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そういえば今年はまだ早池峰山に行っていないと思い、今日は今年最初の早池峰山へ。
まずは、いつも最初に入山する際に行っている早池峰神社を参拝して女神にご挨拶。
今日は、いつも閉まっているお札売り場が開いていて、境内には笛の音が響き、何やらいつもと違う雰囲気。
何のイベントか気になったのですが、分からないまま参拝を済ませ、河原の坊の駐車場へ。
土曜日ということもあって駐車場の空は少なく、結構登山者がいるようです。
河原の坊から歩いて小田越登山口に到着し、監視員詰所で活動日誌を記入していると、
監視員から今日は既に200名ほど登山者が来ているとの情報です。
さすがは100名山、土曜日でも結構の登山者です。
今日は入山時刻が11時と遅かったこともあり、下山する登山者とスライドしながら登って行きます。
途中で知合いの監視員に出会い、しばし立ち話。
山も監視員もコースの岩凌帯も久しぶり、いつもの山域なのに凄く新鮮に感じます。
分岐まで登り山頂に向うと残雪があり、風が吹いているので凄い寒さを感じます。
山頂に到達して風を凌ごうと思い避難小屋を覗くと、登山者で満室状態。
仕方ないので寒さに耐えながら外で昼食を済ませ、長居は無用と早々に下山に入りました。
下山の途中で、登山道にロープを布設している監視員に又お会いして、今度は長話。
布設しているロープは冬季は雪の下なのに雪が融けると切断しているので、毎年補修が必要とのことです。
最初は誰が切断しているのか分からなかったが、
どうやら原因は、雪が動いて岩にロープが擦られて切断してようだというのが監視員の見解でした。
古いロープは10年前の物もあり、最近のポリエチレンロープは耐久性が低いとのことです。
八合目の辺りで使用している青色のロープは漁業者から寄附されたもので、耐久性が抜群に高いとのことです。
今まで、ただ見ていた登山道のロープですが、この話を聞いて歴史があるんだと思いました。
今はヒメコザクラが咲く季節ですが監視員から、今年は例年以上に綺麗で沢山咲いているとの情報があり、
写真を撮るなら今年はとてもいい年のようです。
毎回、監視員の話は面白いのですが、今回は登山道のロープの話を聞き、またひとつ早池峰の知識を得た山行でした。
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