最近読んだ山の本 「新・山の本 おすすめ50選」

　著者の福島功夫氏は1950年生で、先日読んだ「新編・単独行」（ヤマケイ文庫）では解説を担当されていました。この本は、1994-2003年に発行された山岳図書から50冊を選んだもの。多くは雑誌「岳人」誌の書評欄に掲載された文章をベースに単行本にまとめたものだとのことです。

　私なんぞは山岳図書を十分に読んでいるとはとても言えませんが、50冊の中で既読の本が4冊しかなかったのは少々うろたえました、というよりも、まだまだ読むべき本があると教えられ、大いに喜んだ次第です。確かに、海外の山岳図書は古典的名著以外は、ほとんど読んでいませんでしたから…

　著者の個性（けっこう強いように感じました）による部分もあると思われますので、ここで紹介された本がそれぞれの潜在的読者にとって良書かどうかは保証されるものではありませんが、たとえばこの50冊を選ぶにあたり、捨て去られた図書にはどんなものがあったのか、というのを聞いてみてみたいところです。

コメント

ゲスト

RE: 最近読んだ山の本 「新・山の本 おすすめ50選」
nomoshinさん、こんにちは。

福島功夫氏の本の中で、女性に是非とも一読してもらいたいのは「女性のための　安心登山術」ですね。

「山ガ−ル」と十数年前から呼ばれる様になったのは良いが、ファッションにポイントを置き、登山の基本をマスタ−しない方が多い。
「安全登山」を心掛けるためには参考になると思います。
＞本がそれぞれの潜在的読者にとって良書かどうかは保証されるものではありませんが・・
そうですね、読者の一人として合格点は差し上げたいですね（但し個々の判断によりますが）