緊急事態宣言の解除を受けて、今週末の山がどのような状況になるのか?大変興味深いところですね。まあ、言われている通り、解除されたからと言ってなんでもアリにはならないでしょうから、その点の見極めは重要かと。一部の地域では早くも第二波の発生が確認され、やっぱり山はもうしばらく控えた方が良いのか?それとも、少しずつ行動を始めても大丈夫?なかなか難しいところです。
などと、今では殊勝なことを言ってる私ですが、2か月前は違いました。遠方の山へ行くのは抵抗を感じていたものの、近くの山なら全然OK。そもそも確率論からしたって自分が感染する可能性なんて殆どゼロに近い。マスクなんて邪魔なだけ。アルコールはカメラを手入れするためのアイテム、消毒に使うなんて勿体ない。大げさに考えすぎ。仮に感染したからって死にやしない。それより経済への影響の方がよほどヤバいのでは?っといった感じです。これらに関しては、以前の日記でも触れさせていただきました。
今でも、その考え自体は変わっていません。恐らく実際に私が感染することはまずないでしょう。大きく変わっているのは周りのロケーションと自分の心境です。特に仕事上、取引先の対応に着いていかなければならないため、かなり気を遣う状況になってきました。マスク着用は当然ながら、事務所や工場へ立ち寄る際は体温の記録表を提出する、特定地域からの来客はお断り、訪問時は入り口でベルを鳴らして担当者を呼び出す等、平時とは明らかに違う空気を感じながら仕事を進めている感じです。このような状況下、自分が感染した場合の影響は計り知れません。恐らく、私が所属する事業所の人間は、当面の間、各取引先への立ち入りを制限されてしまうはずです。仮に先方がその点に触れてこなかったとしても、こちらから接触をそれこそ自粛することになるでしょう。そもそも出社できるかどうかすら不明。基本的に、リモートでは難しい質の仕事なもので、殆ど手も足も出なくなります。
これらの措置が一気に取られたわけではありませんが、段階を経て厳しさを増すごとに、自分の行動も見直さざるを得なくなってきました。最初はナメていたけれど、だんだんビビってきたというのが本音です。感染するはずないという意味不明な自信を持ちながらも、間違って感染してしまった時の影響の大きさに眩暈がしてくるわけですよ。増して山へ行っていたとなれば、非難の的を背負って歩くようなものではありませんか。
もちろん、家族も同様です。嫁さんの職場にも迷惑をかける結果となり、大学に入ったまでは良かったけど未だ一度もリアルな授業を受けていない娘にまで感染させたとなれば、もう家に居場所が無くなります。。
Σ( ̄ロ ̄!!!
その影響で、マスクを着けていない人を見れば近寄りたくないと感じるようになって、カメラのレンズやセンサーの清掃用に買ってあった無水アルコールで惜しげもなく消毒液を作り、スーパーで買い物している時は無意識に人の少ない空間を求めて移動する自分がいます。先日の手稲山で見た誰もマスクをしていない光景に驚きを感じたのは、最初軽く考えていた自分でさえ今ではこれほど気を使っているのに、なぜ普通でいられるのか?不思議でならなかったからです。
でも、こんな状況から、そろそろ抜け出したくなってきたのも事実。だんだん自粛疲れになってきました。巷では、感染者数が減ることで生じる「緩み」が問題視されています。人通りが多くなってきた。緩んでる!っと。でも、これが緩みって、なんかおかしくないですかね?外へ出るのが緩みなのではなく、心構えの問題ではないかと。専門家の先生が、普通に呼吸する程度では感染しないと言っていました。だとすれば、マスクを着けて人との距離を保ち、必要のない場所に触らず、会話をしなければ良いだけのはずです。最近では、余計なことを考えなくても、単純にこれを守る限り、かなりの確率で感染を防げるのでは?っと、考えるようになってきました。
自分が感染なんてするハズない。いや、でも間違って感染してしまったら。。?いやいや、ちゃんと予防していれば大丈夫!いろんな考えが頭の中をぐるぐる回っています。でも、今週末は気温も上がり、好天の予報!さて、どうしましょうか?少なくとも、黙って家に居ることは、もうできそうにありません。
ayap-jkさん、こんにちは。
ayap-jkさんが書かれている
「巷では、感染者数が減ることで生じる「緩み」が問題視されています。人通りが多くなってきた。緩んでる!っと。でも、これが緩みって、なんかおかしくないですかね?外へ出るのが緩みなのではなく、心構えの問題ではないかと」
というのは、まさにその通りだと思います!
私はすでに仕事を引退していることもあり、今月の上旬は stay home の優等生でしたが(笑)、今月半ばからは積極的に登山に出かけています。
ごく軽めのハイキングも含めれば、昨日までで今月は6回出かけ、累積で3700mほど登りました。
全国の緊急事態宣言が解除される5/25までは、所属会の大先輩に誘われた1回を除いては「徒歩圏内ハイキング」にとどめ、5/26以降は車でも出かけていますが、いずれも広島県内です。
ayap-jkさんが以前の日記でも書かれていた「登山中のマスク着用」の件ですが、やはり完全着用は無理があり、「あごマスク」にとどめています。
したがって昨日のヤマレコ日記では、山岳四団体の5/25の呼びかけにも注釈を入れました。
北海道、特に札幌市はまだ感染者が出ているようですが、「マスク・距離・手洗い」に留意すれば、山に出かけるのは問題はないと思いますので、ayap-jkさんもどんどん出かけてください!
Nissie-babyさん、こんばんは。
背中を押していただき、有難うございます!
ヤマレコを始めとして登山系のSNSやブログなんかを覗いていると、どうしても意識してしまうというか、他の方々の考え方や行動がある程度見えてしまうだけに、色々詮索してしまうのだと思います。でも、基本に立ち返って本当に必要なこと、不要なことを選別してみれば、残る答えは案外シンプルなのかもしれません。闇雲に全てを取りやめるのは簡単ですが、そのしわ寄せは必ずどこかに来るわけですから、必要なことを確実に実施し、バランスの取れた対応を取る必要があるのでしょう。
登山中のマスク、やはり完全実施はムリだと思いますね。そもそも、他の人が居なければ必要もありませんし。しばらくの間はアゴマスクで、山頂やスライド時など、やむを得ず人様と近づく場合にすぐ着けられる体制を取ろうと思います。これに関して、先日Nissie-babyさんのお墨付きをいただけたのは私の中で結構大きいです。有難うございました!
私も当面は市内の山から始めて、世の中の状況を見ながら少しずつ行動範囲を広げていければと思っています。
ayap-jkさん、こんにちは。
すでに長期間警戒する生活をしていて、ayap-jkさんと同じようなことを感じています。
手洗い、顔洗い、マスク着用、混んでいる場所や時間を避ける、できれば手袋も着用。今までやっていた、こういったことを続けていれば多分感染はしないので、登山に関してもそれほど神経質にならなくてもいいと思います。
札幌は大変だと思いますが、遠征できるようになったら北海道に行きたいです。
naoeさん、こんばんは。
仕事の関係で去年の秋頃から満足に山へ行けない日が続いておりまして、ようやく自由の身になったと思ったら、このコロナ騒ぎです。まあ、冬山は体力維持のつもりでしたのでまだ我慢できたのですが、せっかく良い季節になったというのに、もったいないですよね。私も、これからはあまり考えすぎず、基本的な予防をきちんと行いながら、山を再開したいと思っています。サボりにサボったこの半年間を取り返すのは、ちょっと厳しそうですですけどね。
コロナが落ち着いたら、ぜひ北海道へお越しください。大雪の山並みがnaoeさんを待っていますよ!
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