最近読んだ本 「西丸震哉の日本百山」

大すきな西丸震哉さんの著書を読み（直し）ました。昔一度読んだことがあるので、いくつかの山（目国内岳、青松葉山など）は別にして、だいたいは斜め読み。それでも十分に楽しめる気楽な読み物です。

湿原フェチの著者ならではの視点満載。北岳なんて、もうあとわずかで山頂というところまで行っていながら、お花畑で遊んできて山頂は踏んでいない、なんて様子でして、アンチ山頂至上主義。

先日私が登った会津駒ヶ岳の節では、北側の三岩岳はもちろんのこと、その先の窓明山や坪入山といった稜線のみならず、道入沢から支稜を超えた平地を紹介しているなど、桃源郷探しの参考になります。実際、ご本人もまだ登っていない山を地形図（ちなみに著者は国土地理院と深いかかわりがあります）上でシミュレーション登山しているなどの山もかなりの数紹介されています。

コメント

daiz

RE: 最近読んだ本 「西丸震哉の日本百山」
nomoshinさん、こんにちは！
とても興味深い本のご紹介ありがとうございます。
探して読んでみます！

zeropon

RE: 最近読んだ本 「西丸震哉の日本百山」
nomoshinさん、こんにちは。

西丸震哉（さん）、いいですね。

食生態学から藪こぎ、幽霊話しまで大好きです。

リベラルな毒舌家なのに、
「カラス天狗を見た」ですもんね。