戦中・戦後の混乱期にありながら、版画家を目指す道のりや、「山」から「山男」そして「家族」に至る図柄の変遷などについても、その背景を含めた解説とともに楽しむことができます。
家族6人で奥秩父の十文字峠を信州側から武州側に越える話については、同氏の著書「山の足音」で存じ上げていましたが、その際と思われる写真が掲載されていたのも、興味深かったです。
また、巻末の方には、畦地梅太郎氏の作品を直に楽しむことのできる美術館等の紹介もあり、行ってみたくなりました。その中には、燕山荘(北アルプス・燕岳直下の山小屋)も含まれています。
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