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美術出版社のものと比較しますと、中身の画文集は画も文章も変更はありませんが、表紙を含めた装丁は当然違っています。また、口絵に収録されているカラー刷りの版画も違うものが集められていました。
美術出版社:「山の目玉」(表紙)、「鳥と山男」、「ネブカビラ」、「石鎚山」、「八ヶ岳山ろく(冬)」、「若者」、「山男」、「鳥をいだく」、「季節の山(三)」、「山男(四)」、「山にさけぶ(一)」、「浅間山」、「大正池」、「冬の山男」
平凡社ライブラリー:「鳥をいだく」(表紙)、「白い像」、「さけぶ三人」、「山湖のほとり」、「石鎚山」、「妙義山」、「八ヶ岳山ろく(冬)」、「南アルプス」
*タイトルが同じでも異なる版画になっているものがあります。
平凡社ライブラリーでは、巻末に大谷一良氏による解説がついていまして、「畦地さんの『山の眼玉』」というタイトルになっています。この解説は、畦地氏を知る上ではとても良いもので、若い時代の辛苦が淡々と事実として明らかにされていまして、この解説に巡り合っただけでも、価値があると感じました。
引き続き、畦地梅太郎氏の作品をしばらく追いかけるつもりです。
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