8月26日長野県伊那の経ヶ岳登山へ行った 時の事です。
山頂までは至って順調に行きましたが、問題はそのあとでした。
山頂で出会った登山者と一緒に黒沢山へ登る事になりました。
そこまではよかったのですが、下るルートの攻略で大きな過ちを。
他の方のヤマレコの記事を見て尾根伝いに降りてみようということになり実行。
しかし結果は散々なもので 身の丈ほどのクマザサのために方向も定まらず 結局引き返すことに。
もうひとりの方は笹藪に入った場所まで引き返して登山道を戻るといいましたが、当方そこまでの体力が残っておらず、そのまま尾根をいってみることに。
念のため連絡が取れるよう携帯番号の交換をして。
しばらくは笹藪の尾根を進もうとしましたが思った方向へ進めず、気づくと谷間を下っていました。
沢に出会ってしまったので沢沿いを降りました、それでも1時間に2キロくらいしか進めませんでした。
途中、1本8mほどの三段滝やコーロ滝がやはりありました、普段なら難なく越えられるところでも体力の消耗が激しかったので1歩ずつ慎重にいきました。
渓谷へ出てようやく林道へ出たところで相手方に連絡、そちらも何とか登山道へ復帰し、お互いに無事脱出できたことを報告しあいました。
今回の教訓として、自分の力量をよく知ってコース取りをする事。
一瞬でも迷ったら引き返す事。
通行した人がいるからといって容易に登山道以外の場所へ立ち入らないこと。
後記:今回はザックに入れっぱなしだった15mの登山ザイルとチェーンスパイク、ヘットライトがあったのと、沢や谷での上り下りの練習経験で、沢に降りてしまってもパニックにならず冷静に対処出来たことと、明るいうちに林道へ出られたことが最悪の事態を回避できたのかと思います。
今後、軽率な判断はしないと心に決めようと思います。
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