![]() |
これで今年5例目だ、こんなに報道が遭難捜索システムを伝えるのは珍しい。
1. 北アルプス・ガーミンの「イリジュウムSOS通報」でヘリも飛べて1名助かった。→遭難者直接の通信、ガーミン社の端末の購入が必要、SOS受信からの連絡経由となる、地上780kmの位置に配置された66機の周回衛星通信。
2. 八ヶ岳・「ココヘリ」では発見できず3日後となり生存救出にはならなかった。→遭難連絡の自他の申し出後のヘリ捜索、トランシーバー周波数直接通信、ココヘリ会員のみ、性能は障害物には弱く、GPSに劣る、民間ヘリの飛行条件を満たすことが最低だ。「行方不明」を避けられる可能性は高い。
3. 本人通報に限るが、無料。山陰BCでは「緊急通報位置情報通知システム」で生存救出となった、GPSによる探索だ、2015から全国配備となり2019前後に全国配備が出来ている。
4. 八ヶ岳・生存救出にはならなかったが、通信会社と警察の連携だろう。「携帯電波捜索」→遭難連絡の自他の申し出後のヘリ捜索、無料、通信会社と自治体の連携だがシステムは不明。
5. 新潟は本人通報だから「緊急通報位置情報通知システム」と思われる。登山アプリ捜索」→遭難連絡の自他の申し出後のスマホのGPSで探索
6.「低軌道衛星」→低軌道衛星コンステレーションシステム、2023山小屋でテスト通信開始「低軌道衛星」通信は始まっているが「スマホ」用市販開発が待たれるところ。
(紛失・故障・電源の消失がない限りは圏外がないから安心だ、なんでも出来る)
※携帯電話のGPSの「本体チップのGPS性能は、センチメーター級やサブメーター級の開発予定はなく産業機械ほどの正確さはないと開発者から直接聞いた」ので、スマホGPSのソフト面での運用の形式次第だけだ。
※緊急性が高く時間の問題がある場合は「本人通報による捜索システムが1番だが圏外でないことが条件となっててしまう。
※他の捜索システムは「遭難したことが判明しないと始まらない」「登山届提出と正確性はココヘリは無料捜索の条件にしているし、会員証の携帯も条件だ下山連絡の間違いによる誤報捜索は有料となる」やはり「登山届」が1番の条件で2番はやはり「下山連絡」が大切だ。下山連絡の行き違いも発生しているので緊急連絡先との緻密な連携が条件だろう。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する