を読み終わりました。副題「辻まことアンソロジー」とあるように、辻まことの作品から20編を選んだもので、編集者は柴野邦彦氏です。 辻まこと氏の作品は大かたを読んでいましたので、内容そのものは一度は読んだことがあるものばかりでした
  6 
2012年 03月 07日 20:16山岳図書

最近読んだ山の本 「続 静かなる山」

1980年に茗渓堂から発行された「続 静かなる山」を読み終わりました。書名から容易に類推されますように、「静かなる山」(1978年、茗渓堂)の続編です。実は、「静かなる山」は愛読書の一つでして、何度も読み返しています。ちなみに著者はどちらも同じで、川崎精雄氏、望月達夫氏、山田哲郎氏、中西章氏、そして
  10 
2012年 02月 26日 14:46山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「東京したまち山岳会」

1996年7月に東京新聞出版局から発行された「東京したまち山岳会」を読み終わりました。副題に「戦中・戦後六十年」とあります。著者は、寺田甲子男氏で昭和14年(1939年)に設立された東京緑山岳会の顔とも言うべき方かと思いますが、2010年11月にお亡くなりになっているようです。 この前に読んだ
  6   1 
2012年 02月 25日 14:24山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「私の山 谷川岳」

中公文庫に収録されている「私の山 谷川岳」(1983年発行)を読み終えました。 著者の杉本光作氏(1907-1980)は、谷川岳の開拓期から町の山岳会(社会人)として活動してきた東京登歩渓流(とぼける)会の代表などもつとめられた方で、本書はその山人生を振り返ったもの。33の章から構成されていま
  13   1 
2012年 02月 15日 12:29山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「K2 苦難の道程」

東海大学出版会から2008年7月20日に出版された「K2 苦難の道程」を読み終えました。副題に「東海大学K2登山隊登頂成功までの軌跡」が付与されています。実はこの本は、このヤマレコ日記にコメントを下さった naiden46 さんの推薦図書です(ありがとうございました)。 2006年夏に東海大学
  14   1 
2012年 02月 09日 13:02山岳図書レビュー(書籍)

古本屋で見つけた旧版の「忘れえぬ山 機銑掘

山岳書の中で私のお気に入りに串田孫一編「忘れえぬ山 機銑掘廖柄苅慨)があります。著名な登山家たちのよりすぐりの山の話を集めたとても良い企画の本です。もとは筑摩書房から発行されたものですが、文庫本にもなっていまして、ちくま文庫だけでなく、旺文社文庫にも収録されています。 「忘れえぬ山 供廚砲
  11   2 
2012年 02月 06日 12:24山岳図書

最近読んだ山の本 「垂直の上と下」

小森康行著「垂直の上と下」を読み終わりました。国内の有数の岩場が登場する積雪期初登攀の最後の頃の山行記集(全部で12話)。 同世代のクライマー(芳野満彦、松本竜雄、佐伯邦夫、吉尾弘、森田勝、小西政継など)の本をいくつか読んできましたが、小森康行さんのこの著書には他の本にあるような暗さがみじんも
  8   7 
2012年 01月 31日 23:21山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「続・辻まことの世界」

「辻まことの世界」に続き、「続・辻まことの世界」(みすず書房、1978年6月刊)を読みました。全部で6部構成。 第V部の「ゲレンデ派と山スキーヤー」と「スキーをはけばどこまで墜ちるか?」では、思わずゲレンデスキーにうつつをぬかしていた若いころを反省してしまいました。第VI部の「岳人の言葉」は以
  4 
2012年 01月 22日 17:05山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「辻まことの世界」

矢内原伊作編「辻まことの世界」(みすず書房刊)を読み終えました。四部構成になっていて、辻まこと氏が存命中に出版された書籍「虫類図譜」「山からの絵本」「山の声」「山で一泊」「すぎゆくアダモ」に収められていない作品を編纂したもの。 読み終わってみると、辻まことの人となりに対する理解が深まって、「人
  4 
2012年 01月 18日 23:35山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「青春のヒマラヤ」

