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そもそも弾丸登山ってなんなのでしょうか…⁇
普段から山に登られている方達からしたら各五合目から登る富士山なんて累積標高差、距離共に本当に大した事ないと思います。(もちろんずっと登りだし、キツくないわけではないですが。)
多分、この『弾丸登山』と言われる登山方法というものは、普段から山を歩き慣れてる人たちに向けた言葉ではなく、「一度でいいから富士山に登ってみたい。でも山小屋って混んでるんでしょ⁇それなら泊まらないで登ってしまいたい。それでどうせなら山頂で御来光を見てみたい。」って考えの人たちに向けた言葉なのだろうと思っている。
実際、山への入り口としてはそれでもいいと思う。自分も結局2012年の富士登山を機に山に戻って来た感もあるわけだし。
その時は一番短い富士宮ルートの五合目から登ったのだが、なんと登りだけで6時間ちょっとを費やした。あれは間違いなく『無謀な弾丸登山』だったと思っている。
だが、今、同じルートを歩いたらどうだろう⁇もっと余裕をもって歩けると思う。2018年に御殿場五合目から登った時はもっと楽に登れたわけだし。
・一度でいいから富士山にだけは登ってみたい。
→という人は慣れない夜間登山はやめた方がいい。あの標高域で普段活動しない時間に歩き慣れない不整地を歩くわけだし、危ないに決まっている。早出早着登山じゃダメなのだろうか。
・山頂で御来光が見たい。
→そんなに山頂から見たいだろうか⁇テッペンから見る日の出と、中腹から見る日の出、何か違いがあるだろうか⁇普段から御来光登山というものはしないから分からないが、中腹から見る日の出でも十分泣けるほど美しいわけだ。テッペンから見るものも同じく泣けるほど美しいと思う。どちらもほとんど差はないのではないだろうか。Wikipediaにて、『弾丸登山』の項目を見てみてほしい。似たような事が書いてあった。
富士山=山頂で御来光という風潮にしたのは誰なのだろうか。罪深い人だ。
わたしJJの中では、『山頂で御来光』と『山頂でランチ』は本当に謎なのである。それ本当に山頂じゃなきゃダメなんですかね⁇と。
『ストップ!弾丸登山』みたいな看板を見るが、これに対しては…
「では、五合目までバスを走らせるのをやめたらどうか⁇」
「五合目までの観光道路を閉鎖して緊急車両専用道路にすればどうか⁇」
などと思うわけである。
前者で言えば、人が簡単に五合目まで入らなければ「日帰りで行ったろ!」とはなりにくいと思う。
後者の件に関しては、もっと言うと、富士山はもっと敬われ、重く扱われるべき存在だと思うわけだ。誰がどこから見てもそれが富士山だと分かるくらいに日本人の心の山なのに、五合目までアスファルト道が延ばされ、簡単にアプローチができてしまう。登山道のゴミ問題と大差無いように思ってしまうわけだ。(関係ないが、南アルプスを貫こうとしてるリニアも……関係ないからこの辺にしておく。)
本来、富士山というものは恐らく『誰もが登れる山』ではなかっただろうと想像に難しくない。それがどうだろう、今となっては夜間にヘッデンが行列を作っているのを街や遠くの山からも目視が出来るほどだ。他の山も麓から登るべきだ!とまでは言わないが、富士山だけは五合目まで延びる観光道路を観光道路としての機能を廃止してもいいのではないだろうかと私は思うわけだ。これはあくまで個人的な感想に過ぎないのだが。
『登りたい人が登る山』ではなく『登りたくて頑張ってきた人が登る山』という、あるべき姿に戻すことも視野に入れてもいいのではないだろうか。
・ゴミ問題
五合目までオープンにしていて、どんな人でも簡単に入山できてしまう。
山を歩き慣れてない人たちだってもちろんいる。その中で山にゴミを捨ててはいけないと知ってる人はどれくらいいるのだろう。もちろんモラルの問題なので富士山だからダメとか、山の中だからダメとかではないが。その辺に捨てるくらいなら小屋で受け取ってくれよと思う人も一定数いるのではないだろうか。それで受け取ってもらえなかった登山客がその辺に捨てていく。山の当たり前は富士山や高尾山のような観光山には通用しないと思ったほうがいいのかもしれない。五合目まで開けておくならパークレンジャーでも常駐させるのもありかもしれない。山小屋の数が減れば手が空く人もいるだろうし不可能な話ではないのではないだろうか。
・山小屋ありすぎ問題
私は一番人気な富士吉田のルートを歩いた事がない。しかし、話に聞くところ「極端な話、ちょっと歩けば小屋に着く」みたいな事をよく聞く。富士山以外の山では到底あり得ないことだ。
五合目から半端な気持ちで入山し、ちょっと歩けば小屋に着く。高山病やオーバーワークで動けなくなっても小屋があるしな…と思ってしまうのが普通なのではないだろうか。
富士宮ルートくらいがちょうどいいのかな⁇なんて思ったりもしたが、いやいや、多いだろう。御殿場ルートは下の方には小屋はほとんど見受けられないし、その差はなんなのだ。
御殿場ルートの小屋の数が正常なのかもしれない。山頂のお鉢には2軒の小屋があれば十分だろうと思うし、各五合目からの登山道上にも2〜3軒あれば十分なのではと思う。(これは、五合目までの観光道路が廃止した場合の話。)観光道路を廃止して、三合目や四合目に山小屋があるといいのにな…と何度思った事だろうか。
江戸時代の富士山講中登山はどんなふうに登っていたのだろう。もちろん五合目までの観光道路なんて無いし、モータリゼーションの時代でもないわけだから、富士山へ向かいたければ自分の脚で頑張る他ない。最悪山小屋があれば頼ってしまおうという考えはあっただろうが、最初から宿泊予定の小屋以外には頼るつもりなんてなかったと思う。
色々つらつらと綴ったが、私自身が、『弾丸登山』を反対するものではない。
やれる人はやればいいと思うのだ。しかし、他の山にも登った事がないのに、いきなりナイトハイクというのは如何なものかとは思うわけだ。富士山の山小屋側が弾丸登山を辞めさせる正解の方法は無いのかもしれない。ただ、減らす事は可能な気がしてならない。
39℃の発熱の中書いてました。
早く良くなれ〜🤮
熱はいかがですか?少しは楽になりましたか?
