以前、ロープワークや観天望気の話を書いたので、今回は、飯盒の話。
野外炊飯をする場合、炊きあがった時に飯盒をひっくり返しますか?それとも、そのまま、しばらく、放置しますか?
私がキャンプを始めたきっかけは、ボーイスカウトに入った小学生の時です。その時、炊きあがった飯盒は、ひっくり返すように習いました。その後、十年ほど経って、キャンプ指導員の研修を受けた際には、ひっくり返さないと教わりました。理由として、それまでは蒸らす為だといわれていました。しかし、その効果は薄く、反対に、炊き上がったご飯をこぼしてしまうリスクがある為、ひっくり返さないのが常識となってきましたと聞きました。
最近のクッカー、例えば、メスティンなどで、ご飯を炊いて、ひっくり返す人は、ほぼいないと思われます。
どうでしょうか?
それでは、なぜ、ひっくり返すということがいわれてきたのか?
諸説、あるようです。私が研修や講演会などで見聞きした話では、下記の3つです。
1.戦争中、3食分(4合)を朝一回の炊飯で済ませ、3回目の夕食の時、飯盒の底のご飯を取りやすくする為。
2.昔は、蓋にすき間ができやすく、冷めやすかった為、ひっくり返すことで密封状態にし保温効果を高める為。
3.蒸らす時間に、飯盒の底のすすを落とすため。
どうでしょうか?この他の理由を聞いた方、お聞きかせください。
hiro2017さん、こんばんわ。
私は蒸らすため。。と習いました。
確かに丈の長い飯盒だと熱に偏りがあり、
それを均等にするためなんだろうとは
思ってましたが、丈の短いメスティンとか、
コッヘルとかだとそこまでムラはない
はずなので、特に気にせずそのまま食べてます。
(*´▽`*)
hiro2017さん、こんばんは。
私は「ひっくり返してから底を叩く」と、蒸らしやすいし飯盒の底についたおこげも取りやすくなるよ〜と教わりました。
自宅で飯盒炊きをした時に、ひっくり返さなかったら冷めた時に飯盒の底のご飯が取りにくかったので、そんなもんかなぁとひっくり返す派で来ています。
しかし炊きたてでひっくり返すのはやけどの恐れもありますね。
因みに横川の釜飯のお釜再利用で炊く時は、当然ですがひっくり返さずにそのままです💦
(^^)hiro2017さんこんにちは。
私はメスティン炊飯の後、ひっくり返します。
飯粒がこびりつきにくいと思うので。
メスティンの本にもひっくり返せって書いてあるから
ひっくり返す人がほとんどいないってことはないと思うけど
先日双子池テン泊でちゃんと確認せずにひっくり返してしまい
まだ炊けてなくて水が全部こぼれちゃいました
ウェブ検索等で得た情報では、飯盒をひっくり返して温かいうちに草でススを落とすのが正解だが、直火の熱で焦げ付かないようにひっくり返すと誤って学校等の野外講習で伝わったとあった気がします。
自分も小学生の時に参加した地元の青年キャンプで飯盒炊爨でひっくり返すと教わりました(ススを取るという指導は無し)。
しかも、ひっくり返して蒸らすまでの時間が暇なので棒で飯盒の底をガンガン叩きました(叩く指導は無かった気がするけど、ご飯が落ちるように叩いていました)。
二つある飯盒の一つは底が叩かれてベコベコです。
saitama-nの日記:ハンゴウノススメ
https://www.yamareco.com/modules/diary/148886-detail-94205
既に書かれている方もいますが、私も「メスティンはひっくり返す」とどこかで聞いて以来
同じようにしています。
おそらくは、蒸らしている間に天地を返すことで
対流の止まった米飯の上層/下層のムラを減らしてるのではないかな、と
ぼんやり解釈していますね。
こんばんは
日々、ご飯は土鍋です。
昔ながらの羽釜、土鍋は底が丸いので
対流がうまくいくので全体むらなく炊けるのですが
飯盒は・・・無知です。
夫はhiro2017様と同じくボーイスカウト育ちです。
やはり指導員もしていたので
飯盒においては自信満々の
「ひっくり返す派」
今、聞いてみると
〇理由は熱と水分をまんべんなくまわらせて
底のご飯が取りやすいから。
〇底の煤をそこらの草でこすり落とす。
薪なので真っ黒ですもんね。
〇子どもの頃は木の棒で叩いていたが
べコべコになるとあとあとこびりつきやすいので
軍手の手でポンポンと。
ひっくり返さなくても美味しいご飯なら
自信満々が砕けて謙虚になるかも
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