遠藤由加さんが書かれた「青春のヒマラヤ」(東京新聞出版局刊、1989年6月)を読み終えました。副題「ナンガパルバットへの道」が付いています。 登山を始めて5年目の弱冠23歳の日本人女性が無酸素ボンベで8000m峰登頂を成し遂げるシンデレラ物語です。しかしてその実体は、原真氏(高山研究所長)が解
  8   2 
2012年 01月 15日 22:08山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「狼は帰らず」

佐瀬稔著「狼は帰らず」(中公文庫)を読み終わりました。「アルピニスト・森田勝の生と死」という副題の通り、森田勝氏の半生を記載したものです。もともとは1980年に山と渓谷社から出た単行本を文庫本にしたもののようですが、山と渓谷社のYama‐kei classicsシリーズにも収録されているようなので、
  5   2 
2012年 01月 01日 17:38山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「雪煙をめざして」

昨年末から読み始めていた「雪煙をめざして」を読み終わりました。著者の加藤保男氏は1949年生まれで、兄・加藤滝男氏の影響を受けて山に登り始めています。第1章「穂高に通う」ではそんな駆けだしのころの様子が描かれていて、ある狭い頂きに日没後に到着してすぐさま下降に移る時、「『この山は何山なの』と一人に聞
  7 
2011年 12月 21日 09:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「マッターホルン北壁」

先日、小西政継氏の「グランドジョラス北壁」の読後感想を日記に記載したところです。順序が逆になってしまいましたが、同著者の一作目「マッターホルン北壁」を読み終えました。随分と昔に一度読んだことがあるはずなのですが、ほとんど覚えていませんでした(記憶違いだったかも)。今回私が読んだのは、中公文庫に収録さ
  5   2 
2011年 12月 18日 21:22山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「わたしの一名山」

1998年6月30日に双葉社から発行された「わたしの一名山」を読み終わりました。ICI石井スポーツ(の社長さんの横田正利氏)が企画した「とっておきの山」大賞がベースのようです。つまり、一般の登山者から原稿を募集して、選考委員が選んだものを本にしたということのようです。 選考委員は、椎名誠、沢野
  2 
2011年 12月 13日 22:05山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「四度目のエベレスト」

山岳カメラマン・村口行氏の著書「四度目のエベレスト」を読み終わりました。小学館文庫に収録されているものですが、書き下ろし作品とのことです。時間つぶしに立寄った古本屋でたまたま出会った本でした。 著者と世代が近いことも多少影響しているかもしれませんが、自然体なところがとても好感が持てました。
  7 
2011年 12月 04日 16:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「グランドジョラス北壁」

今日は(少なくとも東京は)好天でしたが、さぼってしまって山には行きませんでした。暇にまかせて読んだ本が小西政継著の「グランドジョラス北壁」(中公文庫BIBLIO、2002年4月改版)です。かなり有名な本らしいので、読まれた方も多いことかと思います。 1970年冬、12月23日からクリスマスとお
  7   2 
2011年 12月 02日 17:03山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「尾瀬と鬼怒沼」

明治・大正時代の尾瀬や鬼怒沼の様子が窺われる貴重な古典、武田久吉著「尾瀬と鬼怒沼」を読み終わりました。平凡社ライブラリー(文庫本)に収録されています。 著者は1883年生まれで、イギリス公使アーネスト・サトウを父に持つ植物学者だそうです。ロンドンの王立キュー植物園で研究していた時期もある(第1
  5 
2011年 11月 25日 09:24山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「居候にて候」

秀山荘主人の三浦健二朗氏が編集した辻まこと氏の遺稿集第2作(前作は「山と森は私に語った」)。 I〜VIまでの6部構成になっている。Iは山、IIはスキー、IIIは旅と宿、IVは父親辻潤、Vは社会、VIは民族、が主なテーマを集めている。 IとIIは大体は以前に別の本で読んだことがあった。スキー関
  4 
2011年 11月 19日 11:04山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「凍」

ヤマレコの日記(2011年09月11日)に 最近読んだ本 「垂直の記憶 岩と雪の7章」 を記載した際に、 bergheilさん から、「凍」をご紹介頂きました。ようやく読む機会を得ました。 ご存知の方も多いかと思いますが、ギャチュンカン北壁での山野井夫妻の死闘を描いたノンフィクションで
  11   2 
2011年 11月 16日 23:38山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「辻まことの芸術」

