秋の月は美しい。
物理的に言えば、空気中の不純物が減り、
よりはっきり見えるようになる季節、
ということになるのか。
あいにく、まだこの秋はその美しい月に
お目にかかれていない。
人が悟りの境地に近づくと、
心の中に、水に映るように月を宿すという。
その意味は、夜空の月を見上げるとき、
同時に自らの心の月を映し出し、
表面上の美しさではなく、
真の美しさを理解出来るようになる、
ということらしい。
五欲、即ち「色」「声」「香」「味」「触」= 闇
これらに惑わされ、
表面の美しさに囚われて本質を見失いがちだが、
夜空を見上げて美しい月を見るとき、
自らの心の月を映し出して、
自分の道を見失うことのないようにしたい。
だが惑わされるのも、今ひと時は良いのかも知れない。
と詠んだ古の導師。
大空に
心の月をながむるも
闇に迷ひて色にめでけり
古の導師だから、ここまでの風情を詠えたのか。
そうじゃない気がする。
そんなことを想うでも想わないでもなく
過ぎていく秋の夜。
皆様は秋の夜長に、どんなことを考えるのでしょう。
ワタクシは以上のようなことを断片的にもやもやと
既に1時間考えています。
ホント、バカでしょう(´_`;)?
こんばんわ
月というと、この歌詞を思い出します。
大自然の大きさに、人間の卑小さを感じてしまいます。
「私ごときで月は変わらない」が、心に響きます。
かなわない相手に
かなわないと告げてしまいたかっただけかもしれない
鳥よりも高い岩山の上
下り道を失くしてすくんでいた
凛然と月は輝き
天空の向きを示した
あの山道は消えてしまった
人を寄せなくなってしまった
日々の始末に汲汲として
また1日を閉じかけて
ふと 立ちすくむ
凛然と月は輝く そこにいて月は輝く
私ごときで月は変わらない
どこにいようと 月はそこにいる
凛然と月はそこにいる
Mipapaさま、おはようございます。
この曲は知りませんでしたが、
かの人の曲とわかればなるほど、と
思いますね。
心に普遍的なものを持つということが
どいうことなのか、という主旨に
理解しました。
太陽ではなく月、というところに
センスと意志を感じられます。
月を見て、あんまんが食べたいなぁと
思う日も多いのですが、そんな自分が
とても恥ずかしくなる歌詞
こんばんは
窓と窓が30メートルしか離れていないな者同士。
同じ時間帯に同じことを感じている。
不思議だな。
あれ、全然違う??そーだったけ??
ばかでしょは同じでしょ(*´ω`)
まあ40年前、同じ月☽を見ていただろうから感じることは似てるかもね。
おはようございますkibakoさま。
秋の夜はバカなことを考えるのに最適ですので、
同じことを考えるのも無理はありませぬ。
当時は同じ月を見ていたのかも知れませんが、
今のkibakoさまの月は四角かったり三角だったり
していそうですが違いますか
私は、いつも月を見ると、どれだけの人がこの月を見て、どんな想いを寄せているんだろう?
…と思う。
月は、いつもみんなにパワーを与えているんだと思う! 心の月もそうだよ。
Rumikoさまおはようございます。
清少納言さまは夏の月が出た夜がすばらしい、と
言っていますが、今の時代、夏の夜に月が出る日は
熱帯夜、すばらしくなさそうです(・ω・ )
月にはなぜか、様々なことに想いを寄せる力が
ある気がしますね。
ワタクシなどはこんなとりとめもないことを考えて
時間を費やしているわけですが、
お日さまには人にそんなことを考えさせる力はないと
思いますので、月はとても神秘的です。
情緒的なことを意味のないことと思うと、人間なんて
本当につまらない生き物になってしまうので、
月からパワーを与えられていると感じるRumikoさまは
すばらしいと思います。
んー、SMさんは詩人ですな!?
中秋の名月を見てもそこまで思い浮かばず、やっぱ秋でも
五欲の「色」「声」「香」「味」「触」に惑わさられっぱなしの自分は、果たして何処に向おうとしてる事やら... ⊂((〃 ̄ー ̄〃))⊃
詩人なんてとんでもない、
ただ単なる濃い日本人というところだと
思いますが、今どきの日本人は風情や
慎みを失いつつあると思うんですよね。
自然に対しては謙虚に、造詣深くあるべきだし、
わずかな変化から四季を感じとったり、
それを伝えたりする手法を持っていたいなぁと
いうことでしょうか。
お酒も風情のうちと、勝手な解釈はするわけですが
五欲に迷わないのは、道元禅師のような
人を超越したかのような人でも難しいようなので、
tomoさんは溺れるほど惑いまくってください
SMさん、こんばんは(^^)
遅ればせながらのコメントです。
長崎の中華街では、日本のお月見に代わる中秋節というものがあるそうで
まぁるい灯篭を飾り中国獅子舞など伝統的なお祭りが開催されたようです。
今昔物語のウサギの話が切なく思われる満月ですが
お月さまにはマークというか目印というか
家族と離れて生活をしている今、見る場所は違っても同じ月を見ることができる・・・
今の私にとってお月さまは前向けるお薬で
まだまだお月さまに求めることの方が多く反省しきりな毎日です。
静かなる秋の夜長に身をおきて見上げし月はさやかに映る
こんな感じで今しばらくは
心の中のお月さまではなく、空のお月さま頼りです"(-""
asariさんこんにちは。
すばらしい、一字一句が情緒にあふれ、
それでいて豪華で。
こういう才能がうらやましいです。
asariさんのお月さまはきっといつまでも
さやけき月ですね。
そう思うと、最近そんな月を見れていないのは
自分の心にそういう月がないんだろうなと。
秋ですね。
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