昨年の秋の台風21号による倒木を処理すべく、今回も鋸を伴って歩いて来ました?
2週間前の山行では、小塩山へ辿り着く事ができなかったので、まずはそちらへ向かうべく、なじみの南春日町バス停からスタートです。
少しは時間に余裕があるだろうと思い、大原野神社に立ち寄り、山行の無事をお祈りしておきます。
きれいに紅葉している木があり、朝日を浴びて美しく輝いています。
正法寺の池の横を通り、天皇陵道へ。
舗装路を歩き、いくつかの分岐を経て、ゲートを開閉して、入山。
折れた枝がそれなりに散乱しており、気にはなるけど、この後の時間配分的に手を出すのは難しい。
天皇陵道を登るのは久しぶりかなと思われ、新鮮な気分で歩いて行きます。
南の谷への分岐をまずは見送ると、山道は舗装路をショートカットするように進み、鉄塔を間近に見る辺りからは舗装路歩きとなり、最後は淳和天皇陵への参道となります。
この後、小塩山の山頂でお騒がせをする事になるので、その旨を天皇陵の前で手を合わせて告げます。
今回は左側から天皇陵を回り込み、小塩山山頂に到着です。
9月22日に訪れた時と特に変化はなさそうで、相変わらず倒木が横たわっており、落ち着かない雰囲気。
今回も倒木の処理に励み、1時間少々が経過。
写真だとほとんど変化がなくて悲しいけど、徐々に片付いています。
でも、写っていない辺りに処理した枝が積み重なって来ており、そちらが気になる。
この後の予定もあり、今回はここまでとします。
10時00分に出発、来た道を引き返し、南の谷への分岐にて、右折。
序盤のトラバース道区間は、前回よりも少し荒れているように感じられるけど、通行への影響はなし。
崩落地は特に変化はなさそうで、やや通りにくいままだけど、目に近い辺りの枝を処理する程度にしておきます。
そこを通過後、ふと気になる木があり、鋸を動かし始めると、呆気なく破損。
大文字山への山行で先端が破損して以降、何度となく折れてしまいそうな事はあったのだけど、無事にやり過ごしていたのです。
今回は全く問題なさそうな感じだったのに、簡単に折れてしまい、本当にガックリ。
これまでの使用での経年疲労や、使い方の拙さもあったのでしょう。
あるいは、山の神の怒りに触れてしまったのか?
鋸の使用は不可となったので、できる事は限られるのだけど、それはそれ。
散乱した枝はいくらでもあるので、そちらの処理に専念です。
慣れていない人だと分かりにくそうな分岐を経て、南の谷へ。
春だと目を引く要素が少なくない谷だけど、この時期は地味ですね。
枝打ちされた植林の枝が沢の辺りへ転がり落ちており、雰囲気が悪化しています。
倒木帯では鋸なしだと何もできないに等しく、そのまま通過。
程なくして登山口に到着し、すぐに大原野森林公園の森の案内所へ。
12時24分に到着し、ここで昼食です。
2週間前に歩いた東尾根ルートの倒木の処理の進み具合を再確認すべく、今回もそちらへ。
所々で前回の山行で処理した跡を見つつ、今回はできる事は限られているのだけど、処理の手を加えます。
5人ぐらいの方とすれ違い、釈迦岳からポンポン山への縦走路に合流。
15時06分にポンポン山山頂に到着、山頂には小さな子連れの親子のみ。
西山古道を経由して天王山方面へ行きたかったのだけど、それだと明るいうちに下山できそうもない。
なので、善峯寺方面へ下山する事にします。
東海自然歩道分岐までは倒木の片付けを少しやりつつ進み、その後は速足で進んで行きます。
釈迦岳山頂を経て、先へ。
ここでも小さな子連れの親子が歩いておられ、それなりに歩きにくさがあるルートかなとの印象だけど、子供は元気に下っているようで、うちの甥っ子にもこの逞しさが欲しいと思ってしまう。
「こんにちは」との声を残して、先へ進ませてもらいます。
少し先の展望台からは善峯寺の全景が得られ、修復工事は終わったのかなという感じだけど、もう日は射しておらず、紅葉は十分な輝きを放っていなくて、声が漏れるほどではない。
でも、とても魅力的なお寺ですよね。
高度感のあるトラバース道を辿り、登山口に到着し、下山完了。
バス停付近のトイレに寄り、もうバス便はないので、そのまま下って行きます。
灰方バス停に到着し、ここでゴールです。
1年前の桑谷山への山行で大量の倒木に苦しめられ、その際にiPadを紛失し、結果的に当日中に下山できなくなってしまいました。
その倒木は昨年の9月の台風21号によるものと思われ、各所でその被害を目の当たりにしながらの山行となる事が多い。
何らかの形でトラウマとなっているのか、かつてのようには山を見られなくなっていて、道端に散乱している枝が気になってしまう。
通行には影響しないような枝で、ほぼ全ての人には視界に入っていても、存在として特に認識されていないと思われます。
iPadの不具合により、年内中は近場の歩き慣れた山だけを歩き、レコの作成をしない事にしたので、そんな倒木の処理に時間を割く事ができて、ある意味で幸せ。
でも、他に歩きたい山は当然のようにあり、心の隅では悶々としています?
ちなみに、今回の山行では、赤線はきちんと描かれず、まだ問題はきちんと解決していないよう。
でも、翌日に十方山へ倒木の処理に赴いた際には、スタート前に設定の見直しをしたせいか、赤線は描かれていました。
どの設定が影響するかを特定できたように思われ、今度こそ解決へと至って欲しいですね。
写真-1/3
小塩山の山頂にて。
今回も倒木の処理を。
写真-2/3
ナメコ?
今回は手を付けず。
写真-3/3
東尾根ルートの紅葉。
所々できれいな色付きが見られました。
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