宇佐見英治編の「辻まことの芸術」(みすず書房、1979年12月7日発行)を読み終わりました。 辻まこと氏の作品を一堂に集めて展示したいという友人たちの思いが、1979年西武美術館で『辻まことの世界展』として実現したそうでして、その時、同時に刊行されたのが本書のようです。ですので、辻まことの世界
  3 
2011年 11月 08日 08:51山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山からの絵本」

1984年(初版は1966年)に創文社から発行された辻まこと氏の画文集「山からの絵本」を読み終わりました。辻氏の作品を読み漁っていましたが、時代的に言うならば本来、この書籍を一番最初に読むべきだった(一番古く、氏が存命中だった)かと思われます。 紙質があまり良くないのがまた時代を感じさせるとこ
  6 
2011年 10月 31日 23:34山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の季節」

田淵行男著「〔新編〕 山の季節」(小学館文庫ビジュアルシリーズ、2003年6月1日発行)を読み終わりました。写真と文章とがミックスされた図書で、写文集というそうです。〔新編〕となっているのは、写真集「山の季節」(1969年、朝日新聞社刊、絶版)を編みなおしているからとのこと。 雑木林に対する感
  2 
2011年 10月 29日 18:03山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の詩集」

串田孫一・田中清光編の「山の詩集」(筑摩書房刊)を読み終えました。いろいろな詩を集めて一冊に編集したもので、第吃堯峪海謀个襦廚搬茘局堯峪海良景」の二部構成です。 宮沢賢治、萩原朔太郎、室生犀星、高村光太郎、井上靖、草野心平、三好達治、尾崎喜八、辻まことらの作品も含まれています。正直、全般的に
  5 
2011年 10月 25日 23:22山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の時間」

沢野ひとし著の「山の時間」(白山書房、2009年3月10日発行)を読み終わりました。画文集です。そもそもは雑誌「山の本」に連載されていたものを単行本にしたもののようです。 失礼ながら、絵はそれほど上手とは思えませんでしたが、文章の方は、ひとつひとつのお話がちょうど読み易い長さであることもあって
  2 
2011年 10月 24日 12:16山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山と森は私に語った」

辻まこと著「山と森は私に語った」(白日社)を読み終わりました。同著者の画文集を読み漁っているところでして、この本に収録されているもののいくつかはすでに別の本で出会っているものでした。 タイトルは、この本に収録されている一番最初の小文からとったものであるのですが、実際には「雪の山と森は私に語った
  5 
2011年 10月 23日 11:41山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ山の本 「山の画文」

白日社から昭和57年5月10日に出版されている「辻まこと 山の画文 ―『岳人』の表紙の画と言葉」を鑑賞しました。 実は先に読んでいた(2011年4月22日の日記に記載)平凡社ライブラリー(文庫本)の「山からの言葉」の元本でして、中身は基本的に同一です。但し、サイズが大きいので絵を楽しむには良い
  2 
2011年 10月 22日 22:12山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「虫類図譜〔全〕」

今日明日の日程で、日本山岳耐久レース長谷川Cup(ハセツネ)が開催されているはずです。天候が今ひとつの予報ですが、きっとみなさん張り切っていることでしょう。無事、頑張ってください。 さて、本題の図書メモです。今回は「虫類図譜〔全〕」でして、ちくま文庫に収録されています。1996年12月6日に発
  2 
2011年 10月 21日 13:01山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「霧の山稜」

加藤泰三著「霧の山稜」を読み終わりました。私が読んだのは、平凡社ライブラリーNo.257でして、文庫サイズです。発行日が1998年8月15日(初版第1刷)となっています。 この本は、いわゆる画文集ですが、山関係の画文集という意味で草分けになるそうです。著者は1911年(明治44年)生まれで、1
  11   2 
2011年 10月 17日 14:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「あてのない絵はがき」

