先日ライフビーコンについて少し書いた。
その後も社内で、先々が心配なご高齢の方や、小さなお子さんがご家族に見える人に紹介している。
「捜索」 する方もされる方も大変だ。
捜索事案が発生しないに越したことは無いけれど、避けられず捜索となった場合は、出来れば早期簡潔に解決した方が、する側される側双方に良きことだと思う。
捜索されちゃう事になるかも?といったリスク登山をする身としては万が一事案に発展したとしたら、出来るだけ双方に負担にならないように各種保険はもちろんの事、早期発見を助けるために登山届提出や家族への事前連絡、ココヘリやビーコンの装備など備えを万全にする必要があるだろう。
リスク承知だから、別に助けてもいらんし、探してもらわなくても結構、と言ってしまえば良いのかも知れないが、そんな考えは通用しない。
日本は法治国家であり、国は国民を守る義務があるので否が応でも探しに来る。
で、税金が使われる。
それは、自分以外の国民に迷惑を掛ける事になるので、出来る限り迷惑が小さくなる努力は必要だろう。
また、探してもらって自分の死亡がとっとと確定しないことには、残された家族に経済的負担が7年間も掛かり続ける。
自分の場合、ここで言う備えとは早期死体発見への準備なのだ。
もちろん死なないための別の備えもしっかりとしているつもりだが。
あーアレだな。
登山届の代わりに遺書を残していけば、捜索や遺体引き上げ費用は個人に請求されるみたいだから、手かもな。
華厳の滝での事例は300万円の請求が遺族にあったみたいですな。
まぁ、一番大事なのは無事下山。
ヤバい時にはムリせずに…。
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