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まだ日本アレルギー学会では発表されていないようだが、ここに私の知る一症例を紹介しよう。
昨年、とある男性はラムネ菓子のように多量のミンティアを噛み砕きながら眠気で朦朧とする頭で『この眠気と鼻詰まりを同時に解決する画期的ソリューションはないものか...』と思案していた。直後、革命的アイデアを思いついたのである。
このミンティアを粉末にして鼻から吸引すればよいではないか!
まさに悪魔的発想。さっそく男性は“バールのようなもの”を持ち出し、ミンティアを叩き潰し粉末状にしてジップロックに小分けにした。立派なパケの完成である。※写真1
次に一定量の白い粉末をデスクに盛り、映画Trainspotting等で得た教養を元にテレホンカードでさらに細かくしようと試みたが今の時代はテレカがないので近所の耳鼻科の診察券で代用した。※写真2
最後に白い粉を線状に集め、1ドル紙幣を丸めて鼻から一気に吸引したところ...※写真3
鼻から脳髄に突き抜ける暴力的なまでの爽快感で悶絶wwww(注:あくまでミンティアです!)
男性は薄れゆく意識の中で自らの愚かさを呪うと同時にこのような異常行動を引き起こすまでに追い詰める花粉症は改めて恐ろしいビョーキであると痛感した次第。
尚、「SNS時代の昨今、どこで切り取られるかわからず、かような違法まがいの行為はコンプライアンスとして厳に慎むべし」と、妻からこっぴどく叱られたのは記憶に新しい。
この男性は今では更生し、近所の耳鼻科で処方された合法ドラッグを摂取しているので安心されたし。
….ほんとスミマセンでしたm(_ _)m
さて、これら反省を受けて、今年のスギ花粉対策のモットーは法令遵守である。
...法令遵守のスギ花粉対策...ちょっと違和感ある文章ではあるが、思想・表現の自由は基本的人権で保障されているのでご容赦願いたい一方で「人でなし」などと妻から罵倒された私にまだ基本的人権があるかは定かではない。
….話を戻そう。最近の私はスギ林を燃やしたい衝動を抑えており極めて理性的である。杉谷さん(仮)や大杉さん(仮)との社内Web会議も心で舌打ちしつつ営業スマイルは崩さない。感情如何によらずアウトプットの質は保持するのはまさにプロフェッショナルの鏡である。
とはいえこれだけでは現状維持に他ならず、トヨタ式KAIZENには程遠い。もっと抜本的なオギノ式解決策はないだろうか。
まずは相手を知ろう。日本の人工林は国土の約4割であり、そのまた4割程度がスギ林であり、ヒノキと合わせると国土の約20%弱が花粉症原因となる人工林である。少々焼き払うには広すg….もとい、大変広大な土地である。
次に、そもそもこんなにスギ林が増えた理由であるが、戦後復興・建材不足解消を目的とした植林事業が原因である。しかし杉の木が育った頃には鉄筋の住居が立ち並び、林業従事者の減少も重なって安い輸入木材にも価格で対抗できていない。
まさに国家100年の計を行うべき政府による愚策。花粉症は公害として責を問うべきである。
よって国を相手に訴訟を検討しよう。ただし日本の司法は判例法主義なので、過去に同様の裁判がないか調べてみようとしていたところ、奇しくも先日ヤホー・ニュースが報じてくれていた。
1993年、静岡地裁にて花粉症罹患の責任を問う国賠訴訟が行われた。
同年5月に第1回口頭弁論が行われるも、しかしその後1995年に原告団は突如として裁判を取り下げている。
詳細な続報記事等が見つからず訴え取り下げの理由は知る由もないが、
「原告側の単独での弁護体制に無理が出た」と当時の原告代理人の杉山弁護士は述べている。
…..ん?今なんと?いや、コメントの方じゃなくて….
