最近読んだ本 「多摩川探検隊」

辻まこと氏の画文集「多摩川探検隊」を昨日読み終わりました。

小学館ライブラリーに収録されているもので、表紙に「OUTDOOR EDITION」と記載されているところをみると、山旅のお供に持ち歩くことを想定しているのかも知れません。発行は1993年12月で当時のお値段は780円也。（私は中野区立図書館から借りたものを読みました）

このタイトルになっている一節「多摩川探検隊」は以前に別のタイトルの本で読んでいたのですが、この本には他にもいろいろと短編が収録されています。

この本で一番お気に入りになったのは、「奥鬼怒山」という一節です。ハロルド君という外国人のおともだちと急に晩秋の奥鬼怒山へムササビ猟に行くお話です。絵も良かったですが、ストーリィも落ちがあって大変愉しい内容でした。

でもって、次に読もうと思っている同じ著者でしかも小学館ライブラリーの「あてのない絵はがき」を手に取ったところ、最初の方に写真が収録されていて、どうやら辻さんとハロルド君のようなのです。（ですので、こちらの方の写真も３枚目の画像に載せました）