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山野井泰史さんが自ら執筆した半生記です。山野井さんに関する図書としては、これより前に出版された「垂直の記憶 岩と雪の7章」(山野井泰史著、山と渓谷社、2004年4月、ヤマケイ文庫版は2010年11月)および「凍(とう)」(沢木耕太郎著、新潮社、新潮文庫、2008年11月)があり、それらはすでに読んでいました。ギャチュンカンの強烈なインパクトがありました。また、2008年1月7日に放映されたNHKスペシャル「夫婦で挑んだ白夜の大岩壁」も素晴らしい作品だったと思います(私は生放送ではなくアーカイブで後から視聴しました)。
本書でも人柄(孤独を愛する)などに好感が持て、ますますファンになってしまいました。奥多摩で熊に襲われた2008年以降も再復帰し、本書での最後は2013年5月のアンデス遠征になっています。但し、その時に同行した若手の野田賢氏は他界してしまっていますね。山野井泰史さんに関しては、モンベル社の辰野勇氏との対談が「軌跡」(辰野勇著、ネイチュアエンタープライズ、mont-bell BOOKS、2014年11月)の巻末に収録されていまして、それを最近読む機会があったのですが、「夢はクライマーおじいちゃん」と楽しそうに語っていました。 【読了日:2015年9月2日】
これもいい本でしたね。山野井さんの想像の念入りさに感嘆しました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/826-detail-86125
yoneyamaさん、コメントありがとうございました。
頂戴した日記にリンクされているAACHのブログ、(そうだったそうだったと)久方ぶりに訪問しました。
「アルピニズムと死」に関しては、特に気合いが入っていたようですね。
まったくもって貴重な情報の宝庫です。
ちなみに、最新の書評が「冒険登山のすすめ」でしたが、恥ずかしながらまだ未読ですので、ネタバレを怖れてそこのところは目を通しませんでした…
気が向いた時ゆっくり読んで下さい。
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