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前々から続編を読みたいなとは思っていたのですが、すでに廃刊になっていまして入手は困難。たまたま中野区立図書館にありましたので借りた次第です。
編集方針も前編と同じでして、選ぶ山の基準も変更ありません。サイズや体裁も全く同じで、見開き2頁ぴったりに1つのセクションが収まっていて、どちらもそれぞれ97セクション掲載されています。基本的には1つのセクションに1つの山が紹介されているのですが、例外もあって、1つのセクションで2つの山が紹介されているのが、前編にも続編にも1つづつあります。つまり、1冊に97セクション・98座の山が紹介されているのです。
選ばれている山は、メジャーどころは少なく、例えば日本百名山は前編に5座、続編には0です。二百名山となるとそれぞれ9座と7座、三百名山となると7座と4座です。いずれにしても、98+98=196座あるうち、過半数に登ったことがあるという方がいらっしゃいましたなら、ちょっと尊敬に値する藪山好き、ということになるのではないでしょうか? ちなみに私は71+22=93座ですので、半分まで5座まで近づいています。といって、百名山巡りみたいなことをするつもりは毛頭ありません。そんなことをしたらこの本の趣旨に全く反してしまいそうです。
内容は、なんてことはないさらっとした紀行文なのですが、昭和50年ごろまでの日本のローカルな山里の雰囲気や藪山人種の気質とかが良く伝えられているところが結構気に入っています。
続編の中では、2011年の残雪期(ゴールデンウィーク)に歩いた「坪入山」「三ツ岩岳」「高幽山」「丸山岳」が身近に感じられました。
読み終わって…、前編を持っているだけに、この続編を図書館に返却するのが惜しいような気分になってしまいました。
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