車庫屋根ソーラー発電システム４２（接続箱変更）

　新古品（アウトレット）の接続箱が安く入手できたので、接続箱を入れ替えることにしました。従来のものは電力計の機能がありましたが、運用が安定してきて個々のパネルの発電状況を確認する機会は最近ほぼほぼなくなりましたので。

⇒前回記事：「車庫屋根ソーラー発電システム４１（インバータ冗長化）」

　新しい接続箱を入替設置した直後の写真になります。
・オムロン（木谷電器） 接続箱6回路 KTN-PVB6C-M　3,000円（税送料込）　KaNZaBuRo Yahoo!店
※支払いはクーポン使って2,500円（税送料込）でした。
※なぜか買った後に値段がどんどん上がって、今見たら10,000円になってました。いい買い物でした。
（写真は記事最下部URL参照）

　接続箱入替前。
（写真は記事最下部URL参照）

　24Vシステム接続箱入替後。主な変更点。
・接続箱の入替に伴い
　⇒電力計は撤去
　⇒ショットキーバリアダイオードは接続箱のシリコンダイオードに変更
　⇒10Aヒューズは接続箱のDCブレーカに変更
　その他、310Wパネル2枚増設予定に伴い
・S1位置の100Wパネル3枚（直列）を12Vシステムに変更
　充放電コントローラからインバータコントローラへの接続は、SmartBMSの過放電保護機能があるため、不要ということにいまさら気が付き、近々、インバータコントローラ含めて撤去予定です。
（写真は記事最下部URL参照）

　24Vシステム接続箱入替前の12Vシステム。
（写真は記事最下部URL参照）

　24Vシステム接続箱入替後の12Vシステム。12Vシステムにおける主な変更点。
・24VシステムのS1位置にあった100Wパネル3枚（直列）を12Vシステムに接続
・接続を外した55Wパネル2枚は、24Vシステムの310Wパネル2枚増設のタイミングで撤去予定
（写真は記事最下部URL参照）

　だいぶスッキリしてきました。スッキリさせるのは埃による経年トラブル対策に有効です。
（写真は記事最下部URL参照）

　24Vシステムの負荷の構成は変更なし。
（写真は記事最下部URL参照）

https://www.haseatskier.com/archives/33564400.html

コメント

shokunpapa

haseatskierさま　はじめまして

これまで、ホームメイドパソコンを製作されたり、電気回路系に詳しいお方とお見受けしますので、初歩的な質問で恐縮ですが、お尋ねしたいことがあります。

（１）一般家庭では、太陽光発電パネルを導入する場合、パワーコンディショナーを設置しますが、haseatskierさまの車庫屋根ソーラー発電システムの2022/7/23付の回路の中では、どの範囲の部分がパワーコンディショナーに該当しますか？　ホームメイドで機器を改良されると、相当安く済むのでしょうか？

（２）回路の中で、正弦波インバータの前後で、回路の色が黒と赤に分けられていますが、黒が直流で、赤が交流を表しているのでしょうか？

（３）発電した電気については、すべて交流に変換して、会社・家庭での利用と電力会社への売電を考えられているのでしょうか？　それとも、今後、回路を見直して、直流のままで、電気自動車のバッテリーに直接に充電できるようにすること（外部の充電器のように急速充電にはなりませんが）も考えられていますでしょうか？　（お釈迦様に説法垂れることになってしまいますが、一旦交流に変換してから電気自動車のバッテリーに普通充電すると、直流⇒交流⇒直流と、2回の変換が生じ、1回の変換あたり5%〜10%の電気が熱に変わって無駄になります。）

はせ@SKIER

shokunpapa様、はじめまして、コメントありがとうございます。
（１）充放電コントローラのMPPT機能＋正弦波インバータが該当します。パワーコンディショナーは自立運転機能が無いと機能的にイコールにはなりません。パワーコンディショナーはヤフオクでだいぶ安く入手できますが、蓄電池用パワーコンディショナーと蓄電池は後発ということもあり中古でもまだまだ高い印象です。
（２）ご推察の通りです。
（３）最初から独立系システムとして組んでいるので、連携系システムで使われるパワーコンディショナーのように電力会社に接続はできません。電気自動車への接続については、24Vなので昇圧しないと難しいと思います。昇圧でもご懸念の無駄は発生します。
趣味の範疇での知識ですのでご参考まで。

shokunpapa

haseatskierさま

>電気自動車への接続については、24Vなので昇圧しないと難しいと思います。

電気自動車で行われている単相交流からの普通充電　3KW（100V/30A） 6KW（200V/30A）と比較すると、直流24Vのままでは出力が小さくなりますね（電気抵抗が増すために30A以上には電流を上げないとして0.72KW）。直流と交流では位相が違うので何とも言えませんが、出力が小さい分だけ充電時間も長くかかります。