先日ロープワークの講習に参加してきました。講習といってもほとんど実技。
やったものは、
・8の字(前輪)
・ダブルフィッシャーマンズ
・シートベント
・テープスリングを使った簡易ハーネス
・フリクション(プルージック・クレムハイスト・マッシャー)
・ムンター及びムンターを使って崖下の滑落者を救出するデモ
他にあったかな・・・?
多くは家で本を見ながらやっていたけど、ところを変えてやってみると不十分な点や曖昧
だった部分が見えてきます。
8の字(前輪)は自宅の時は楽勝と思ってやっていたのですが、なぜか1箇所ロープが
クロスする箇所があり、なんでだろうと思っていました。それは本どおりにやっていない
からなのですが、それがわからない。講習の時にこれまでと別のやり方を教わりその
とおりにやると、ロープのクロスがなくなりました。
ムンターもこれは楽勝と思ってやると、クローブヒッチになってしまい、あれ、なんで?
と思うと急に気持ちが焦ります。やってもやっても出来なくなってしまいました。帰宅して
からなんでできなくなったんだろうと思い、本をみると、ロープをつかむ時の手の向きが
曖昧だったことがわかりました。
これらのロープ結びをみれば、これはクライミングのロープワークではなく、縦走の時に
覚えておくロープワークと気がつくと思います。
おまけで
帰宅後、ムンターの確認をしていた時、「ロープの返り」ということがなぜか頭に残り、
それはそれで頭の隅に置いておき、「ブーリン」(固定・自己確保:立木や岩を利用した
確保)をやると、これまで出来なかったのに、ロープの返りを利用した結びが出来るよ
うになりました。ムンターではロープが返ってはいけないのにね・・・。
今月はロープの振り分け(肩)をクリアし、あと本のなかで残っているのは、懸垂下降時
のムンターヒッチだけとなりました。しかし、今回、講習に参加して思ったのは、自宅
での練習は練習でとても大切だけと、講習会などに出稽古して、改めてやってみることが
大切だと思いました。
また、山行(現場)ではカラビナのゲートの向きやフォローの位置などで本に載ってい
ないケースがドンドンでてくるでしょうけど、これはこれで怒られながら覚えていくし
かないので、そろそろ外に向かっていこうと思いました。
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