別の本を読んでいた時、実は上田画伯は絵の腕前だけでなく、クライマーとしても超一流だ、とどなたかが評していました。事実、初登攀などの記録もあるようです。
それにしても、やはり芸術家という種類の方は、まさに天才なのでしょう。ところどころその本質まではついていけない部分があります。平易に書かれているような部分はとても感銘しました。
「跋」という(初版本では最後に相当する)一遍では、この本のタイトルである「日翳の山 ひなたの山」に込められた意味をご本人が解説されていますが、とても奥が深そうです。「行為」と「思索」や、「山にある日」と「街にある日」などとも説明されています。(いずれも前者が「ひなたの山」)。
辻まことさんや熊谷榧さんの画文集でも感じましたが、右脳と左脳がバランスして機能している方々は、やっぱり天才です!
ちなみに、上田氏は「アルピニスト発狂論」と称されるような考え方を打ちだされたことでも有名であるような話が、この本の解説に出てきます。
ノモシンさんこんにちは
学生のころ、このバンザイクマの絵と白馬主稜登攀の絵をとても気に入って、スケッチブックで模写までして壁に貼っていました。一見簡単だからイケルと思ったのかもしれませんが、とても気に入ったのです。
> yoneyamaさん
コメントありがとうございました。
写真には何の説明もしていませんでしたのに。いきなり、バンザイクマと白馬主稜の話題から突っ込まれるところが、さすがですね。おみそれしました m(_ _)m
私も2つを選ぶとしたらこの2枚だな、と思ったわけでして、いやはや、恐れ入ります・・・
nomoshinさん、こんにちは!
私も上田哲農氏の文と画が大好きです。
バンザイクマの「がおーー」でいきなり心をわしづかみされました。
板橋の植村冒険館には氏の著書の旧版がありますよ。
ちょっと東京のはずれですが。。
> kamehibaさん、コメントありがとうございました。
上田哲農氏の作品については、三冊目の「きのうの山 きょうの山」を図書館で予約していたところ、確保済みの案内が届いたので、明日か明後日には取りに行きたいと思っているところです。
板橋の植村冒険館ですか、まだ行ったことがありません。東武東上線沿線に職場がありますので、機会を見つけて寄ってみたいと思います。教えてくださって感謝です。
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