辻まことさんの画文集「あてのない絵はがき」を読み終わりました。小学館ライブラリー・アウトドアエディションに収録されているもので、前回読んだ同著者の「多摩川探検隊」に続くものになっています。 辻まことさんの作品を読むようになってから、山の歩き方、特に風の声の聴き方、など、自分でも影響を受けて良い
  2 
2011年 10月 08日 15:08山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「多摩川探検隊」

辻まこと氏の画文集「多摩川探検隊」を昨日読み終わりました。 小学館ライブラリーに収録されているもので、表紙に「OUTDOOR EDITION」と記載されているところをみると、山旅のお供に持ち歩くことを想定しているのかも知れません。発行は1993年12月で当時のお値段は780円也。(私は中野区立
  3 
2011年 09月 29日 23:56山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山の風の中へ」

辻まこと著「山の風の中へ」を読み終わりました。1981年10月に白日社から発行されたものです。 白日社からは辻まことさんの画文集が3冊出ているようでして、その中では最後のもののようです。 7つのセクション(I〜VII)から構成されていますが、最初のセクションIは、すでに別の図書で読んだこ
  4 
2011年 09月 26日 19:05山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「辻まこと 山とスキーの広告画文集」

「辻まこと 山とスキーの広告画文集」を読み終えました。山と渓谷社から2010年7月に発行されたものです。 内容は、秀山荘(山とスキーの用具店)の宣伝に使用された辻まこと氏による絵入広告文をまとめたものでして、漫画を読むような感覚で楽しめます。みんな基本的には線画でして、文章も直筆です。文章は時
  5 
2011年 09月 25日 17:47山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山書散策」

河村正之著の「山書散策」を読み終えました。東京新聞出版局から2001年3月に発行されたもので、副題として「埋もれた山の名著を発掘する」がついています。あとがきによれば、月刊誌「岳人」に1995年から2年間連載された「山書彷徨」なる記事がベースになっているそうです。 著者が何度も断っているように
  2 
2011年 09月 24日 20:04山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「きのうの山 きょうの山」

続けざま、かつ一気に上田哲農氏の画文集「きのうの山 きょうの山」(1980年、中央公論社)を読み終えました。前の2冊「日翳の山 ひなたの山」「山とある日」が生前の出版だったのに対し、こちらは遺稿集ということになります。 どの一節もみな著者らしさがにじみ出ていて味わいのあるものでした。中でも私が
  3 
2011年 09月 23日 11:49山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山とある日」

「山とある日」を読み終えました。前回の「日翳の山 日なたの山」に続いて、上田哲農氏の作品(第2作)で画文集です。 年齢的なものが大きいとは思うのですが、今の自分にとてもよく合った本でこころに触れるものが多くありました。 「権兵衛峠」という一編は、そもそもこの権兵衛峠(中央分水嶺上にあって
  4 
2011年 09月 17日 17:31山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「日翳の山 ひなたの山」

上田哲農(本名は上田徹雄)氏の「日翳の山 ひなたの山」を読み終えました。作者は1911年生まれで、職業としては水彩画家ということになるのだと思います。ですので、挿画もふんだんに収められたいわゆる画文集です。 別の本を読んでいた時、実は上田画伯は絵の腕前だけでなく、クライマーとしても超一流だ、と
  4   4 
2011年 09月 11日 15:07山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「垂直の記憶 岩と雪の7章」

山野井泰史さんの「垂直の記憶」(副題:岩と雪の7章)を読み終えました。私が読んだのは2010年11月に出版された文庫版(ヤマケイ文庫)ですが、もともとの初版は2004年のようです。 ここしばらく自分が生まれたころに活躍されていた方々の山岳図書を読んでいましたが、自分より若い方のものをと思い、山
  11   2 
2011年 09月 06日 18:25山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「登山の文化史」

桑原武夫著「登山の文化史」を読み終えました。最初に出版された時は、「回想の山山」というタイトルだったそうです。 全部で15編の作品から構成されていて、それぞれのタイトルは次の通りです: 「登山の文化史」 「山岳紀行文について」 「戦時下の登山」 「積雪期の白根三山」 「尾上郷川と中ノ
  9 
2011年 09月 04日 18:14山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「屏風岩登攀記」

