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平成26年根の谷川氾濫から約10年。ついに復旧工事が完了したようです㊗️
工事の収束に伴い、鳥たちも少しずつ姿を見せてくれるようになりましたが、どうにもヒドリガモだけは戻ってこない。
同様の事象は平成30年豪雨被害の大きい三篠川でも見られます。
しかし、ヒドリガモはコンクリ護岸が嫌いなわけではありません。全域高潮堤防化された天満川にはごまんといますので。
食べ物が合わないのかなあ。ヒドリガモは土手の草も食べ、海辺ではアオサなどの海藻も好みます。コンクリ護岸の壁をつついていることも多い。ピカピカ護岸では藻が付着してないですし、工事用道路などで沿岸の草もないからでしょうか。でも、工事が行われなかった区間も多いし。
また、ヒドリガモは瀬よりも淵を好むように感じますので、水害と工事で流れが速く、浅くなった川を嫌っているのかも?
これからヒドリが戻ってくるかはわかりませんが、経過を観察してゆきたいですね。
「居ないことを確認するのも調査」先輩のお言葉です。
そんなわけで今年のカモ調査はなんとか完結。
集計してみると、三篠川のマガモ、カルガモ、コガモの数が歴代最高に😅
別に環境が良くなったわけではないのですが、2つの理由が考えられます。
①奇跡の9連休最終日での調査。工事が止まっていたので鳥たちが脅かされることが無かった。
②河畔林や芦原の伐採が進み、今まで見えなかった個体が見えるようになった。
ぶっちゃけこんなとこかと😅
次の休みは山にしよう。
写真は
左 コサギ
実はカモだけでなくサギ、ウ、バン、カイツブリ、カモメのカウントもやってます。
中 ホオジロ
調査対象以外の鳥もかわいい😊
右 大林散策マップ
今年初めて気づいた看板。「河川争奪」の文字にときめいて調べてみたら、根の谷川上流の上根峠は江の川水系簸川を根の谷川が(三度にわたり)河川争奪したために形成されたそうです。河川争奪国内認定第一号なんだとか。すごいぞ上根峠と根の谷川😁
(そんな川だから水害も多いわけだ😰)
水害、やれませんね。
コンクリ護岸は強そうに見えてバラっと壊れるし。
鈴張川もサンショウウオや翡翠がいたころが懐かしいです・・・
葦や真菰のない水路では暮らせませんよね。
宇賀ダムも工事中なのでオシドリたちはどっかへ行ってしまいました😢
寒い中、調査お疲れ様でした!
コメントありがとうございます。
水害とそれに続く復旧工事がセットで川の生き物たちに影響を与えてしまいますよね😰
しかもなんか「国土強靭化計画」とかつけちゃってやりたい放題です。川の工事なんて何をやっても30年も持たないのに😮💨
大毛寺川は水害から四半世紀経ってようやく昔の姿に戻りつつあるので、鈴張川もあと20年辛抱です😨
翡翠は戻ってくるかもしれませんが移動力の弱いサンショウウオは心配ですね。
オシドリたち、誰も踏み入れられない砂防ダムなんかでうまくやってくれてるといいのですが。
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