まず第I章ではテントとか簡単な現地での小屋掛けの話から始まり、第II章に入ると、いよいよ山小舎造りになります。まず0.5畳、次に1畳、1.5畳と少しずつ広くなっていきながら、間取り図を使って設計をしていくという楽しみを著者が味わっているような構成です。0.5畳から始まっているので、4畳半くらいでもかなり贅沢な気分を味わえます。最大は12畳です。第III章では、山小舎を立てる場所の候補地について、いろいろと検討するのですが、そこでは、具体例として地形図(但し、地名が入っていない)が数枚登場します。でもって、著者曰く、「なお、この本の参考地図は、二万五千分の一の地形図から、改めて手描きで作成したもので、ここはどこだろうなどとあまり考えないでいただきたい。」 でも、そう言われるとますます気になるではありませんか? じぃーっと、地形図を読み、すぐわかった場所が2枚、大体あたりがついて、実際に地形図と見比べてチェックして確認できたのが4枚、15分足らずで言い当ててしまいました。(ってな、自慢話っぽいところも含めて、私自身、西丸氏の境地に達しつつある?!)
さて、自分で山小舎を建てる気になったか、と問われれば、テントで十分、というのが個人的な回答です。但し、場所については、少しこだわりたいですね。
わああ〜〜〜すてき!!!!
ぜひぜひ読みたい!
山小屋ほしい
おーっと、自慢ハナシ(笑)と思いつつも、さすがですねと思いました。そ、それにしても本読むの早いですね〜。
コメントありがとうございました。
中部山岳や関東近辺ではなかなか少ないようですが、東北では無人小屋(避難小屋)ですてきなものが多くあるように思います。
最近私があるいたコース上には、田代平山荘、大白森山荘、八瀬森山荘、三ッ石山荘が、3〜4時間歩くくらいの距離であり、そのどれもが頑丈で、立派で、快適でした。特に八瀬森山荘は沢ヤさんの基地になっているという地元の方の話です(葛根田川とか・・・)。
ちょっと東北が羨ましいです。
こないだの週末は天気も悪く、「晴歩雨読」の後者で読書がはかどってしまいました。
しかも西丸さんの文章は、おしゃべりしているまんまの感じなので、さくさく読み進みます。(山岳書も古典となると時間がかかります・・・)
ところで、西丸震哉氏は今年の5月下旬にお亡くなりになっているのですね。2月には芳野満彦氏も他界されています。ちょっとさびしいです・・・
西丸さんは他界されてたんですね。知りませんでした。芳野さんも・・・・。確かにちと淋しいですね。
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