吉岡繁雄著「屏風岩登攀記」を読み終えました(9月3日)。著者は、1917年(大正7年)生。 マッターホルンに初登頂したウィンパーのお話のように引き込まれる部分があります。但し、ザイル仲間の伊藤氏との確執のようなものがあって、最終的にはそれはめでたく解決するのですが、人間模様も織り交ぜてのドラマ
  5   1 
2011年 08月 30日 13:02山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「垂直に挑む」

吉尾弘氏の「垂直に挑む」を読み終えました。 前の日記(最近読んだ本「初登攀行」)に続き、私がちょうど生まれたころに活躍されていたクライマーの代表作のようです。 ちなみに、吉井氏は昭和12年生まれで、同じ年生まれの登山家には、 森田勝氏、佐伯邦夫氏、石井光造氏、内田嘉弘氏 などがいらっ
  2   2 
2011年 08月 26日 09:01山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「初登攀行」

松本竜雄氏の「初登攀行」を読み終えました。 きっかけは、前の前の日記(最近読んだ本「山靴の音」)に対して頂戴したnaiden46さんからのアドバイスです。そのアドバイスにはいくつかの図書がリストアップされていましたが、その中からこれを選んだのは、前の日記で紹介した「岳人備忘録」に松本龍雄(竜の
  8   1 
2011年 08月 18日 12:10山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「岳人備忘録」

ここ最近、古典的な山岳図書ばかり読んでいたので、比較的新しいものを、ということで、昨年秋(2010年10月)に出版された「岳人備忘録」(副題は、登山界47人の「山」)を読んでみました。 雑誌「岳人」に掲載された2つのシリーズを単行本化したもののようです。 第一部は「30の質問」(質疑応答
  9 
2011年 08月 11日 13:27山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山靴の音」

芳野満彦氏の「山靴の音」を読み終えました。 この本の前に読んだ本「とっておきの山」に収録されていた芳野満彦氏の「ゴンベーと雪崩」に感動したので、同氏の著書を読んでみたくなったというのがきっかけです。 (ある山に登って、そこから見えた別の山に次の登りたくなるのと同じ?) 著者自身が書いた
  4   2 
2011年 07月 28日 18:38山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「とっておきの山」

1984年に山と渓谷社から出版された「とっておきの山」を読み終えました。 まえがきは、三宅修氏が担当していて、その後に29人の方のそれぞれの「とっておきの山」に関する小話が続くものです。構成としては、愛読の「忘れえぬ山」(串田孫一編)に似ているところがあります。 最初の「ゴンベーと雪崩」(芳
  11   3 
2011年 07月 20日 17:39山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「黒部渓谷」

冠松次郎著の「黒部渓谷」をようやく読み終えました。 有名な図書ですので、ご存じの方も多いとは思いますが、大正末期から昭和初期にかけての黒部渓谷探訪記です。かなり精力的に地域研究したんだなという印象です。一方で、このような時期から、電力会社が目をつけていて、道を整備していたことも新鮮な驚きでした
  6   3 
2011年 05月 29日 14:01山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「画文集・山の声」

辻まこと氏の画文集「山の声」を読み終わりました。もともとは東京新聞出版局から1971年2月に刊行されたようなのですが、私が読んだのは、ちくま文庫(筑摩書房)に収録されている文庫本で、1991年5月発行となっています。(文庫本では表紙に使われている絵が変更されているようです) 辻まことさんの画文
  9 
2011年 05月 28日 11:23山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「新編・風雪のビヴァーク」

yama-kei classics(山と渓谷社)に収録されている「新編・風雪のビヴァーク」(松濤 明著、2000年3月30日初版)を読み終わりました。 松濤氏は1922年3月生まれで、学徒出陣も経験された世代。1949年1月に北鎌で同行の有元氏とともに遭難死しましたが、遺品の手帳などによって最
  6   2 
2011年 05月 21日 08:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「大いなる山 大いなる谷」

