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内容は、先に読んでしまった「みんなちさこの思うがままさ」と同じ舞台の山行をネタにしたものが多い(つまり、池田知沙子氏と同行が多い)のですが、こちらの方が山行記録としての具体性(e.g. 遡行図)が充実しています。全般に良い読後感の書ですが、私が特にありがたく読ませて頂いた部分としては、「川内の山と渓 早出川流域の自然と歴史」という解説的な一文と、最後の章「消えゆくものものへの立会い」があります。最後の章は、「八十里越」の裏街道が(取材当時までは)ゼンマイ採りの道として受け継がれていたところを実地点検する内容になっています。
訳あって、お天気も良く、忙しいわけでもないのに山に行けない週末を過ごしている中で、地形図を片手に大変楽しく読ませて頂きました。
【読了日:2014年5月11日】
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