アウトドアイベント参加が一転人命救助に。

比較的近所で、アウトドア・ギアの体験型イベントが開催されるとのことで行ってきました。(６月４、５日)

近所と言っても東京多摩市の多摩川沿い一ノ宮公園。京王線聖蹟桜ヶ丘駅から徒歩１０分くらいのところです。詳細は以下。
http://yamahack.com/225

ラントレがまだいまち不調のためロードバイクで往復４１キロ。ちょっとはトレーニングになるかなと出掛けました。

アウトドアギアと言いつつトレイルランニング色の濃いイベント。
サロモン、BD、ラスポルティーバなど名だたるブランドのギアをその場で試して購入も出来ますので、これは面白いかなとおもったのですが、そんな事より会場の異空間っぷりにちょっと圧倒？されてしまいました。

トレラン大会上位入賞選手がイベントゲストで来られるとは知ってましたが、ウロウロしてるお客さんに驚き。

トルデジアン入賞の小野選手と海外の過酷レースで入賞してる飯野航選手が談笑しているではありませんか。

それに見たことのある海外の選手、UTMBを完走したあの日本人選手。私の近所に住むこれまた有名な１００マイルレーサーもいらっしゃる。

みなさんビール片手に久しぶり〜な感じ。
同窓会かいなと。
サロモンなどのブースは客商売してましたが、全体的に名だたる選手達のパーティーのような空間でしたね。
なんか、場違いな気持ちになってしまいました。汗

しかし彼等、３０代が多いと思われますが、海外レースに年間何回も出場されていて生活、生き方自体が一般ピーポーの我々とはあまりにも違いすぎ。

結局大して滞在せずに帰路へ。
そして帰る途中に事件が！

歩道の狭い街道をロードバイクで走行中、ヨチヨチ歩きのアカチャンが道路に向かってヨチヨチ歩いてるのが、視界に入りました。？？おかしいよね、これ。

その隣にはバックの中身を何やら必死に探し物をしているアカチャンのママと思われる女性も見える。
アカチャンを全く見ていない！
これはやべぇーことか！！

そしてアカチャンが向かう道路を見ると前方からトラックが！！減速する様子はなく、クラクションも鳴らさない。アカチャンに気づいてないのか？！これは不味い！

無意識にバイクの速度を早める。
アカチャンは既に道路ギリギリの地点。

そしてバイクから飛び降りる。
間一髪アカチャンを確保！助かった！

アカチャンは何が起こったか全くわかっていない。ママは子供のとんでもない危機に驚き泣きながら私に謝ってきた。

ママに一言だけアカチャンから目を離しちゃダメですよ！と柔らかく。

いま思うとお礼じゃなくて謝ってきたのは？とも思うが、ま、よかった。
これを見ていた近くにいた人たちも安堵の表情。

アウトドアイベントを早めに切り上げ、ついでに言うとアカチャンを救助した街道は工事による迂回で通った道だった。
神が仕組んだ救助劇だったのだろうか。

何かいつもと違う一日でした。