|
|
|
今回は、SMCペンタックスAマクロ50mmF2.8で、前に紹介したSMCペンタックスAマクロ100mmF4と同様、主に花の撮影に使用しています。
このレンズは、1983(昭和58)年、ペンタックス初のマルチモード機・ペンタックス スーパーAの発売に合わせて新たに設計が起こされたマルチモード対応のKAマウントのレンズです。
最大撮影倍率は1/2倍ですが、ペンタックスらしい小型軽量の作りで、開放F値もf2.8と比較的明るいため、フィルムカメラで撮影していたころ、荷物を軽量化したい時などは、左の写真のようにLXに標準レンズ兼用として装着して使用していました。
描写性能も素晴らしいもので、私の記憶に間違いがなければ、ドイツレンズ至上主義者(まあ、いつの世も、帝国陸軍のエリート軍人とかドイツ信者は存在するものですが…笑)で日本製レンズをディスりまくっていた美術史家でカメラ評論家の日沖宗弘氏が褒めていた数少ないKマウントレンズのひとつだったはずです。
まあ、それは扨て置き、中央の写真のように、合焦している部分の描写は中々のもので、デジカメでの使用にも十分に堪えるものですが、昔のレンズ故の悲しさで、絞り羽根の枚数が6枚のため(同時発売の通常の標準レンズ・SMCペンタックスA50mmF1.4は8枚なのですが…)、右の写真のように被写体背景の光源が、モロに六角形に写ってしまうのです。
ヤマレコに投稿された、円形絞り採用の最新式のマクロレンズで撮影された背景の円形の光源がキレイな花の写真を見るにつけ、「いいな〜」「こんなレンズ欲しいな〜」と思っている今日この頃です(笑)。
コメントを編集
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する