おそらくこの杉山弁護士は大変正義感溢れる人物である。自らの呪われた姓(=失礼にもほどがある)に抗うが如き法定闘争を繰り広げようと息巻いていたのだ。しかし、もしかして原告団の中に私のように斜に構えてマイクミュートにすることを忘れたままWeb会議の冒頭で舌打ちする人物がいて原告団の空気が悪くなり空中分解した可能性も否定できない。
そもそも冷静に歴史を振り返ると、日本の植林事業が1950年の造林臨時措置法から開始し花粉症が認識されたのが1960年であることから、政府が法制定時に予見できたかと言えば難しいのではないか。空襲で焼けた禿山をいち早く植林して土砂災害を防ごうとした狙いも理解できる。
愚策だなんて言ってごめん。
とはいえ現状は国民病とも呼ぶべき状態であり、司法以外に道があるとすれば、やはりもう国政に打って出るしかないだろう。
《スギ花粉から国民を守る党》通称スギ国党を結成しよう。顧問弁護士はご在命であれば前述の杉山弁護士に頼もう。
キャッチフレーズは #スギ林をぶっ潰す(´▽`)/ にしよう。
公約はシンプルに
・日本のスギ林すべてを植え替え
・アレグラ、アレジオン、舌下免疫療法の無償化
・ミンティアを鼻から吸引することを禁じる法律の制定
である。尚、余談であるが私のミンティア鼻から吸引事件は法の不遡及の原則から罰することはできない。
今では日本人の1/3が花粉症罹患者なのだ。圧倒的得票数で当選してみせる。
国会議員となった暁にはスギ花粉に対抗すべく、直径30〜40μm級に身を粉にして働こう。
ただし2月〜4月のスギ花粉飛散時期は国会を欠席させていただき、心にもない陳謝動画を送りつけようと思う。
もちろんスギ林の削減には多くの時間を必要とする。その間、花粉症罹患者は増える一方であり、我が党員も増えて盤石な体制を敷けるであろう。花粉症罹患者が1/2を超える頃には国民投票で過半数の賛成も得られるため、いよいよ憲法改正である。
■憲法25条改正案:【すべて国民は健康で文化的な最低限度のスギ花粉のない生活を営む権利を有する。】
以上、ここまでお読み頂いたスギ花粉に悩む貴方に心から感謝を申し上げると同時に、こんな怒りにまかせた駄文・長文の日記を読んでしまった花粉症重篤化患者の末路として拍手をポチっと押していただくこと、図々しくもお願いしたい次第である。
花粉症はありませんが、風邪の初期症状の鼻づまりはそれで対処しています。
風邪薬に頼らずとも鼻の通りが良くなります。
こんなイカれた日記に真っ当なコメント頂き恐縮です🙇♂️
確かに鼻にメンターム等を塗ると花粉が付着して鼻の奥に入っていかず一定の効果はあるようですね。ただ目の痒みや眠気は如何ともならず苦慮しております😓
山行以外では外出せず立て篭もりを続けたいものです🤧
Trainspottingばりの楽しい日記、ありがとうございます!!
今年の花粉は「例年の12倍も飛ぶ」ですとか、「累計で今年飛ぶ花粉の5%が飛んだ」「1日の花粉量、まだピークの2割も飛んでない」といった絶望的な話が流れてますよね(~_~)
それで真面目(?)な話、saitama-nさんが書かれている鼻メンタームが大好きで、鼻の周囲外側にも、鼻の穴の中にもたっぷり塗り込んで出掛けております。あと山行から帰ってきましたら、顔を洗って目もジャバジャバ流水で洗い、鼻の奥に吸い込んでしまった花粉はハナクリーンで流すのが日課になりつつ… (後から思わぬ&最悪のタイミングで、鼻から水が垂れてくるのが難点)
杉花粉のピークがあと1ヶ月ほど、なんとか乗りきっていきたいですね。
そして乗りきった暁には… 今度は檜花粉がきますorz
コメントありがとうございます!
ほんと絶望的ニュースばかりで滅入ります😥
黄砂でも花粉症同様の症状が現れるためまだまだ憂鬱な日々です😭
鼻メンターム&ハナクリーン、良さそうですね。私もこのダブルコンボでやってみようかしら...🤔
最近は夜、風呂に入った直後にアレルシャット(鼻の中に塗る花粉防ぐ薬)を塗り込み、翌朝起きた瞬間パブロン飲むコンボが一番効くと思ってます😆
3月だけ標高2500m以上のとこか、ハワイあたりにでも逃げたいっすw
アレルシャットは使ったことなかったので今度試してみようかな...🤔
インスタなどで流れてくる大雪山系とか北海道の山に興味わいてきましたw
雪はあるし、花粉は無いし...まぁ金も無いんですが💸
遅レスで申し訳ありません。今週はWBC観るのに忙しくって、ヤマレコのチェックが後回しでした。
自分は随分と以前、学生時代に川崎市のアパートにいる時に花粉症が発症。卒業後、帰郷して数年後に症状が収まりました。当時から趣味はオフロードバイクで四季を問わず山中を走り回っていたので、学生時代より確実に多くの花粉に曝されていたと思います。
個人的な見解ですが、花粉症の原因はむしろ排気ガスとかの大気汚染ではないでしょうか?
大気汚染物質が撃鉄を引いて花粉が引き金を弾く、って感じのような気がします。
花粉症治りましたってのはたまに聞くので大いに期待しちゃいます。学者さんなりにちゃんと研究してほしい笑
大気汚染との因果関係は感じるところで、黄砂の時期も同様にアレルギー反応が出るのですよね🤔
黄河流域に巨大扇風機が並んでて日本に向けて飛ばしてるのではと勝手に思ってるのですが、週刊文春あたりスクープしてくれないかしら笑
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