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山岳遭難では「行方不明」はご法度で這ってでもいいからでて来ないといけないが、一般的な遭難死の場合第一に「救援者費用付」であっても病気や道迷いを原因とする遭難死はほとんどの場合は山岳保険の適用外なので確認しておきたい。老親に払えというのか?
第二にご遺体の搬送代から、通夜葬式の手配、警察・消防へのお礼や手配など色々と雑費がかかるがこの費用を準備しておきたい200万円〜300万円前後はかかると思われる、当然山岳保険はどんな遭難でも対応できるもので実際にかかった費用の補填である、お釣りは出ないので家族のためには生命保険を用意しておきたい。
問題は第三に親より先に亡くなる場合にどのような相続の問題になるのかよく理解しておきたい、こういう山岳遭難の顛末、後始末はどこを探しても事例を探すことは出来ないから、表に出てこない、壮絶なものがあるに違いないがまったく不明だ。
「登山は自己責任と簡単に言うがそれは30年前の自由主義経済における投資の時のハイリスク・ハイリターンの時の話を一般の話まで拡大解釈している言葉だ、仕事では管理職の逃げ言葉である。山はどんなに後悔しても後悔しきれない「自業自得」となる、「自己責任」はどこにもない。
自己責任という言葉に踊らされる現代人の哀れ自分さえよければいいという人を作り出した。 佐藤優
https://toyokeizai.net/articles/-/337633
登山での死亡の後始末は自分で責任を持ってどうつけろといいたいのか?「理解ができない」不可能であることは間違いがない、否が応でも捜索隊から救急隊、医療関係者、自治体と迷惑をかけて現地の税金を使い、通夜葬式まで自分でやるのか、墓石はどうするのか?自分で戒名を先に刻んでから墓石を立てて登山にあなたはいくのか?そんな奴はいないだろう。
世の中の都合の良い「責任放棄」の言葉なので安易には使わない事だ、騙されている国民がほとんどだし、関係者ですら知ったかぶりをして解釈を間違えている登山者がほとんどだ。金融関係で勤務していたので30年前の金融用語ということは最初から知っているがすぐに「管理側が濫用し始めて、管理・監督責任は放置して、仕事はおまえの自己責任でやれと命令する」びっくりな世の中だ。よく知っておきたい。「山は自己責任だ」という輩は偽物、似非の関係者で勉強不足も甚だしい、知ったかぶりをする一番許せないタイプだ。
特にこの記事のように相続のことまで踏み込んだ山岳関係の著作や発信は一件たりともないからややこしい。「山の遭難は奥が深い」「死して屍を拾うものなし」なら良いがそういうわけにはいかないことは知っているはずだ。相続は争族ともいうが「苦労している家族は相当いるだろう、特に行方不明は最悪である」行方不明は金持・貧乏問わずなにもできない。
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