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2人がバッテリー切れ、1人は電池の残量が5パーセント、もう1人は35パーセントだったという状況ということです。午後7時半頃ショートメッセージでグループと連絡をとったということですが、この時点で、けがをした人はおらず全員無事だということです。
しかし、4人は雪山登山の装備はなく低体温症などが心配されるということです。
→今回の報道は「捜索システム」のことより「スマホ電源の残量」と「ショートメール対応」についてポイントを置いている、事細かに遭難者から報告されているがかなり長く会話したものでその間に「緊急通報位置情報通知システム」の探索をしたかどうかの報道がない。
受付はいつも「一般署員で登山やスキーBCや携帯事情に詳しい署員とは限らない、そのもどかしさは経験者しかわからない」遭難は受信した側の対応にも大きく左右されることは間違いはない。
「事件ですか?事故ですか?」と受付に言われたら「山岳遭難です、山のことに詳しい方をお願いします」「緊急通報位置情報通知システム」で探索をお願いいたします。詳細はコンパスにて登山届提出をしていますので参考願います。個人的に何度も反芻して県警とやり取りした経験上このセリフを覚えている、これで格段の時間節約が出来る。
なぜか?→以前「GPSの現在位置情報の座標を、バッチリ北緯東経といったら、そんなことはわからないので目印を言えというので」「尾根というとお姉?」「白樺の白骨林というと白馬鹿?」と言われた日には絶望した。
7名全員の氏名・年齢・住所からすべてお願いしますと言われて「ブチ切れた」内容はすべて報道に当然全部流しますからと言われて「ブチ切れた」1分1秒を争う緊急時にどうかしていると「絶望した」茶の間で遭難しているわけて゛はなく、遭難は山で起きている。
無理難題はなにもいわないがやりとりするうちに「電源は消失していく」「電源消失のスピードについては署内では検証や研修の徹底はしておらず、山麓の感覚でしかない。ここにも大きな落とし穴がある」いつも携帯はその後切れましたと報道するが、その裏事情は不明だ。
たかだか山の趣味の遭難の地域課の受付マニュアルを作成して全署員に徹底していますということを聞いたことは一度もない。受付にでた署員の能力と気の利く利かないはどの仕事も同じだか「ファクターは非常に高い」命がかかっているので初動は大事だ。
→コンパスは2024年、ほとんどの全国で網羅されて県境を跨いで他府県に渡っても県警同士で情報共有してくれているので安心だ。関東は利用率は個人・団体と高い。機能は好みがあるので「登山届」だけに特化すればいい、無料で簡単に提出できる。最近はこういうことにもやっと警察・消防も慣れてきている。
https://www.mt-compass.com/jichitai.php
しかし、通報受付でどういう対応をしたものかは一切報告がないので定かではない、県によっては最近、気の利いた警察・消防署員がこのようにショートメッセージやSNS対応をこのようにする場合もある、今どきでよいことだが、いかんせん、今回は残量が足りないので心配だ。
以前メール対応をヘリの飛行しているレスキュー隊員と連絡し合い自力下山につながったことがある。2人目の電源使用をしており電源不足の可能性を伝えると「この対応に」と即断されたたいへん優秀な長野県警のレスキュー隊員だった。
夏山でもスマホが「懸命にグルグル受信先を探す電源消費の低下とスピードは猛烈だ、経験者にしかわからないマゴマゴしていると、1人分と予備電源はあっという間になくなり2人分は必要だ」特に厳冬期は「昔のiPhoneは写真一発で電源はなくなっていた、現在改善されたかどうかは知らない。
本体を保温・防水した上でタッチペン操作が雪山の基本だが、冬山装備もしていないBCなのだがらどうか? さらに男性3人で1番弱い女性1人を守り通すようなことはないだろう。
混成グループは女性が亡くなるケースが非常におおい傾向がある、体力・知力に抜きんでたリーダーがいないからだ、ご無事をお祈りするばかりだ、「捜索システムについて」は本人通報なので先日の新潟県警管轄のBC事故で救出した「緊急通報位置情報通知システム」が確実だ。今回は触れていないのが気がかりで対応が出来ているのか心配だ。
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