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ふと、「お盆」て何? と感じて調べてみた。
役に立たないかもしれないが、こんなことを調べるのが好きなわたしです。( ´艸`)
由来については、ちょっとびっくりすることでした。
お盆 (おぼん)とは、 日本 で 夏季 に行われる祖先の霊を祀る一連の行事。
日本古来の 祖霊信仰 と 仏教 が融合した行事である。
かつては 太陰暦 の 7月15日 を中心とした期間に行われた。
明治 期の 太陽暦 (新暦)の採用後、新暦7月15日に合わせると農繁期と重なって支障が出る地域が多かったため、新暦 8月15日 をお盆(月遅れ盆)とする地域が多くなった 。
2022年の場合はどうかと言うと、【旧暦の7月(旧盆)にお盆を迎える地域における、2022年(令和4年)のお盆は8月10日(水)から8月12日(金)。 地域によっては13日(土)まで】です。
今日までなのですね。
仏教用語 の「 盂蘭盆会(うらぼんえ) 」の省略形として「盆」(一般に「お盆」)と呼ばれる。
盆とは文字どおり、本来は霊に対する 供物 を置く容器を意味するため、供物を供え祀られる 精霊 の呼称となり、盂蘭盆と混同されて習合したともいう説もある。
現在でも精霊を「ボンサマ」と呼ぶ地域がある
盂蘭盆会の語源ウランバナと目連尊者
盂蘭盆会(うらぼんえ)という言葉は、梵語(ぼんご:サンスクリット語のこと)のウラムバナ(ウラムボニエ)が語源であり、その意味は倒懸(とうけん)、すなわち逆さに吊るすという意味である。
盂蘭盆会の語源は上記したとおりであるが、盂蘭盆会が行われるようになった由来としては次のようなことが伝えられている。
バラモン出身の目連(もくれん、梵語名:モッガラーナ)尊者が、舎利弗(しゃりほつ、梵語名:シャーリプトラ)にさそわれて釈尊に弟子入りをしたことはよく知られていることである。
この目連が修行中神通力(じんつうりき)を得て亡き母親に会うことが出来たが、母親が餓鬼道(がきどう)に陥って倒懸(逆さ吊り)の苦しみを受けている姿を見て驚き、師なる釈尊にその旨を告げてお救い願いたいと哀願した。
目連の願いに対し、釈尊は「よいかな、汝、その修行の満願(まんがん)の日に、師を敬い衆僧を供養(くよう)せよ」とおうせられた。
たまたま目連の修行の満願の日が、旧暦の7月15日であったことから盂蘭盆会(うらぼんえ)が7月15日に催されるようになり、それが現在多くの家庭で行われているウラボン供養になったというわけである。
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語句の説明
・六通力(ろくつうりき)
神仏(如来や仏陀)や菩薩などが持っておられるとされる六種の超人的な能力のこと。
・供養(くよう)
御供物 (おそなえもの) をして神仏を拝むこと。死んだ人の霊の多くは迷っており、これを浄化しある程度悟らすためには神仏の大きな慈悲に触れることが必要である。
神仏に御供物をして死者の霊のお導きを願い神仏を拝むことが供養の真の意味である。
・追善(ついぜん)
死んだ人を偲(しの)ぶこと。祖先の命日にお坊さんを呼んで読経してもらうこと。
故人の生前を偲び語り合う儀式は大変有意義であり、霊を慰め、諸神諸仏に祈願し報告するようなこと。
・回向(えこう)
死んだ人を弔(とむら)うこと。習慣的にも人間性からも美風とすべき意義あることであるが、形式に流れて本質からかけ離れないことが大切である。
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六道の世界
・天界
人間界のすぐ上にある神の世界、インドの神、ボンやビシュヌなどの神の世界の尊称で、高天原にあり天津神、国津神がおられる世界。人間界に最も近く人間界より高い世界で、人間を教化指導して聖道なる善道に引きあげようとする。
・人間界
人間の形をし、理屈を述べ、人間らしく振る舞っている者がいる世界であり、天界と修羅界の中間に存在しているため、上に引き上げようとする天界の動きと、悪い世界に誘惑しようとする修羅界の動きと双方からの影響を受け易く、自主性の乏しい世界。
・修羅界
闘争を好み、猜疑と嫉妬から仲間と和すことを知らず、集団的行動をしながら秩序を保たず猜疑と嫉妬のために相反目し不安と恐怖の中に時間を送る者の住む世界。
・畜生界
禽獣家畜の世界をいい、生活を持たず、文化を持たず、食べて眠って醒めて食べるという生き方をしている者の世界。
食べるために争い、本能の命ずるままに駆け回り、地上に益すること少ない。礼儀もなければ作法も知らず道徳的なものを持たない生き方をする者の世界
・餓鬼界
食べ物に卑しく、ケチで他人に施すことを知らず、欲深で自分の物を惜しむ反面他人の物を欲しがり、三度の食事が欠けたら血相変えて大騒ぎをするような者の世界。
真面目に働いて正しく生きることをしないで他人の物を奪って生きようとする者、他人の犠牲によって生きる搾取者など鬼のような精神で動いている者は餓鬼の精神の持ち主。
・地獄界
罣礙(けいげ)者の集団場。自由のない世界。
ためになったかな? ( ´艸`)
たまたま昨夜寝苦しかったので、仏教の本を取り出して読んでみました。この手の本はいつの間にか、うつらうつらとしてしまう魔法の効果があるのですが、昨夜のは面白すぎて逆効果になってしまいました。
仏教には”六”という数字には特別な意味があって、本文にあるような「六道」が根本にあると言われています。三途の川の渡し賃である「六文銭」、警察の隠語でもある「おロク(死体)」や、むかし話の「六地蔵」はすべて「六道輪廻」の仏教の教えから来るものです。
私がいつも登っている能郷白山や、会津の磐梯山には五合目までしか表示がありません。頂上である六合目は、お釈迦様の住むところだからです。
雨も降っていることだし、先祖が迷わず帰って来られるように、これから墓掃除とお参りに行こうと思います。
以上。
いい教えを聞きました。
六という数字。さらに興味がわきました。
「ろく」を変換すると 禄、碌、陸、肋、麓、勒、鹿などとさらに好奇心が。
ろくでもないコメントで失礼しました。
興味あるコメントでしたよ。
ありがとうございます。
今日はのんびりと墓前に盆灯籠を供えてきました。
うちは安芸門徒だからか精霊馬の風習とは無縁で大人になってから初めて知りました。
お盆でご先祖さまが騎乗した後はカブトムシや鈴虫に下賜されるのでしょうか😁
安芸門徒は、盆燈籠。
精霊馬なんかは、わいもよう知らんかったが、お盆で検索すると出てくるんで。
先週墓掃除済んでるんで、明日、灯籠持ってお参りして。
ほんで、明後日から…行ってくるけん。あっこに。
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