夏風邪はしつこいのでどうぞお大事に!
よくな〜〜〜れ‼️
で、ですね、富士山問題について。
私も富士山は一合目から登れはいいのに、と思います。五合目まで楽々に行けちゃうから、その後もそのノリで行けるんちゃう?って誤解してる方もいると思うし。吉田口の五合目は観光五合目なので、本来登山する人は北口本宮富士淺間神社⛩️から登るのがいいと思います。
ちょっとズルするなら、馬返しまでバスで行けます。ここから五合目までは吉田古道といって、とてもいい道があります。そんなに大変じゃありませんよ!
観光道路を鉄道にして車を一切通らなくする案も出ていますが、それは環境的に反対!
五合目でしっかり入山料を取り、服装チェックをして、山装備のある人しか通さないとか、案は色々出ています。まあ、結局は五合目からの登山はそのままなんでしょうが、交通機関は考えものですね。
登山そのものを完全予約制にする?
朝から登る(私はこれでした)
JJさんのおっしゃる通り、五合目からなら朝から登れば夕方までに降りて来れます。
みんなでよく考えて、神の山富士山を汚さないで欲しい。
地元に住む者の気持ちです。
熱もあまり下がらず、体調もまだまだ優れません😭
やはりそうですよね。自分自身、まだ麓から登ったことはないですが、吉田道も村山道も須山道も精進道も興味深々です笑
自分も鉄道の敷設、大反対です!
鉄道は好きですが、富士山に鉄道⁇いらないでしょ‼︎と思います。絶対いい事ない😭
最近ちょっとラフな感じで登ってるので服装チェックされると、わたし、弾かれそうです笑
観光資源である前に、神の山…そこなんですよね…😭
「富士登山ハンドブック」(自由国民社発行)に、富士講について以下のように書かれています。
富士山の信仰登山で最も著名なものは富士講である。
その祖は藤原角行で、1560年に富士山を訪れている。
その200年後、富士講は極めて盛大なものとなる。これは毎年富士山に登って浅間大菩薩を拝する講集団で、主として江戸の庶民が参加していた。
1800年代初頭には江戸八百八講とうたわれるほど盛んなものとなった。
講の組織は5年を一期として人数を集め、年々5分の1ずつ登山して一期を終える。この間、講員は自己の費用を月掛けしていた。
行程は7〜8日で、吉田口から登るのが常道であった。江戸から吉田までが3日、登山・下山に3日、籠坂峠を下り、足柄峠を越えて、相州の大山に詣でて江戸に戻った。
すべてが歩きの道中であった。
ありがとうございます。
全部歩きの行程であったのは当たり前だよなーと思いましたが、最後に大山に参拝してから帰ったというのは初めて知りました。
江戸と大山の繋がりが深い事は知っていましたが、富士山からそのまま大山というのは驚きです。
みんな他の人と同じことを経験したいと思うと、どうしても富士の高嶺で御来光を見たくなりますね。その結果、七・八合目の山小屋が予約で連日満員御礼になり、山小屋に泊まれない人が弾丸登山を強行することになります。
〉「五合目までの観光道路を閉鎖して緊急車両専用道路にすればどうか⁇」
それをやってしまうと、今穴場になっている五合目の佐藤小屋あたりが激混みすることになるので、避けてほしいです。
同じ事を経験したくなるものなんですね。山の基本である早出早着を心がけて、登ってる最中の日の出でも十分なのになと思いますが、色んな人がいますしね😌
穴場が混む…ですか。
観光道路が無くなれば、五合目より下の小屋の復活に力が入ったりもするのかなと考えたのですが。国立公園法で新たな場所に建てることは難しいかもしれませんが、かつてあった場所に建て直す事はできるはずなので分散されないかなと。
麓から登ろうと思う人も減る気がするので、絶対数も減るのかなと思いました。
「弾丸登山」を問題視するのは、富士山の山小屋組合だけでしょうネ。日帰り登山者はカネ落としてくれませんので。
そんな弾丸登山者へ警鐘を発信するのは、大切な観光資源である富士山の山小屋組合の言い成りの山梨県知事と、その要請を受けたマスゴミでしょう。
アホらしくって、まともにとりあっておれません。
やはり金絡みですよね。そうだろうとは思っております。
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