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本編というべき部分は、タイトルの通り、著者からみた辻まこととその思い出を綴ったもので、無二の友の死を悼む、といった感じです。ちなみに、先日読んだ「夢幻の山旅」は暴露本的なイメージがありましたが、こちらの方はいたって穏やかで、思い出に浸るといったトーンだということです。
生前は辻まことの作品が散逸していましたが、このような友人・知人らの篤き想いにより、雑誌類に特集が組まれ、全集が発行され、そして、文庫本やアンソロジーとして世に出、これによって私のような者でも辻まこと氏の作品に容易に触れることができるのは、真にありがたいことです。
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