3000M峰の話をするなら、まずはずせないのは富士山だろうか。
富士山は見る山か登る山かという議論とか
「富士山に 登らない馬鹿、二度登る馬鹿」という言葉があるそうな。
若干言いすぎの感が否めないが、
私のとっても、登る山というよりも、他の山から見えるかのほうが気になったりする。燧ケ岳に登って富士山が見えたときにはうれしかったですね。
さて、登る山としての富士山である。
私も1度登れば十分派なので、まだ1度しか登ったことがない。
登った正確な年がわからなくなっているのだが、1987年か1988年と思う。
*訂正 1985年9月7日でした。
9月3日だったようなあいまいな記憶が残っていて、前夜仕事場から直接出かけたからそれならば1988年9月3日(土曜日なので)になる。
なんのきっかけだったのかもはや思い出せないのだが、昼休みに夏に登った山の話などをしていたのだろう。
当然山好きな人も何人かいるわけで、
それでは富士山を登りましょうと言う事になったのだと思う。
確か5人ぐらいで、仕事が終わってから車2台に分乗して東名をかっとばした。御殿場口の五合目の駐車場についたのは午前2時ぐらいだったと思う。
駐車場にテントを立てて、寝袋で横になった。アスファルトの上だったからかいやに固く感じて寝付けなかったことを覚えている。
朝6時ごろに起きたが、曇天でいつ雨が降り出してもおかしくない天気だった。登り始めた。土が火山礫なので、サラサラしてくずれやすいがあたり具合は非常に感じがいい。傾斜もそんなにきつく感じなかったが、7合目、8合目とあがっていくうちに、急になっていく。
いままで見たことのない色合いの雲がかぶさってくる。これを笠雲というのだろう。
あと、いままで感じることはなかったが、頭が痛くなってきた。酸素が薄くなってきた証拠だろう。1人の方が調子が悪いらしく遅れ始めた。確認したが、大丈夫だということで、ゆっくり登ってもらうことにした。
登山時間は3〜4時間だったろうか、無事全員頂上に着いた。
みんなで記念写真を撮った。
ますます天候がおかしくなるようなので、早々に下りはじめる。
とうとう雨が降り出した。それもいきなり土砂降りだ。
皆ほうほうのていで、駆け降りた。
会社の人と山に登るのはこれが初めてだった。
きっと単独では登ることはなかっただろうと今は思っている。
正確な日が、写真からわかりました。
1985年9月7日です。
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