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私がこの世に生を受けた頃に活躍された方なんで、あまり記憶にはないんですが、それでも凄い人だな〜って事で今でも興味が有る人物の一人です。
先日、例のアレで病院に行った時に思いのほか早く終わり、せっかくのお休みなんで、煎餅食べながら映画でも観るか!って事でレンタルに出没したら下記映画がありましたんで脇目を振らず借りてみました

当初、鬼平犯科帳か三国志でも借りようと思っておりました。
ちょっと18禁の所にも興味津々だったんだよ♪って事は内緒でお願いいたします(笑)
題 名 マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
監 督 フィリダ・ロイド
脚 本 アビ・モーガン
サッチャー役 メリル・ストリープ
当初、こちらの映画が出た時は映画館で観たいと思っていたんですが、例の「貧乏症」が発症し、レンタルになったら・・と思っていたものの、すっかり忘れておりました。
「貧乏性」ではなく、「健忘症」なのかも知れませんね

え?両方だよ!?
正解!

サッチャーさんはイギリス史上初の女性首相であり、色々と賛否は分かれますが「政治力」と言う意味ではずば抜けて高い方でしたよね。
信念が有り、これぞ保守!って感じで好きな政治家の一人でも有るんですが、プライベートの部分については殆ど知らなかったもので大変興味深く観させてもらいました。
実際は映画のような感じでは無いんじゃないかな〜って思いましたが、「公」の為に「私」の部分を犠牲にして働き、もがき、苦しんだ姿がモリモリと伝わって来ました。
あんまり内容を言うとアレなんですが、まさに我が国と同じような状況を好転させた名宰相であると言っても過言じゃないでしょうか

失政と思われるのも確かにありますが、それ以上に功績の方が多いと私自身は思っております。
みんなが納得する政治なんて有り得ませんしね。
映画に出てきますが、フォークランド紛争(イギリスとアルゼンチンの紛争)が我が国の尖閣のゴタゴタとダブって仕方ありませんでした。
また、イギリスを苦しめてきた「英国病」もまさに今の日本の現状と殆ど同じだな〜って感じで、小さな島国だったりと色々と近い国の一つかもしれませんよね

財政悪化、国際競争力の低下、市民運動と言う皮を被った思想家及び労働組合等の活動の拡大(日本の場合は反原発・反オスプレー等ですかね。)、自虐史教育による愛国心の低下。
まさに今の日本じゃん!て感じで苦笑の連続でした

自分の生まれ育った国に対して誇りに思えない。ってのはやっぱり問題だと思うんですけどね〜
その点、サッチャーさんが行った教育改革についても日本は凄く参考になると思うんですけどね。
イギリスだって誇れる歴史と誇れない歴史が有ります。
産業革命とか色々ありますが、負の部分はアヘン戦争や植民地支配による富の奪取、奴隷等の人権侵害など色々とありますけど、そんなマイナス部分ばかり教えられたら純粋な子供たちはなおさら頭がおかしくなっちゃいますよね。
事実は事実として認識する必要はありますが、色々な過程を経て今現在に至ってる訳ですし、その時の世界の状況等も鑑みないとイケないと思いますしね。
植民地支配を拡大した時期は、食うか食われるかの弱肉強食の時代。
弱い物を倒し勢力を拡大するのがあの時のセオリーですしね。
話が脱線しましたが、映画自体は見応えがあって楽しめました!
メリル・ストリープさんの演技や音楽も素晴らしく、実際の映像とかも入っていて興味深かったです

秋の夜長に良いかも知れません

我が国もそのうち総選挙になるんでしょうけど、その時に名宰相は出現するのでしょうかね〜

サッチャーさんとは言いませんが、国民の為、被災地の皆さんの為になる政治を行って貰いたい限りです。
サッチャーさんは現在認知症を患っていて大変みたいですが、素晴らしい余生を送って欲しいと願わずに入られません。
強い信念が有る人って男女問わず素敵ですね

※ブログの方で、加筆・修正しました!
http://www.anzairen.com/entry/2017/04/09/113533
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