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1967年2月に山学同志会3名のリーダとして、マッターホルン北壁厳冬季第3登(日本人初)に成功するお話です。ちょうど今季節が冬に入って寒くなり出しているところですが、この本を読んでいると、都会のこのような寒さで「寒い」なんて言ったら申し訳ないような気分になってしまう情景がしばしば登場します。
小西氏の登攀に対する激しい闘志については、今更繰り返す必要もないでしょうが、序盤戦が終わったところで、何とアイゼンを片方落としてしまうのですが、それでも前に進むところはただただ脱帽(というか呆れてしまいました)。
「グランドジョラス北壁」でもそうでしたが、単なる行動記録的なものだけでなく、過去の歴史を良く調べていますし、装備や食料に関する研究、後に続く人たちのためのテクニカルノートが掲載され、さらには、最終章「鉄の時代への進展」では、日本のアルピニスト達にグローバル目線でより高みを目指すことを叱咤激励しています。閉そく感のある今の日本にも当てはまってしまいそうなメッセージに感じました。
nomoshinさんこの前の時にも書きましたが、小西さんだけでなく当時の先鋭的な山を登る人は皆技術だけでなく、
その山や歴史などやルートなどを調べて勉強していましたよ、あまり登られていないルートの記録はないからです、
まして当時は費用の点で海外は度々行けなかったから、よく調べて余計慎重に調べていたんですよ、
私自身は人に自慢できるほどの山に登っていませんし、
所属していた山岳会も私が当時は原因不明の腰痛のために冬山不参加の時にアタック隊が不幸な事故で
中堅どころや次代の若手などを亡くしました、その後は残った会の人も結婚などで山を離れて会は解散です、
私はその為に不自由な体ですが今も生きています、
ただ当時のチーフリーダーは今は70代半ば過ぎですが山岳ガイドやヨーロッパアルプスの岩場を今も登っているのを
ネットで見て解っていますし、一度だけ会合であった新人が学生時から北アなどの小屋などでバイトなどして
今はやはりガイドをしているのをネットで活躍しているのを観ているだけです、、
naiden46さん
いつもコメントありがとうございます。
そうでしたか。熱い仲間たちと思いを一つにして次の山行計画を練っている姿を想像してみました。70代半ば過ぎでもまだ現役クライマーの方がいらっしゃるというのも素晴らしいです。
また、機会があれば、良書などをご紹介ください。
よろしくお願い致します。
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