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2020年10月03日 08:44未分類全体に公開

浄水キット

縦走において水の確保はもっとも重要だ。短時間で十分な水を確保したい。生水でもOKという人が多いが、北海道生まれの私としては生水が怖い。飲用となっている湧き水も絶対飲まない。
最初はそれほど量がいるとは思わなかったので、軽量なスーパーデリオスで頑張ればいけると思った。しかし、夏に4-6L/日をこれで処理するのは、とてつもない重労働。毎日、30分以上マヨネーズ容器を押し続けて疲れ果てた(笑)。
そこで真剣に考えた。Webを調べまくり、Platypus グラビティワークスを見て、これだ!と。でもこのシステムは重そうだし、汎用性がイマイチ。さらにWebを眺めていると、ソーヤーミニで同じようなシステムを自作している人がいた。Platypus ホーサーのチューブを適当な長さにカットし、ソーヤーミニと繋いでいる。これを参考に、取水用のバックとして口が広いEvernewのウォーターバックを使い、下記の構成のシステムを作った。

Evernew ウォーターバック3L(取水専用)
 ↓
ソーヤーミニ
 ↓
Platypus ホーサー
 ↓
Platypus 2L(浄水済)

この組み合わせをZiplocに入れて計180g、結構いい感じ。水場で2Lを浄水して、未浄水の3Lと併せて最大5Lを一気に確保できる。一応、吊して重力で浄水できるようにウォーターバックに紐を通す穴を開けてあるが、通常は時間短縮のため肩に担いで絞り出している。ソーヤーミニは使用後に注射器で洗浄する仕組みだが、繋いだまま出口側のプラティパスを押せば洗浄もできる。
念のためゴミ除去用の滅菌ガーゼも同梱しているが、幸い使う羽目に陥ったことはない。また、水場がルートから離れている場合は、タイベック製のエコバック(30g)も持って行く。
<追記>エコバッグは、より汎用的な Sea To Summit Ultra SIL フォールディングバケット(28g)に切り替えた。

課題は、低山の水場で3Lを超えると浄水作業でしばらく同じ姿勢を取るため、ヒル、アブ、蚊などにやられまくること。浄水時は十分な注意が必要。
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