死体画像ですので閲覧注意
全体像
https://siasky.net/_A2myht02S7B3qp-g-kH3v4bYAYt9TQEfad1jwuIzIu9Dw
普通の鳥に比べて脚が異様に後ろについている。水中を泳ぐのに適した配置。ここまで偏ると陸上を歩くためにはペンギン並みの進化が必要。
頭部
https://siasky.net/AABDh-xEDghAGwpRqndsKEDFO7x1OXbHT5aQTkdi7RGfbA
嘴は細くとがっている。水中で魚を追うのに適した形。
脚
https://siasky.net/AADhyCdSpUc8e1Gv4CxuChp75ioOt9lE3tsK_vZWmPAosQ
カイツブリの仲間は水かきをもっていない。弁足と呼ばれる指にひだがついた形状をしている。
元気なころのお姿(冬羽。wikipediaの画像にリンク)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/3/30/Podiceps_cristatus_winter_plumage.JPG/800px-Podiceps_cristatus_winter_plumage.JPG
朝の5時から職場の外回りしてると玄関の前になにやらマフラーのようなものが落ちている。
やれやれ拾得物かと思って近づくと・・・鳥。
脚と嘴を見てすぐにカンムリカイツブリだと識別できた。
水面で見ると大型の水鳥なのだが、そこに横たわっている姿は随分小さく見える。サギなんかのはく製を見た時と同じ印象を受けた。
喉が破れて出血している。死因はおそらく頸椎の損傷。
たぶん、ねぐらの水域から餌場の河口域に向かう途中、私が管理するビルの窓ガラスに衝突、墜落死したのだろう。
ちなみに鳥は夜目が見えないわけではありません。この種のバードストライクが起こるのはガラスなど透き通った物体を通り抜けられると勘違いして衝突したり、何かに驚いたり追われたりして衝突するパターン、病気・ケガなどの体調不良でうまく飛べなかったパターンが考えられる。
早朝なのでカラスあたりとバッティングしたのかもしれない。
念仏を唱えて葬ってやった。
ちなみに(念の為後で調べたことだが)カンムリカイツブリから鳥インフルエンザウィルスが検出された事例があるそうだ。
まぁ、カンムリカイツブリに限らず野生動物を触ったらちゃんと手指の消毒しましょう。
鳥インフルエンザが怖くて鳥見ができるか教の信者ですが、ちゃんと消毒しました。
カンムリカイツブリさん、momijiさんに発見され せめてもの救いです。なんまいだ。。
飛行機のエンジンスクリューに巻き込み防止のバードストライクなど耳にしますが、自然界には無い人工物は鳥たちに識別できないでしょうね・・・。
やがて人間も自らが築いた文明にやられないよう祈ります(合掌)
コメントありがとうございます。
一般的にバードストライクというとそっち方面ですね。人命がかかわるだけに影響が大きい。あとは風力発電風車に巻き込まれタイプ。こちらは希少種の被害がクローズアップされてます。
でも一番件数が多いのは窓ガラスです。
小鳥の窓ガラス衝突回避用にガラスに張り付ける鷹の絵がありますが、効果のほどは不明。以前、そういう対策が施された安佐動物公園でイカルの衝突死を見たことがありますので。
大きな鳥はショックも大きいですね。
うちもたびたびあります。
スズメ、イカル、ジョウビタキなど・・・
スズメは脳震盪だったのか、手の中で温めたら生き返って飛んでいきました。
古い家は縁側ぐるりっとガラスなので事故多発です💧
昨年はキジバトがドン!と台所のガラスに。
ハトは無事飛び立ちましたがガラスはひび割れ
ガラス屋さんに換えてもらいました。
野生のものは何かと気になりますが
鳥インフルも豚コレラも人間にはうつらないと思います。
でも動物のマダニは気を付けています😅
コメントありがとうございます。
脳震盪で済むケースは幸運です。
カイツブリとか明らかに首が弱そうですもの。
昔ながらの家は餌場の近くに窓ガラスですものね
ジョウビタキなんかは窓ガラスに映った自分の姿を敵と思って攻撃してるかも?
窓ガラスにひびが入っても無事飛べるキジバトさん強い
鳥インフルがそのままでは人間にうつらないのは一応周知の事実なのですが、昨今のアレの変異速度を見てしまうと念は押しておいた方がよさそうです。
たしかに今はマダニの方が怖いですね。温暖化で新しい病原菌とタッグ組むかもしれないですし。
画像を見る事前の留意で心構えができて助かりました。さすがの心配り。
カイツブリはこの冬、散歩途中の池でよく見かけていたので…。😢
もみじさん、葬って下さってありがとうございました。
私は以前国道道路維持の職場にいたこともあるので動物の死体に慣れており、うっかりそのまま載せるところでした。
カンムリカイツブリはそのまま洋上で眠るのかと思ってましたが、ひょっとしたら池や川の身を隠せるような場所を選んでいるのかも。
身近な鳥でもまだまだ知られていないことがあるようです。
初めまして、こんばんは!
スズメとハトが窓に打つかって、暫く動けなくてその場で痛みの回復しているのを見かけた事が在ります。
散歩中に小さな動物の亡骸に遭遇した時は、藪の方に落ち葉に包むか🍂を掛けて合掌します。
(土を掘る物を道合わせていない)
それにしても、動物の感染症とか気を付けないといけないですね。
今迄余り気にしていなかったです。
参考になりました。
有難うございます。
コメントありがとうございます。
クマゲラを筆頭に素敵な北海道からの便りを楽しませていただいてます。
スズメやハトは人家に近い鳥だけあって被害も多いですよね。特にハトはどんくさいほうなので
後で動けたとしても嘴を折ったりすることもしばしば。時速数十キロで壁に衝突するんですから大変です。
生き物の死骸は野生の世界では誰かの役に立つので人目につかないように弔ってあげるのは素晴らしいですね。
感染症、抵抗力がちゃんとしてれば問題ないと思うのですが、小さな傷からの侵入とかもありあえたりするので。気をつけるに越したことがないです。
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