![]() |
![]() |
![]() |
登山の時もしてるとめっちゃカッコいいと調べてみた。
Webで探せば手に入らなくもないが高額。安全や命に関わるものではないため、手作りしてみるのも面白そうなのでやってみよう。
とはいえ狩猟免許取得から始めると道のりは遠く、原皮をタンニンで鞣(なめし)て革にする工程までは手間暇かけられないため、加工済みの革探しから。
毛皮を得る為に命を奪うのは時代錯誤だが、害獣駆除で得た毛皮なら命を無駄にしない行為としてよかろうと、蝦夷鹿などを探すも意外と手頃な大きさがなかったり高かったり🦌熊も手に入るが重そうだ🐻
そこで食肉用に屠殺された仔羊の皮を使うことにして北海道から取り寄せた🐑送料込みで約3,000円。軽くて柔らかくて良さげ。これなら狂信的ヴィーガンを除けば苦情を言われることもなかろう。
これを腰からぶら下げる為にベルトを通すループを縫い付けるわけだが、毛皮ゆえミシンも使えず、手縫いしかない。そして俺は裁縫なんぞしたことがない😥
思い返せば中高と家庭科の授業はほぼサボってた。調理実習も裁縫もすべてクラスの女子に頼んでやってもらってた。今そのツケがきたのだ😭妻には頼めば喜んで直接俺の尻に縫い付けてくれるだろう😱....自分でやるしかない。
かくして玉結びから縫い方の基本までYouTubeで勉強し、手芸店のお姉さんに相談し、革縫い針などを調達。
丈夫さ最優先で2本取りの返し縫いでやってみる。表面の毛をステッチに巻き込まないように慎重に。しかし指が穴だらけになり、高倉健も驚きの不器用さである🥲
そしてまた奇妙な事を始めた父親を子供たちが興味津々で見つめてくる👀
世界には金で買える物と買えない物があるように、人生には金で解決すべき問題と金で解決してはいけない問題があるのだ。この不器用な父が背中で伝えたいのは後者である。
かくして子供たちに伝わったかは甚だ怪しいが、兎にも角にも尻革完成🎊歩いてるうちにズレたりする場合はマジックテープなどで予防するカスタムを施そう。
息子も気に入ってくれたようで嬉しい。雪山に子供が登ってるだけで驚かれるのだ、こんな尻革つけてたらきっと誰もが話しかけてくるだろう。その時のためにとっておきのブラックジョークを息子に伝えておく。
いいかい、誰かに聞かれたら少し俯き加減でこう答えるだ。
「お父さんが昔飼ってた犬の皮で作ってくれたんだ...」
🤣
サイコーに楽しい日記ありがとうございます。
エゾシカの皮は大きすぎますか?
お値段はいかほどで?
かつては磯釣り師たちも尻革を使っていたそうですね。
日本各地で害獣扱いとなっているシカについても、肉や毛皮が商業ベースで流通して、「適正な」頭数管理が出来てほしいと願っています。
蝦夷鹿はそのままでは大きいので、尻革にするなら剃刀で切ると良いかと。
お値段2万円くらいでした💦
FUR DESIGNというWebサイトで取り扱ってますが、今は蝦夷鹿は品切れの模様。
鹿たちも生きてくのに必死なのでしょうけど、(高山植物が食べられて)食べ残しによる綺麗なトリカブト畑を南アルプスでも見てきたので、適正な頭数管理が実現できるといいなと痛切に思います。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する