2023年7月28日から30日の3日間、新潟県湯沢町の苗場スキー場で『FUJI ROCK FESTIVAL ’23』が開催された。1997年7月26日・27日の2日間の日程で山梨県鳴沢村の富士天神山スキー場(現・ふじてんスノーリゾート)で開催された第1回目のフジロック(
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1204124.html)から昨年開催分まで、すべての回に参加してきた私だけど、とうとう今年で皆勤記録が途切れることになった。「行かない」と決めた理由は、端的にいうと「もう、いいかな」と私自身が感じてることに尽きる(苦笑)。25回も行ってりゃあ、もう充分。お腹いっぱい…ってこと。ホントはCOVID-19感染症のため開催中止になった2020年のチケットで2021年分に参加できることになった時、チケットの払い戻しをして行かないつもりだった。しかし、ポッポ(当時、高校1年生)とリンちゃん(当時、中学2年生)が私が2020年分のチケットをまだ持ってることを聞きつけ「高校1年生までチケット要らないんでしょう? フジロックに行きたい!」と言い出したため、払い戻しは見送って参戦した。去年もポッポとリンちゃんが行きたがったため、ほぼ付き添いの保護者の感覚で参戦。すでに「自分が行きたいから、行く」という状態では無かった。で、ポッポが高3の受験生となり、フジロックに行きたがらなかったため、ついに皆勤が止まることになった。ちなみに、今年のフジロック開催の裏で私は南アの笊ヶ岳に行ってたけど(
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5761957.html)、日程が7月26日〜28日でフジロックとは丸被りしていないのは、「やっぱ、皆勤賞が途切れるのはイヤだ。フジロックに行きたい!」となった場合、急遽フジロックに参戦できる余地を残してたから(爆笑〜!!!)。しかし、幸か不幸か、そういう気持ちになって苗場に向かうことはなかったな…(苦笑)。
フジロックに通い続けたことを『山ヤ』の視点で今、振り返ってみると、毎年7月最終土曜日を含む週末(年によってはこの条件を外れる場合もあるが…)という絶好の夏山登山日和の週末をむざむざ毎年1回ずつ差し出してたワケで、老先短い今になって「あの山にも登っておけばよかった、この山にも登っておけばよかった」状態なので(笑)勿体無かった気もするけど、フジロックではいろんな経験をさせてもらったんで、フジロックに通ってたことを否定する気は無い。苗場スキー場に会場が移転してからは、フジロックのついでに近隣の山にも登るという欲張りな企画を1回試してたけど(
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2604063.html)、これを継続出来なかった私の弱さが悪かった…ということで(苦笑)。
フジロックが始まる前年となる1996年の7月最終土曜日は、老平から笊ヶ岳に登りに行っていた。フジロック皆勤が途絶えた年のフジロックの開催日にも笊ヶ岳に登りに行ってた。これも何かの暗合だろうか…(苦笑)。
これでもうフジロックには行かない!…というつもりはなく、フジロック開催時に苗場山から赤湯コースで下山したらどうなるか、をいつか実地で確認してみたいと思ってます(笑)。
