![]() |
https://www.ne.jp/asahi/snow/office/tozan/kamueku/kamueku02.htm
ツキノワグマクマ 出没対応マニュアル −クマが山から下りてくる−
https://www.env.go.jp/nature/choju/docs/docs5-4a/pdfs/manual_yoyaku.pdf
クマ類の出没対応マニュアル −改定版−
https://www.env.go.jp/press/109446.html
クマ出没情報ブログ
http://sukeroku.blog55.fc2.com/
https://youtu.be/R4OrHoCTerA
熊対策は官民あわせて、専門家から素人までたくさんの資料と対策が練られているが、なかなかなくならない「ヤフコメ」や「登山サイト」でも「あーでもない、こーでもない」と似非情報を聞きかじった知識で勝手に言っているが、間違いないことは「熊にあなたは、どうして逃げたのですか?」と聞いた例は一例もなく千差万別で非常に難しいということだ。「知ったかぶりは大変危険だ」
ケースバイケースで「対策の正解値」はなく「ないよりまし」「しないよりはまし」ということだ生態についてはツキノワグマは「マタギ」、ヒグマにしろ猟師の資料がたくさんあるがこれらが1番正解に近い解答と思われる。
登山歴約50年間で20数人で歩いていて真横1-2mから吠え逃げされたことが1回、林道でツキノワグマと出くわしたこと4度、乗鞍岳畳平で遠目にハイマツの熊の目撃は3度、登山中に1度、生々しいしたばかりの鏡餅みたいな、湯気のでている糞を跨いだこともある。
ツアーで20数名で林道を歩いていて最後尾の添乗員がスマホをいじりながら離れていて「団体の通過をまっていた、熊と出くわして襲われて手首がブラブラになった例もあるがこの会社はほとんどの事故を隠蔽しているので表にでていない」長くお客様が毎年亡くなっている。
生態と対策については今回はかかないが「のんびり熊」「喧嘩好き」「おっとり熊」「神経質な熊」「臆病な熊」「アホな熊」と人間と同じく性格があるようだ。なので対策は一様ではない。
ここ20年生態で明らかになったのはよその雄熊は、母子を襲い子供を殺し、母親を発情させて自分の子供を産ませることが分かっている。猫と同じだ、人間も内縁関係でよく子供を殺すから同じだ、子連れ熊が1番危ないのはそういうことだ。
自然センターの先生は「ラジオ」「笛」「鈴」はその音で熊の気配を消すので大変危険だといっていた、やる以上は気配にも気を付けたい。
ブナの実は豊作は10年に一度でたまに豊作のように見えて中身はカラという年もあるというから原因の実の一つブナが不作という話は知識不足だ、実際何度か経験した、五感を集中して熊の気配はいつも、休憩していても注意している。樹木の樹皮の下から上へ剥ぐのは「鹿」上から下へ剥ぐのは「熊」だ。熊ハギのある山は注意だ。
鹿や猿、イノシシは毎日通る道は違うが、熊はだいたい決まっているらしい「熊道」といってササがトンネルのようになっていたりする、登山道と「熊道」が重なるところもある、関西では伊吹山の伊吹北尾根は代表的な熊道だ、たくさん、条痕があり熊を何度が見ている。
登山道の岩にストックのような「条痕」特に2-3本筋がついていると熊の爪痕だ、熊被害を避けるためには「熊の生態に興味を持ち、知ることが第一だ」熊のこうした跡があるなら要警戒だ、先日の北海道の消防士三人の事故も三人を藪の中でやり過ごしてから後ろから狩りをするやり方はヒグマの常套手段だ。
別の1名の方は土饅頭にされていたらしいが、ヒグマは餌に大変な執着心があり「土饅頭」がある場合は歯をカツカツ鳴らして威嚇するらしく、知床で今日は登山は止めて下さいと環境省の職員が止めていたことも以前あったが、今回はその音があったかどかは不明「おしゃべり」で気づかない場合もある。
だから集団でも「おしゃべり」は危険だ。「おしゃべり」していても熊は平気だ関係ないことがおおい、熊被害が増えている原因の1番大きな原因は、限界集落が増えて「緩衝地帯」がなくなり「野菜小屋」や「灌木の実」「田畑」がなくなっていることが1番大きな原因だろうと思う、全国でも四国に最近3回、先日から和歌山・奈良に3回山奥までいったが「廃村」の増えるスピードは凄まじい。都会の人間にはわからないスピードだ。
https://www.soumu.go.jp/main_content/000678497.pdf
過疎地域等における集落の状況に関する現況把握調査報告書
人口問題は大きく影響している、社会学の研究をしないと「山岳事故」「熊被害」「登山人口問題」の解決の糸口は見つからないだろう、山岳関係者には人材がいない。ただの山好きだけで問題は一向に解決もしないし、進展もしないまま、このままただの危険な趣味として朽ちていくことだろう。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する