最近読んだ「森の探偵」の著者・宮崎学氏が2006年10月に出版していた本。児童図書として出版されているようで、漢字にはルビが振られています(図書館のラベルでは「小5」とあるので小学5年生向き?)。著者の本拠地である中央アルプス伊那谷(中央高速道駒ヶ根ICそば)を舞台に、現代社会を生きるツキノワグマの習性を観測した結果をビジュアルに解説した内容。「大型トラックが轟音をたてて、ひっきりなしで行きかう高速道路のわきで、クルミやクリの木にのぼって、のんびりと時間をかけて餌を食っていくツキノワグマは、笛や鈴をならせばにげていくような臆病者ではない。」 野生動物との共生について考えさせられます。
【読了日:2017年11月2日】
nomoshinさん、こんばんは。
四阿山でクマの痕跡が感じられたので、さっそく読んでみました。引き込まれてあっという間に、読み終えました。
・クマは賢く、おしおきには歯向かう者がいる。
・犬は種によっては愚かで逃げる。
・笛や鈴は効かなくなってきている。
そういえば、NHKでこんなのをやっていたのも思い出しました。
http://www.nhk.or.jp/kaisetsu-blog/700/279643.html
何が正しいのか相手をしっかり理解しないといけないですね。
brockenさん、コメントありがとうございました。
NHKの「授業で学ぶ クマの生態と役割」をご紹介頂き、さっそく読んでみました。中学生くらいであれば、十分に実態を理解した上で、将来のことにも考えを向けてくれる期待がありますね。それにしても、お恥ずかしながら、桜が実(=種)で広がっていくというのは、想定外でした。桜と言えばソメイヨシノと思い込んでしまっていて、ソメイヨシノは挿し木から増えたもので、実はすべてクローンであるという思い込みがあったためです。
いずれにしましても、私もこれまでに熊に遭遇したことが多数あり、また、直接鉢合わせしないにしても、強烈な臭いや唸り声を知覚した恐ろしい経験もあり、お互いの平和を意識して上手にこの奇跡の惑星の上で共生したいなと思っております。
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