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「バードウォッチャーに打撃を与える言葉」第一位です(当社調べ😎)
ちなみに第二位は「もう抜けたみたい」。
(抜けた、とはバードウオッチング用語で渡り鳥が滞在地から渡去してしまったこと。特に渡り途中の休息地で用いられることが多い。反対語は「入る」)
電話対応風に説明すると
さっきまでおったのに→ただいま席を外しておりますor本日はもう退社しました
もう抜けた→異動になっております
遠征鳥見でのダメージは待っても現れる可能性のない抜けたが上のはずだが、さっきまでいたの破壊力は異常。言う人の「いやー残念だねえ😁」感も拍車をかける。
抜群の眺望を求めて登った山で、登山口から天候が悪い場合と山頂直前でガスまみれになるのを比べてみれば想像つくでしょうか?
前置きが長くなりましたが、久々に「さっきまでおったのに」を経験しました。
四国の次郎笈山頂直前。お腹の中で暴れるカレーを諫めていたら前を行くみんなから「雷鳥みたい」みたいな会話が。
あおいとりさんのカメラの画像を見ると、セキレイ科タヒバリ属の鳥。セキレイの仲間はご存じの通りトコトコ歩く姿が可愛いので雷鳥みたいというのも納得。
山で見られるタヒバリ属は99.9%ビンズイなのですが、どうも垢抜けてる。光の加減かねえとその場は一旦終了。(タヒバリ属の識別点など全部暗記してるはずもないし)
帰宅後PCで精査するとなんとムネアカタヒバリじゃあないですか!
本種は旅鳥あるいは数少ない冬鳥として主に農耕地などで観察される鳥。名前の通り胸から上に赤みがかかるのが特徴なのですが、秋の個体には赤みのないものも多く、他のタヒバリ属との誤認が多い種です。
まさか11月の標高1900m次郎笈山頂におるとは夢にも思いませんでした。
シチュエーション的に最高なのに加えて、ワタクシまだ未見なんですよ😭
一応レアタヒバリの中じゃ一番多いはずなのに。
あの時レアタヒバリと識別してたら日暮まで粘ったかも😅
珍鳥ハントも落ち着いて近場の普通種を楽しむ鳥見をやってますが、やっぱり見たいもんは見たい😡
「さっきまでおったのに」のダメージ記録はヤツガシラでしたが更新しました。
唯一の救いは本種に酷似するさらにレアなセスジタヒバリでなかったことくらいか。
そんなこんながあった山行記録はコチラ↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6169219.html
番宣かーい😁
写真は
左 ムネアカタヒバリ(あおいとりさんの写真です)
右 ビンズイ
識別点は多くありますが、こういう難しいやつでは雰囲気の差は重要です。目視できてたらビンズイじゃないのは間違いなくわかる。同定には至らないが。
その番宣を拝見していて時、どうして見逃したのかと思っていました
まさか超大盛カレーが原因とは(*_*;
逃した魚は大きい→見逃した鳥は珍種
コメントありがとうございます。
カレーはほんと美味しかったので超男気カレーをチョイスしたのは後悔してないのですが、食べても歩ききる胆力が足りなかったです😭
てつまろさんはしっかり先導してくださいましたし。
見逃した鳥は珍種、実はこれで何度目か。未だ再会叶わぬ種もあります。
私は「どこ?」で、見ていないよ。
他の鳥も見ていないけど( ´艸`)
過去例から、青い鳥さんの近くに出てるような?
でもね。みんな賑やかですから、そこは、それで( ´艸`)
コメントありがとうございます。
あの鳥が出てくれたのは霧に追われてきたのかも😁
そうそう、山小屋のあたりで沢山飛んでる鳥は見たのでは?
鳥が集まる方っておりますよね。うらやましい。
追えば逃げる。恋も鳥も同じですね😅
みんなで楽しく、の時は鳥は後回しなので、そこは、それで😁
すごいカレーでしたね!ブロッケンも!
でも「さっきまでおったのに」は悲しい!いや、悔しいですかね?
鳥のことはさっぱりですが、写真確認での興奮と悔しさが伝わってきます😁
ムネアカタヒバリとビンズイ、素人目では同じように見えてしまいます😅
また同じ時期に同じ場所に行っても見られるものではないんでしょうが、こればかりは運ですかね。いつかきっと見れますように🙏✨山野草も近いものがありますが、こちらはあまり動かないので…
コメントありがとうございます。
剣山系というだけで最高に楽しいのにカレーやらブロッケンやらでワイワイ歩いて素敵な遠征となりました😊
鳥の場合は翌日行ってもいるかわからないし、来年来るとも限らないので「さっきまでおったのに」の破壊力はほんと甚大です😱
特にこんな変なとこに現れるやつは今年生まれの道迷いが多いので二度とこんなシチュエーションは起こらないレベル(というか次郎笈山頂までいちいち確かめに行けない😅)
次に出会うときにはしっかり識別できるよう、念入りにポイントチェックしました😁
でもね、もみじさんがのっけてくれている私の写真と、隣の写真の鳥の区別がつきません(*_*;
しかも、「胸が赤い」・・・いや腹が赤いし・・・と思って写真をズームしてみると、赤い腹と思っていたのは手前の枯れた笹の葉っぱじゃった。
わからん私が見るのは「豚に真珠」というものですね😞
(今回ももみじさんとお話が通じるのはてつまろさん、お二人とも博学です👏)
今回はおいしいカレーで勘弁してやってください( ´艸`)もみじさんの洞察力ならいつかお会いできます。
コメントありがとうございます。
バッチリ写真ありがとうございます。おかげさまでレアものをしっかり確認できました。
いつものお題だと「んービンズイじゃないでしょうか😅」になってたと思います。
ざっくり分けるとビンズイは緑系、ムネアカタヒバリは赤系で、背中に白黒線が走っているのがムネアカやセスジの特徴です。あと、尾羽が短い。
しっかり識別できましたので次は見逃しません😎
すばらしい景観の旅♪どんなに皆様で楽しまれていても
見るべきものはちゃんと見られているのですね。
青い鳥さんナイスです👏
ビンズイはうちの方でも何度か捉えています、幼鳥も。
でも胸が赤い方はまだ見たことがありません。
もみじさんみたいに識別できたら、それはそれは楽しいでしょうね😉
コメントありがとうございます。
いいところでした😊山並みはどこまでも続き、谷は険しく深い。次郎笈山頂からは高知県の須崎方面も見えました。
グループ登山だと目が多いので一人では見落とすものも誰かが見つけてくれるのがいいですね。
初ムネアカタヒバリ識別できて良かったです。
ビンズイ広島県でも繁殖してるみたいですね。冬でも見られますが、そのまま居残った留鳥なのか北から下ってきた新顔なのかはわかりません。
タヒバリ属の識別はマニアも少なくて識別点の材料に欠けるところが難しいところですが、その分種類がわかると達成感凄いですね😁
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