志水哲也さんの「大いなる山 大いなる谷 (新装版)」(白山書房)を読み終わりました。 山に憑かれたある若者の青春記録です。 第一部は高校三年生の夏休み(1983年)の北アルプス全山縦走(42日間)。第二部は1986年夏と1987年夏の2回に分けた黒部の主だった全ての谷の遡行。第三部は、谷
  5   3 
2011年 05月 14日 23:49山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「スキーをはけば怖くない」

熊谷榧(かや)さんが書かれた「スキーをはけば怖くない」を読み終わりました。1980-81年のマジな山スキー(10回分、小話としては11編)の紀行文で、画家でもあるご本人の絵が紀行文とともに多数収録されています(いわゆる画文集)。雪崩に埋まったりの遭難話も登場するので、そのあたりではハラハラします。
  2 
2011年 05月 13日 07:48山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「西丸震哉の日本百山」

大すきな西丸震哉さんの著書を読み(直し)ました。昔一度読んだことがあるので、いくつかの山(目国内岳、青松葉山など)は別にして、だいたいは斜め読み。それでも十分に楽しめる気楽な読み物です。 湿原フェチの著者ならではの視点満載。北岳なんて、もうあとわずかで山頂というところまで行っていながら、お花畑
  6   2 
2011年 05月 10日 21:25山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「辻まこと セレクション1 −山と森−」

平凡社ライプラリ(文庫本)に収録されている「辻まこと セレクション1 −山と森−」(辻まこと著)を読み終えました。 先月、画文集「山からの言葉」を大変楽しんだので、同著者の作品をと手にしたものです。ファンも多いとのことですが、特有の感性はとても共感できます。いろんな作品をセレクトして集めたもの
  4 
2011年 04月 29日 11:37山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「全図解 クライミングテクニック」

GWの初日を迎えました。ツイッターをみていても「出発なう」などの楽しげな報告が舞い込んできています。きっと今日の夕方あたりから、このヤマレコでも次々と山行報告が掲載されるのではないかと思っています。 (かく言う自分は、明日からがGW) 今回の山岳図書は、山と渓谷社から出ている「クライミングテ
  3   2 
2011年 04月 27日 23:09山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「雪山の基本 −バックカントリーの新定番−」

雪崩事故で7人の友人を失った著者(中山建生氏)の魂がこもっているような書だけあって、雪崩について非常に詳しい。リスクとどう向き合うかという点でも学ぶところがある。 ビーコンの使い方とか、サーチ&レスキューなどについても詳しく解説して下さっているのだが、単独行の場合は、とにかく雪崩を避けるしかな
  2 
2011年 04月 22日 00:32山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山からの言葉」

辻まこと氏の作品である画文集「山からの言葉」を楽しみました。 雑誌『岳人』1971年1月号〜1976年2月号の表紙画と巻末コラムをセットにしたものですが、途中で手術入院のため5ヶ月分はブランクがあるので、全部で57の画文のセットになります。ほのぼの感がある画と懐の深い自然観を感じさせる文章が秀
  7   1 
2011年 04月 15日 09:11山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「晴れのち曇り 曇りのち晴れ」

山の画文集「晴れのち曇り 曇りのち晴れ」(熊谷榧著)を読み終えました。 いやはや、女性ながら豪快。きっと血液型はAB型かB型だろうな。(どういう意味かと言うと、自分がO型・両親がA型で、性格として臆病なので、反対という意味です。) この前に読んだ「山で見た夢」が、ちょっと長大論文調でウダ
  1 
2011年 04月 09日 10:22山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「山で見た夢」

勝峰富雄という方が書いた「山で見た夢」を読み終えました。 最初の方(第一部)は、読み進むのに苦痛でした。場所などをA高原だとかB沢だとか匿名化していることが原因だと思われます。やはり具体的な場所とか季節がわかってこそ愉しめるのが山(や旅)を主題としたの本なのでしょう。 中盤はそういった欠
  2 
2011年 03月 29日 20:03山岳図書レビュー(書籍)

最近読んだ本 「エンデュアランス号漂流記」

アーネスト・シャクルトン著の「エンデュアランス号漂流記」を読みました。 原著は、 SOUTH The Story of Shackleton's Last Expedition 1914-1917, by Sir Ernest H. Shackleton C.V.O. 1919. だそうで
  2   3 
ページの先頭へ