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アメリカ合衆国北東部(ニューハンプシャー州)・ホワイト山地の“4000フッター(1200m峰、全部で48座)”を5年間で450峰(冬季は2シーズンで147峰)に登ったミニチュア・シュナイダー犬とその飼い主のお話。冬季の登山は募金活動として実行されています。我が家にも小型犬(トイ・プードル)がいて、元気なころには一緒に山に登っていたので、当時を思い起こしながら本書を読みました。
小型犬が冬季登山を成し遂げることにまず大きな驚きを覚えますが、このアティカスは確かに普通の犬とは大きく違っていて、達観した(“小さなブッダ”と表現されている)自立犬です。
本書は山岳図書というよりは一般書で、登山以外の話、飼い主である筆者Tomの仕事(ローカル新聞の編集・出版)の話や、その父親を主とする家族の話、またアティカスを譲り渡した前の飼い主であるペイジ(最後はTomと一緒になる?)との話などが散りばめられています。そして、文章がちょっと独特(先人の言葉を多数引用している)なので、私的には若干疲れてしまいました…
【読了日:2018年4月19日】
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