11月23日立山真砂岳の雪崩で七人の方が亡くなった事をTVニュースで知った。画面を観て学生時代に毎年この時期に立山で雪上合宿をしていた事や、まさしく雪崩の起きた大走りも山スキーで滑り降りた事も思い出していた。「あそこで雪崩が起きるのか、自分達も怖い所を滑ってたんだ」と思っただけだった。
今朝の朝刊を見て目を疑った。二年先輩が亡くなった七人の内の一人だった。女子ではあったが豪快かつ繊細でとても面倒見のいい人だった。活動は基本男女別だったので一緒に 山に登る事は無かったが、行事や飲み会などでは大変お世話になった。今でも毎年カナダへヘリスキーに行ったりヨーロッパアルプスを山スキー縦走したり山とスキーを愛して止まない人だったのに山に命を奪われるなんて。
今日の「天声人語」もこの事故に触れ「昔の名登山家が残した警句が一つ胸に浮かんだ。『そのもっとも平穏な日において、山の凶暴さを思え』。頂上での達成感も、新雪を蹴散らすスキーの爽快も、命あっての喜びである。」とあった。
ご冥福をお祈りします。