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サラリーマン時代も書物などで「リーダーかくあるべし」はよく読んだがほとんど忘れて残っていない、そんなものだが山岳事故では「リーダーが法的な責任を問われる場合もある」し「道義的責任のみの場合もある」両方ともに「たまたまや偶発的人智をを超えたものはごくわずかだろう、まったく生涯事故を引き起こさない優秀なリーダーもたくさんいる」、なぜそんなことを「ぶちぶち、登山サイトに投稿するのか?」それは最近おかしいなと思う事例でこんなことがあるからだ。
男女2人組で女性だけが死ぬ、男女混成3人組で女性だけが死ぬ、4人組で女性だけが死ぬ、5人組で女性だけが死ぬ、グループの成り立ちや詳細、リーダーなどはまったく不明だが「なぜ、いつも女性だけが亡くなるのか?」最近は女性だけが亡くなるというグループや2人組がおおい。「2人組や複数の集団登山で男性だけが亡くなる事故は聞いたことがほとんどない」
「女性だけが亡くなるというのは、グループ登山ではベテランであっても筋肉の疲労度、反射神経など長い縦走で10時間行動の10キロを超える山行は岩場の通過など1番弱ってくるのは女性のメンバーだろう」「グループ登山は1番弱いメンバーに合わせて行程を組み、実際の山行でもリーダーから目の届きやすい歩行順番としなくてはならない」「リーダーはメンバーの体力や技術を上回るものがあり、精神的にもメンバーの信頼がないといけない」
「リーダーは引率する、引率とは率いることだと言われる」「人を率いるのには生まれ持った素質がいる、政治も仕事も人生も同じだ」「素養とは技術や体験による積み重ねで得た経験で習得したものだ」「素養は後天的なもので年数など、俗にいうベテランと呼ばれるものだ」「リーダーは素養はもちろんのこと生まれ持った素質がいる、弱いものに目配りが出来て全員を安全に最後まで率いる能力は生まれ持ったものだ」素質を素養と勘違いすると場合によってはこうした山岳死亡事故を引き起こしかねない。
野性の動物ならリーダーが駄目なら全員の命と引き換えになるだろう。
リーダー養成研修とかよくやるが、本当の意味での養成にはならず、素質のある男性には経験・技術を学ぶ場としては最高だろうとはおもうが、リーダーに不向きな素質のない男性が研修しても「自信過剰」になりかえってリスクが高いのかも知れない。
ガイドや研修などのリーダー以外の山岳会やお友達登山のリーダーの「刑事責任」「民事責任」が問われることがなく損害賠償も生じないというところも問題なのかも知れないがそこは法律的には正当に解釈はされているが、危機管理能力は生じにくい。安全注意義務というものも生じにくい、道義的責任だけである。
「偶然じゃないか」「たまたまだ」「運が悪かったんだ」とか、「女性個人の責任」という屁理屈は、同様の男女混合グループ登山の死亡事故で、仲間の男性だけがなくなるというケースはここ20年間、雪山から沢登りまで含めて聞いたことがないので不思議なことだが偶然とは言い難い側面がある。
「弱いものに目配りができないリーダーがおおく似非がおおいせいだろう」「似非リーダーは登山はやめろといいだいが、死亡事故を起こしたなら登山は個人でやってももう二度とリーダーはやってはいけない、素質がないのだから」女性ばかりがなくなるという遭難事故が多発するのはそうした素質のない勘違い男性がリードしているからだろうなと思う。
そんな輩は立ち居振る舞いや言動ですれ違ったり、小屋でのメンバーに対する物言いで「すぐにわかる。」女性側からすると「見る目がなかった」としかいえないが状況からして困難な事だろう。山のリーダー論を語る関係者はそんなにはいない。
奥多摩の厳しい山で滑落して10mを這い上がってこれない、自分の妻を「罵倒して這い上がってこい」と命令している男性に対して登山口の旅館の女将は「馬鹿野郎とどやしつけて」「お前は馬鹿か?」と叱って罵声を浴びせてやったとお話していた。
注意力散漫な男、横柄な男、知ったかぶりをするマウントを取りたがる男はリーダーには向いていない、特に「おしゃべりな男は向いていない」なぜなら余計な歩行中のおしゃべりは注意力が1/60になるからだ。メンバーも同様だがこれは過去に検証を科学的にやっていた。
山に集団で行くなら特に女性は「リーダーを見る目を養ってほしい」と思うばかりだ、棚上げ論ですが、そうありたいものだ。
追伸、
長い引率経験で1番気を付けていることで1番メンバーに注意してきたことは「ほんの些細なことだが、リーダーの指示に従わないことは厳重に丁寧に注意をしてきた」学生登山はリーダーの言うことは絶対という「不文律」があるが社会人や高齢者となるとややこしい、なかには1回ではいうことを聞かないメンバーがいる。
会社組織は軍隊の「それ」を真似ているものだが、隊長の言うことを聞かない兵士がいれば全員の命に関わるし作戦の遂行に支障をきたすからだ。
まともな社長の指示に逆らう社員は会社を辞めたら良いし、山ではリーダーの言う事を聞きたくないなら単独行をすれば良い。反逆と進言はもちろん違う。
・リーダーの歩いたように歩かないセカンド セカンドにサードがついていきせっかくリーダーが安全な歩きやすいステップを踏んでいるのにサードが転倒し怪我をする
・リーダーよりも前に出ようとして全体のペースを乱す
・広い林道の雨降りは「傘もさすことはやぶさかではないが」すれ違いもあり得る狭い登山道では傘はご法度だ、メンバーが目を突かれることもある、転倒時に怪我をする、「傘はさすな」というのにたたまない。
たいしたことではないことを「チマチマ」いうなというが、こういう輩はかならず、暴風雨や道迷い、ホワイトアウトなどパーティが不測の事態に陥ったときに勝手な言動をしたり、不満を言ったり、リーダーに逆らったりして、扇動して雰囲気を悪くする、全員を危険な状態に晒しがちだ。
こんな虫のおおいとこで休憩するなと怒鳴るメンバーの言うとおりにして疲れたメンバーが転倒して骨折したという事もある、リーダーは自分が正しいと思ったことは押し通す「胆力がいる」怒鳴った奴は知らん顔、卑怯な奴だ。
南アの大門沢小屋の簡易シャワーでは「着替えがないのに入られないやないか、リーダーは一部持っておりええけど」といい釣られて2人も入らないという、扇動とはこういうことをいう。それでも汗を流したメンバーは生き返って、疲労が軽減した。「登山者は疲労が極限に近づくとあらぬことをいいがちになる」
こうした「アクの強い、マウントを取ろうとする個性の強いメンバーを日頃より些細な事でも注意をして命令には従う事を覚えさせないと、こういう集団登山のイロハを知らないメンバーは社会人となるといるものだ」
リーダーはこうした「胆力」と「度胸」がいる、これはやはり生まれ持った幼いころからの「素質」だ、決して技術・知識の習得では身につかない事故や怪我で「大出血したり、開放骨折、姿が見えなくなるほどの転滑落」などを見てもあわてないパニックにならない「度胸」がいる。
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