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2017年9月30日に愛宕山界隈を歩き、主に林道区間ではあるけど、アケボノソウを期待通りに見る事ができました。
秋の花としては最も気になる存在なので、今年も是非とも見ておきたい。
また、この日は新しい登山靴での最初の山行でもあり、歩き慣れている愛宕山が良かろうと考え、2年前のような長距離にならないように計画を組みました。
細野口バス停にて下車し、同乗者さんや地元の方と少しお話しした後、8時10分にスタートです。
しばらく歩いた後、どこまで来ているかをiPadで確認してみると、途中の赤線が描かれておらず、スタート地点から現在地までが一直線で結ばれています。
早速のトラブルでテンションが下がりますが、『山と高原地図』で示されている起点のバス停が近くにあるので、そこからログ取りを再スタートする事に。
しかし、再スタート後も、iPadがスリープ状態の間に赤線が描かれないのは変わらず。
芦見谷林道の入口には、通行止予告の看板があり、10月22日から12月27日までは全面通行止となるよう。
ただし、芦見谷芸術の森までは通行可能との事。
芦見谷林道に入ると、地図さえも表示されなくなってしまう。
もう諦め気分なので、気にしないようにして歩いて行きますが、何とか解決したいとも思うので、しばらく歩いた後、ログ取りを再スタート。
芦見谷芸術の森の近くでアケボノソウの群生を見ていたはずなので、気を付けて探してみるものの、何とか一株が見つかっただけ。
しかし、その近くに大文字山のアケボノソウの自生地で見ていたロゼット状の植物があり、どうやら、これがアケボノソウで間違いなさそう。
その後は種々のキノコに見入ったりしながら歩き、芦見峠への分岐にて右折。
時折、晴れ間が覗くようになり、程なくして芦見峠に到着です。
空腹でもあり、パンで小腹を満たします。
10時50分に芦見峠を出発し、地蔵山へ向かいます。
以前に歩いた時の印象通り、折れて散乱した枝などで荒れた印象なので、処理をしつつ進みます。
ソロの男性や4人組ぐらいの山ガールさんとすれ違い、その先で一般のルートから逸れて少し進んでしまいますが、こちらの方が雰囲気は良いと思われ、ヤマレコMAPにもみんなの足跡が記されています。
レコとしては公開しないので、気楽に歩きやすい辺りを進んで一般のルートに復帰し、西向き地蔵の前で手を合わせると、すぐに地蔵山山頂に到着です。
ベンチに腰掛け、そろそろ温かい食べ物がある方が良いかなと思いつつ、昼食です。
ここからは折れて散乱した枝の処理を本格化させ、時間をかけて対処します。
時間が経てば、自然の力で土へと戻るはずで、人が手を加えるべきではないような気もするのだけど、ある意味で病気にかかってしまったようで、どうも気になってしまい、そのまま放置しておきたくないのです。
とは言え、散乱した枝は大量にあり、できる事は限られています。
結局、地蔵山の山頂から竜ヶ岳分岐まで2時間半以上かかっているので、2時間ぐらいは倒木処理に費やしていたよう。
まだまだだけど、それなりには片付いたはずで、積雪期の歩きやすさが少し増したかも?
もう秋が深まりつつあり、早く下山すべき時刻なので、予定していた竜ヶ岳へのピストンはあっさりと諦め、三角点にも寄りません。
これまでであれば、竜ヶ岳へ立ち寄るべく、倒木処理を早めに切り上げていたのだろうけど、レコの作成という制約がなく、自由度が高い。
白髭社を経て、愛宕神社にお詣りです。
本殿前の休憩所の温度計によると、11℃で、快適です。
下山は表参道で水尾分かれまで進み、ツツジ尾根へ。
歩き慣れている道でもあり、問題なく進みますが、新しい靴はまだなじみ切っておらず、急斜面区間は慎重に。
荒神峠を経て、途中で愛宕山を仰ぎ見て、ザレガレの急斜面区間へ。
最後のジグザグ道区間では、辺りは暗くなりつつあり、日が短くなっているのを実感。
すぐに保津峡駅に到着し、いつもとは違う山行となったのだけど、無事にゴールです。
結局、最後までスリープ中に赤線は描かれず、でした。
やや久しぶりの山行ですが、iPadでのログ取りに問題が生じた事もあり、すっきりしないものとなりました。
そんな中、山行での自由度は結果として高くなり、歩き慣れている山でもあるし、倒木の処理に時間を多く割いたのも含め、気楽に歩く事ができたように思います。
知らぬ間に季節が進行していると感じられ、秋対応の山行を心掛ける必要がありそうですね。
写真-1/3
アケボノソウ。
見かけたのは、これだけ。
付近に大文字山でも見たロゼット状の植物があり、2年草のアケボノソウの1年目の状態なのでしょう。
写真-2/3
エリマキツチグリ?
フクロツチガキ?
狭い範囲に群生していました。
他にも種々のキノコがあり、興味深く見入りました。
写真-3/3
地蔵山の山頂付近にて。
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