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著者は1982年生まれのインターネット世代。高峰(無酸素、単独)からのインターネット生中継で世界の人と挑戦を共有しようというコンセプトで活動しているとのこと。装丁も今時風で、山野井さんの本を読んだ直後だったこともあり、最初はバカにしかかって読み始めたが、中盤を過ぎるころからなんとなく共感する部分も出てきて、悪くない本だったなぁ、というのがそっちょくなところ。最初の8000m峰チョーオユー挑戦の時に、いったんは頂上直下で引き返したものの、2回目のアタックで登頂に成功したあたりで粘り強さを感じたこともプラスに影響しているようです。人間はしょせん「どろぼう」か「こじき」という池波正太郎の名言に当てはめれば、栗城さんは正真正銘な「こじき」タイプですかね。 【読了日:2015年9月4日】
最新ブログでは「2012年秋季エベレストで重度の凍傷になり手の指9本を失うも、2014年8000m峰を単独無酸素で登頂し復帰。エベレスト単独・無酸素、生中継登山に挑戦!生中継を通し自分の山に向かう人を増やします。」とありました。2016年(昨年)の活動ですが、ネット上で賛否両論のように感じました…。
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