たまに信じられない報道があってビックリするのですが、今回は樹氷に蛍光スプレーでした。
remu77さまの日記で知りました。
https://www.yamareco.com/modules/diary/107314-detail-157996
最初はそちらにコメントしようと書き始めたら長文になってしまいましたので、自分のスペースにしました。
まぁ、良くこんなこと思いつくなぁと感心するわけでありますが、世の中には信じられない行動をする人もいるということです。
でもね、日本人も昔は似たようなことをしていたじゃありませんか。
ほら、山に入って目線の高さのぶなの木に「○○命」とか。
今でこそ、その木が朽ち果てるまでの恥をさらすことになるという認識になりますでしょうけど、やっていたことのレベルはそう変わるもんじゃありませんよね。
今我々が、あの国の人はやっぱり、というのは筋が違うと思うのです。
しかし、日本人は改めてきました。
木に傷を付けることも、ゴミを放置してくることも、タバコの投げ捨ても。
それはきっと、すごい努力があったんだと思うのです。
ワタクシが小学生や中学生の頃、学校教育はどんなものであったのかを思い出すと、それはそれは窮屈なものでした。
校則で、「靴下は白に限る、但し紺でワンポイントまでなら可」「ワイシャツは白、ストライプや色付は禁止」「髪は眉毛を隠すことは禁止」「襟足はカラーに触れない程度」「自転車は4月から乗車可とする。冬季は禁止」
今思えば、病的なほどの規則です。
あれはするな、これはするな。破るヤツは坊主になれ。人権侵害も良いところですよね(´_`;)
あの頃の教師はすごい権力を持っていて、恐怖すら感じたこともあるくらいでした。
抑圧された心は、はけ口を求めますよね。
そのうち自由と権利をはき違え、人生を棒に振る子も出てくるのです。
しかし、その抑圧してきた世代は山にゴミを放置し、木に恥を刻んできたのです…もちろんあの世代の方々を全員悪いというつもりは毛頭ありません。
ただ、あの時代はそれで良かった、そういう人も中にはいます。
でもそうではないはずなんです、良いわけがない。
今、我々が蛍光ピンクのスプレーを「とんでもない行為だ」と非難出来るのは、それを必死になって悪いことだと意識付けをしてきた人達がいたからこそです。
どうやってこの風潮を変えてきたのか、ご存知の方がいればお教えいただきたいと切に思う次第です。
そこにはとんでもない勇気と努力があったのでは、と思うからです。
登山口の看板、見るたびに思う。あの頃に似てる。
木に傷付けるな、ゴミを捨てるな、タバコ投げ捨てるな…
そうじゃないと思うんです。
今の山が、登山道が、完全ではないにしても、昔に較べてなぜここまできれいになったのか。
あれはするな、これはするな、でこうなったわけではないと思うのです。
そういう具体的なことじゃない、無意識に、何か「人の理」に触れるような、そういった意識改革があったように思うのです。
世代が変われば常識も変わります。
でも、人の理は決して変わることはありません。
コメント書きにくいですネ。
オイラ、悪い人だから・・・・・・・・・・・・・・。
パリの日本人、灰色の背広に、メガネ、首からカメラ、
散々、欧米諸国の人にバカにされてきました。
過去の日本人の愚かさを、学べばよいのです。
「旅の恥は掻き捨て」
・・・日本人も変わらない部分は有りますけど。
オッ、話がそれている、余計な事を書きそうだ。
オイラ悪い人だから、書けない事を考えている。
ナンチャッテ〜〜〜、と、誤魔化す事にします。
世代が変われば常識も変わります。
国が、民族が変われば、文化も宗教も常識も変わります。
そして、オイラの理解できない、「理」も存在すると思います。
ほら話がすり替わって、書いてしまった・・・ゴメン。
SM100Cの「理」は、人としての基本的な物ですよネ。
最近、故意にコメントを書きづらいテーマを選んでいるフシがあると
自覚症状がありますな(´_`;)
そーなんです。
人としての基本的なもの、それです。
たぶん、たぶんですが、山にゴミを置いてこない人は、スプレーもしない、立入禁止のところには入らない、木に傷を残さないと思うんですよ。
うまく言えなくて「人の理」と書きましたが、人としての基本的なもの、だと思います。
そういうところから根本的に変えていかなければ、何も解決しないと思います。
じゃあどうやれば良いのかということまではわからないんですが、木に傷をつけてきた日本人が今どうしてしなくなったのか、というところに何となく答えがありそうかなと。
「常識知らず」はいますが、その常識自体もいつからどうしてそれが常識になったのかを理解していかないと、ただ批判するだけではあまり解決にはならないと思うのです。
人の理 ひとのことわり と読んでいいのかな?
もう一度 みずから反省し直して観たいと思います。
そうです、ひとのことわり、です。
まさにそういうことだと思いますよaburageさん。
何も反省することのない人が、謙虚に省みてしまうということなんだと思います。
省みる必要のある人がなかなか出来ないことなんじゃないでしょうか。
まぁ偉そうにワタクシごときが言うのもおこがましいのですけども。
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