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2014/02/08 以下原文
仕事中にふらっと図書館に行ってきました。
なんとなく書棚を眺めていると「借りなさい」って天使の声が・・（笑）
田部井淳子さんの『それでも わたしは山に登る』です。
そう、女性として初めて世界最高峰のエベレスト登頂や七大陸の最高峰の登頂を成し遂げた事で知られてます（失礼ヤマレコ日記でしたね^^;）
しかし田部井さん自身が病魔"癌"との壮絶な戦いはあまり知られていません。
乳がんの発病から腹膜がんステージ�沓担�で余命が３ヶ月である事を医師から宣告された事もあるそうです。
しかし、それからの考え方や行動が田部井さんは凄すぎるんです。
恵まれた環境（これも田部井さん自身の勝ち取られたものでしょう）ではありますが、ご家族の献身的な支援、素晴らしい山仲間の協力や担当医師の的確な治療など・・、しかしそれらにもまして母は強し!!
田部井さん驚くぐらい前向きな人なんです。
そして呆れるぐらい山好き（もちろんですが）な方ですね
強烈で過酷ながん治療の副作用にもかかわらず入院中に次々と山行計画を立て、しかも実践していく行動力には感動しました。
田部井さん自身が友人と立ち上げたシャンソンによる交流会"怖いもの知らずの女たち"って云うのも素敵♪
まさに田部井さんにこそふさわしいタイトルです。
前半部は今までの山行での出来事を振り返り、後半部は癌との戦いと山との係わりを前向きな考えを織り交ぜて・・。
これからの人生を歩い行くにあたり、絶体絶命に陥った時の考え方の指針が見えた図書に巡り会えました
田部井さん、ありがとうございました。
※2016/10/23
本当に素敵な田部井さんの著書にめぐり会う事が出来、今も心に響く一冊になっています。
謹んでお悔やみ申し上げます とともに、心からご冥福をお祈りいたします。
