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今回のレンズは、主に花の撮影などで使用しているSMCペンタックスAマクロ100mmF4です。
本レンズは、ペンタックスのレンズマウントがまだねじ込み式のM42マウント(厳密には、ペンタックスESの開放測光に対応した連動レバーを追加したもの)だった1972(昭和47)年にSMCマクロタクマー100mmF4として発売され、その後、Kマウント化を経て、マルチモード撮影対応の電気接点を追加してKAマウント化されたものです。
マルチモード対応のレンズですから、デジカメのPENTAX K-70に装着しても、ピントをマニュアルで合わせる必要がある以外は、何不自由なく使用できます。
なお管見の限り、M42マウントからKAマウントまで生き残ったペンタックスのレンズは、本レンズと、ヤシカ・コンタックスのディスタゴン15mmF3.5とほぼ同一のレンズ構成で西独カールツァイス設計のウワサもあるSMCペンタックスA15mmF3.5のみです。(こちらは、高価なので使用経験はありません…笑)
本レンズの基本設計が優秀だった証左と言えましょう。
開放F値はF4で、以前紹介したトキナー AT-X MACRO 90mm F2.5と比較すれば1絞り半暗いのですが、昔のペンタックスレンズらしく、トキナーの510gに比べて340gと軽量構造で、少しでも荷物を軽くしたいときには重宝しています。
中央の写真のように、ボケ味は決して悪くないのですが、昔のマクロレンズの悲しさで、1/2倍までのマクロ撮影しかできず、右側のゲンノショウコのような小さな花ではここまでが限界です。
ホンネを申し上げれば、開放値がF2.8で等倍撮影ができるにもかかわらず僅か348gというHDペンタックスD FAマクロ 100mmF2.8ED AWが欲しいなあ〜と思っているのですが(笑)。
※2回続けてマニアックな日記になってしまいました。最後までお読みいただいた方、本当にありがとうございました。
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