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安全第一で、6泊のビバークを経て成し遂げられたもの。一方で、北壁の一番下から一気に登攀したものではなく、試登で下部を登った後、いったん退却し麓のホテルで待機して天候回復を待ったのち、登山電車の坑道穴から再度アタックしていることが後に、冬季初登攀と認定できるかどうかで論争になったとか。そのあたりの部分を含めて背景を丁寧に解説した「英語版への序文(1962年4月 ヒュー・メリック)」が巻末(訳者あとがきの前)に収められていて、全152頁のうち、なんと27頁も占めています。ちなみに、冬季第2登は、1970年1月の日本人(森田勝ら)によるもの。
【読了日:2014年12月14日】
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