たった400〜600mの山。
でも、
登山道がない。
ガイドブックがない。
雪が積もりに積もっている。
人里まで歩いて3時間はかかる。
だから、怖くて登れなかった山。
林業の人以外は入りもしない山。
そんな山が僕の住んでいる場所には、
もこもこもこもこと
そこらじゅうにはいつくばっている。
そんな山が、
25000分の1の地図とコンパスを持って、
通っているうちに怖くなくなった。
怖い山が、
宝の地図を持つと、
宝の山になった。
だから、次はもう少し高い山。
牧場の廃屋の向こうにある山。
960mの名もない山に挑戦した。
天気が荒れるのは怖いから、
良く晴れた朝だった。
頂上まであと1時間のところで雲が出てきた。
あと30分のところで雲が黒くなってきた。
頂上で昼飯にしようとしたら、
雪が降り始めた。
気温がどんどん下がり始めた。
怖くなった。ホワイトアウトが怖くなった。
昼食を諦めて、スニッカーズをほおばり、
尾根を駆け下りた。
スノーシューが、たまに藪にはまる。
駆け下りるのは最高に気持ちいい。
でも天気が荒れるのは怖い。
降りてみると、雪の量は増え、
見える世界は200m四方ぐらい。
なんで晴れていたのに雪が降ってきたのか、
視界が悪くなる雪と、悪くならない雪の違いは?
どれぐらい視界が悪くなると、歩けなくなるのか。
雪が降っても、安心して歩きたい。
そう思ったら、天気について知りたくなった。
はじめまして!
いいですね、いいですね〜!
山登りの原点を見るようです。
少しずつ自分の力で世界を広げていく。
小さな経験や失敗を重ねて学んで次に生かす。
最近、こういうふうに山とつきあえる人が少ない気がして。
お金にモノを言わせたり、誰かに連れて行ってもらったり、そういうのは「登山」とは言えません。どんな山なのかは関係なし。
応援しています!
私もgaku88さんのように山と向き合いたいです
udoko様コメントありがとうございます。
おほめ頂いて光栄です。
登山初心者なので、
勉強することがたくさんあって楽しいです。
やはりフィールドに出ないと成長もしないですね。
登山道がない山の方が、
ドキドキ感と冒険感がたまらないので、
おもしろくて僕は好きです。
それにしても山に入るたびに思うのですが、
測量の人と林業の人はどこにでも入りこんでいて、
すごいですねぇ。
うらやましいです。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する